木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

座面削り

2009-02-17 22:18:31 | 木工
ルーターで粗彫りした座面を鉋で削りました。


使う鉋は、刃幅24mmの四方反り台の小鉋。
反り台のカーブは掘る部分の一番きついRが削れるように調整してあります。


はじめは横摺でざっくざっくと削ります。
テンプレートの形状を直して荒堀りしたのでとても削りやすくなりました。


ルーターで粗彫りした段差の線が見当になってくれます。
削るに従い鉋の刃の調子を低くし、左右の削り具合を手で確認しながら削っていきます。


段差の線が消えました。ここまで20分程度です。

次は仕上げ

調子を低くした豆鉋で、高い部分を舐めるように削っていきます。逆目や横刷りの傷も取って仕上げます。


4枚削り終わりました。
この1年間で座面を15枚削りました。だいぶ慣れて少しこつがつかめてきました。


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アームチェア 荒削り | トップ | 前脚の仕口加工 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

木工」カテゴリの最新記事