季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

フェルトの種蒔き

2012-11-30 21:05:24 | 講習 PrivateClass
前に講習会でお会いした方が「もっとフェルトをやってみたい!」と強い希望を持たれて、それで行ってきました。フェルト基礎しっかり講習。

参加者は3人。大体は皆で同じものを作ってもらうのですが、今回は3人それぞれ違うものを作ります。それでまた後でシェアして貰おうと言う計画。

一つは花。茎が付いています。これは私がフェルトを習い始めた時に教えて貰ったものですが、作り方がダイナミックでとっても面白く勉強になるものです。あとで繰り返し作ることでフェルトだけでなく色の研究にもなります。

もう一つはフェルトボール。基本中の基本ですがこれが結構コツがいるし力も要ります。小さいけど大事で大変。それを色を混ぜて作って丁寧に仕上げるコツも伝える。
いろいろこまごま秘密がある。それは文章や言葉では伝えられない。手から手へ観て自分の手を動かして感じて伝わるものです。ここら辺がフェルトの難しく面白い所。ちょっとの事で全然違ってくる。

その二つとおやつに頂いた美味しい手作りレモンケーキと一緒に。

       

もう一つは鍋敷き。模様を作るのに随分力を注いでいました。しかし作り始めるとパワーがあるので早く出来ました。これはいつも不思議に思う事だけど、羊毛を縮めてフェルトにする時ガンガン頑張ってそんなに縮まない人もいるし、そんなにゴンゴンやってるように見えないのに開けて見たらズーンと縮んでいる人もいる。
今日の彼女は後者でした。羨ましい。
分厚い素敵な鍋敷き&鍋つかみが出来ました。

       

今日一番心に残ったのは、取りまとめて下さった彼女の熱意と誠意と賢さ。
彼女は大きな病気を抱えていますが、前向きにパワフルに物事を観て進めて行きます。その健全さはすばらしと思う。そして彼女の仲間の二人ともがまた素晴らしいお友達で、一緒に過ごしてとても楽しかった。
フェルトが縁でまた素敵な出会いがあったなあ。いつもこういう時にフェルトしてて良かったと思います。

さあまたフェルトの種蒔きが済んで小さな芽が出ました。これから育って行きますように。見守って行きたいです。


帰ったら息子がお腹を空かせていた。朝から準備しておいた料理。この頃のテーマ「肉以外でタンパク質を摂る」シリーズ。今は高野豆腐を使う事に興味があります。
朝、湯を沸かしてそこにガラパウダーや醤油、こしょう、ごま油、生姜など入れてそこに高野豆腐を入れて十分にダシを沁みこませる。それを冷まして容器に入れて冷蔵庫に入れておきました。
夜にちぎって片栗粉と小麦粉を混ぜたものにまぶして油で揚げる。高野豆腐のから揚げです。
衣がカリカリで中身はジューシーで美味しい!

       

前に作った時は味の具合がわからなくて薄くて、まあ食べられたけど高野豆腐の味がメインでした。それで後で甘酢をかけた。
今回はそれを参考に味付けを工夫したのでちゃんと美味しくから揚げ風になりました。もちろん鶏肉とは味が違うけど、また別の料理として美味しく食べることが出来る。
これの良い所はあとでとってもお腹が一杯になる事です。苦しくない感じで。穏やかな満腹感が良い。

まだ美味しくなる気がする。工夫してみよう。高野豆腐、他にも炒め物などにも使いたい。

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ぽつぽつぼちぼち

2012-11-28 20:43:38 | ウールクラフト WoolCraft
朝は来年の講習の相談に行ってお母さんたちと楽しく話を進める。
私ももうちょっと練って行かないと。

うちでのいろいろな細々とした今まで横にどけていた事を一つずつする。
この前紡いだ糸を玉に巻いたり、少し編んでみたり。(この半年くらい振り返ってみるとこの紡いで編むのだけは続けてる。他は全然なのにね。どんなに気が他に行っててもできる仕事なんだろうか?フェルトとか全然してない。たぶんフェルトをするにはもっと一杯の「活性化エネルギー」が必要だと思う。)

寒くて足が冷える。あれがいるよ。そう言えばまだ底の皮を縫い付けてなかった。5月からほったらかし。
それでやり始める。でも前もそうだったようにすぐに針が折れる。勿体ないくらい。たぶん皮が今までにまして分厚いから。もう針の残りも少なくなってきたので代替策を実行する。縫い方かえました。
ブランケットステッチでやってたけど、普通にかがることにした。それも外から。
そうしたら縫いやすいし早いしいい感じ。どうせほどけるときは一緒だからこれでも大丈夫だと思います。
もう片一方も縫い付けて早く履きたい。このフェルトのルームシューズはとっても履き心地が良いです。
ほんとに温かいし蒸れないし丈夫。たぶん私が教えるフェルト作品の中で一番の難関だと思うけどそれだけの価値があります。ちょっと底が薄くなってきてるから中敷きを作らないとね。

       

あー、フェルトやりたい!むくむくと作品作りたい衝動が湧いてきた。頭の中にはモデルが長い列を作って待ってるんだけどなあ。
でもまあ仕事の方が先だ。準備準備…。お仕事あるのがありがたい。それと今までのしなかった事の取り戻し。ぼちぼち取り組む。
うちも片付けないとねー、今年は年賀状も。師走が近づく。
Comments (2)
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All the lonely people 

2012-11-26 21:32:48 | ハンドワーククラブ HandworkClub
昨日の続き。
息子はすっきりした顔して帰ってきました。良かった。自分で納得行ったらそれでいいと思う。
結果はどうあれ。

頑張ったので好きなピザにした。もうカロリーとか気にしないで食べる日だ。
娘がこの頃料理に興味があるらしい。これまで息子の方が料理担当が多かったんだけど。
スマホで上手にレシピを探して思う味を見つけて作っている。
餅を乗せたいらしい。そして白ネギとベーコンも。ハチミツと醤油とみりんを混ぜてたれを作ったりしている。器用だなあ。
下のがそうです。上のは私が作った定番のトマトソースの。生地を発酵させている間にソースも具も用意できる。

       

焼いた後。美味しい水菜とカブのサラダと一緒に。徳島の友達の所から来たもの。すごく美味しい!

       

娘の作ったのがとっても美味しかったです。また食べたい。

これはこの日のではなくて、前の週に箕面の滝に行った時に手に入れたもの。
モミジの天ぷらです。天ぷらって言ってもお菓子です。硬い。カリントウみたいな味です。
これは大人になるまで食べた事なかったけど、買って食べてみたら美味しくてたまに食べます。
中にモミジが本当に入っています。

       


今日のハンドワークについて。
朝から雨で出足が遅かったけどみんなどんどん集まって来て最近では最高の人出。
それぞれに自分の作品作りに取り組む。私も忙しくしてて写真を撮る暇なかったです。

手も動くし口も動く。いろいろと話をして楽しくまたストレス解消。
お茶を飲んで終わりかけに「これ、洗って来ましょうか?」って彼がたくさんのみんなが飲んだ茶碗を重ねてる。
「いいよ、でもやってくれるんだったらうれしい。」って言うと「いいですよ!」って。
それで「これって素敵な夫婦の会話みたいやね。」って私が言う。「これが家庭やったらめっちゃ円満やん!」ほんとにそうなんです。

最近手に入れたビートルズのCDでリボルバーって言うアルバムがあるけど、その中にエリナーリグビーと言う曲があって、その曲を聴くといつもここの人たちの事を思う。一人一人は大体うちに帰ったら一人っきりで生活して家族がいない人が多い。



All the lonely people where do they all come from?
All the lonely people where do they all belong?

今日も嫌な気持ちでいっぱいでそのことを長い間話してる人がいたけど、それは子どもの時にどんなに大事にされなくていつも厳しく自分の存在価値を認められなかったかって言う話だった。だいたい他の兄弟と特別違う悲しい扱いを受けたらとっても心に傷付くらしい。観ていたら。(まあここの話はたぶん普通の人が想像するより極端です。)そう言うところからこの人たちは来てるような気がする。

それでもここの人たちはここに来ると素敵な家族みたいな仲間がいる。それはとっても素敵な事だと思う。それぞれの居場所で心地よく過ごせる時間。
そこからみんなの回復が始まるのかもしれない。



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勝尾寺まで歩く

2012-11-25 15:37:43 | 季節 Season
息子が試験に出かけて、夫と二人で昨日から行こうかと決めていたハイキングに出かけた。
歩くよ~!

うちから見える山の上に勝尾寺と言うお寺があります。そこに行ってみようと言う話になって。
結構遠い、しんどいらしい。でも頑張ろうかと。
前も娘のセンター試験の時にいてもたってもいられなくてずーっと歩き続けて神社にお参りに行ってました。
今回もそんな感じ。

うちの近くでももう素敵な紅葉が見えます。

       

始めの1時間は街中をどんどん登って行くコース。これは実はあまり面白くない。でも歩かないとね。登山靴を履いているけど、これは舗装道路は結構歩きにくい。

やっと山に入った。そしたら私は俄然元気になる。きっと歩き方まで変わる。それまでは夫にえいこら着いて行くのがやっとって言う感じなのに、山ではガシガシどんどんグングン登って行けます。子どもの頃に父に良く山に連れて行ってもらってたからかもしれないけど、山が好き。いるだけで歩くだけでテンションが上がる。ここは昔の勝尾寺の参道だったそうです。

とにかくずーっと登りです。それがきつくなったりゆるくなったり。その途中に向こうから来る人に「こんにちは!」って挨拶。休んでる人たちがいると思ったら、こんな所をマウンテンバイクで登っている。すごいな。結構ハードな道です。

ずんずん登っていると細い道を登った所に突然開けた。池が見える。そこに写った紅葉の山が何とも美しい!ほんと、来て良かった。

       

最後は下りの階段です。体にとっては登りの方が楽なんじゃないかと思う。下りは危ないし膝や太ももへの負担が結構大きい。
そしてとうとう2時間半歩いた後に着きました。勝尾寺です。今までは車でシューっと言ってたのでその感じがわからなかったけど、山道から下ってお寺に着いたときは本当に異世界に着いたよう。とってもきれいです。

       

山道にはあまりモミジがなかったのでここのきれいな庭は特別美しく見える。

       

いたるところにすばらしいモミジがあります。

       

       

これは特別に大きくて美しいモミジでした。

       

下から見たもの。

       

そして本堂に着く。心を込めてお参りをします。

       

少しゆっくりしてたらお腹がやっぱり空いてきた。息子のお弁当と同じおにぎりを食べる。
「いっぱい食べたら眠くなるからおにぎりで良い」って言ってたので。
久しぶりにおにぎり弁当を食べたけど、美味しい。梅干しのおにぎりってこんなに美味しかったっけ?
お米って噛めば噛むほど美味しいなあ。
歩くとこんなに食べ物が美味しいのか。すごいなあ。歩いてみるもんだなあ。

       

ここには達磨みくじがあって、それを後でそこここに置く習慣があります。
可愛くて楽しい!紅葉の山といい感じです。

       

帰りはさすがにバスにしました。臨時便が出てたので飛び乗る。
なんと降りるのはそうでもなかったけど登る車線がものすごく混んでいました。もう勝尾寺から麓までびっちり。これは車で来なくて正解でした。
それでも駅まで40分はかかって降りる。またバスに乗ってうちに帰りつく。
私たちの靴、頑張りました。

       

いつでもすぐに見えてる山。また登りたいと思う。山が好き。夫は良く一人で行ってて、私には無理だといつも言ってたけど山が大丈夫ってわかったみたいなので、また一緒に行けそうだから良かった。

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フレディーのひげ

2012-11-24 22:40:05 | 音楽 Music
今日は楽しみにしていたフィルムライブ。
QUEENのハンガリー、ブタペストで86年にあったライブの上映です。

張り切ってどんな格好をしていくか考えに考えて髭を作ることにした。
羊毛を混ぜて色を調整して、初めはニードルの後に水でフェルトにして、なんだか堅くて良くない。
それでニードルだけで作ることにした。
それでもなんだかどれも大きすぎ。どんどん小さくしながら長さや幅や曲がり具合や両端のとがり具合など何度も試着しながら仕上げました。
結局8つくらい作ってこの二つが出来上がりです。(私と夫の分)
髭って考えてたより案外難しい。
ちょっとでも顔のつくりから出たら違和感があります。それを合わすのは至難の業でした。
そうやって持てる限りの技術を使って作った贅沢な髭を両面テープでバンドエイドを切ったものを貼り付けてそれを鼻の下に貼り付けて映画館に行きました。

       

かなりの恥ずかしさと面白さでした。非日常。
付けて見たら自前の髭と見間違うほどの(おおげさ)出来栄え。
初めて髭を付けましたが、初めはもしゃもしゃして違和感があったのですが、慣れるとなんだかほんわかして温かくて気持ち良い。なにげに鼻から吸う空気も浄化されているような気がする。髭、結構良いですよ。(何を勧めてるのか?私は…。)

ふざけてるようで実は今日はボーカルのフレディー・マーキュリーの命日ですから大真面目です。
ライブも初めて観るもので音も本格的で楽しめました。
ほんとうに86年のブタペストにいるつもりで楽しむ。

大真面目でふざけて楽しむのもフレディーらしくて命日にふさわしいんじゃないかと一ファンとしては思います。フレディーありがとう!QUEENありがとう!上映が終わって最後は拍手がなかなか鳴りやまなかったです。
Comments (4)
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人間バンザイ!

2012-11-23 18:48:07 | 暮らし Daily life
ずっと本当は何回も行こうと思っていたのにもう会期が残り少なくなってあわてて今日行って来た。
万博公園内の民族博物館の特別展示「世界の織機と織物」展。

入口前に巨大な円筒形の織物が

       

中を通れるらしい。たぶんビニールのひもで出来てる。光を通してきれいです。

       

この前はさっと全体を撫でるように見ただけだったから、今回はじっくりと観るつもりで取り組む。
もう入ってすぐの所で10分以上かかる。

「からだ機(はた)」「手機」「足機」ここら辺がものすごく興味深い。
人がなんとしてもどうやっても布を織り上げようと言う気迫に満ちている。何がなくてもあるもので出来る事で。その意気込みと知恵と工夫と頑張りに心を動かされる。

「腰機」になってくるとまた興味が現実味を帯びる。ここら辺を実際にやってみたい。前から準備出来てるのに延び延びになってる。
感心するのはどんなに原始的な機であってもそこから生まれる布はとても繊細でち密で美しいと言う事。
模様や布の滑らかさなど息を飲むようだ。そのギャップに開いた口がふさがらないまま。じっといつまでも見入る。

だんだん見ていくと機が進化してきてくるんだけど、とにかく「経糸を張って横糸を通す」と言う原理を守っていれば、なんだってどんなにだって工夫してやり遂げている。杭を打って糸を張ったり上から吊るして石で重しにしたり。

あとは素材の所も感動する。
ほんとに昔から人は身の回りにあるものをなんだっていつだって工夫して使って織って来たのだ。
私が毛刈りした羊の毛を洗って梳いて紡いで形にしていくのを「器用だ」と言う人がいるけれど、これを見たら昔の人たちのいかに器用で賢く我慢強かったかがわかる。
植物動物なんだって繊維が採れるものならなんでも使っている。

そう。次々現れるいろんな仕組みの機や布を見て鼻血がでそうになりながら、口が開いたまま塞がらないまま、何を考えてたかと言うと。
「この人たちすごい賢い!」って事だ。賢いにもほどがある。こんなに細い繊維を準備して染め分けて滑らかな美しい布を織ってきれいな模様を作って…。想像できないくらい難しそう。
きっとこの人たちは三角関数も微分積分も元素記号も知らないだろうけど、だからって言って賢くないわけじゃない。この人たちの賢さに脱帽だと思った。私は学問を習ったけどこんなこと思いついて出来るかって言われたら難しいと思う。一人がいっぺんに思いついたものではないにしても何百万何億って人たちの知恵の結晶だったとしてもそれはすごい事だと思う。
これが本当に価値があって素晴らしい人間の能力だと言う事を今まで正当に認められて来ただろうか?
織子ってつらくてみじめな印象じゃないのか?
昔の人たち、文明と遠い所にいた人たち、そこで地道にこういう作業を毎日淡々として少しずつ技術を進めてきた人たちのすばらしさを私は観ながらずっと感じていた。
人間ってすごいな!素晴らしいな!

ここで見れるのは織りの素晴らしさだけじゃなくて人がどんなに物を作る能力をもっているかの素晴らしさもだと思った。

2階にある展示もまた一段と面白く、驚いたのは「異形の織物と織機」の所で、ロープの周りに丸く円筒形に折って行く織機があってすごい仕組みだと思っていたらそれは「ランプの芯」を作る織機だった。
燃えて消えるものをこんなに手間をかけて織る事のすごさに圧倒される。

極めつけは越後上布の作業工程。これはもう気の遠くなるような仕事の連続だ。こんなに儚い糸を紡ぎ、織って行くそのすごさ。
前に竹富島で同じような糸を作っているのを観たことがあるけど、本当に感心する。スピンドルがしんどいとか言ってる場合じゃない。全部手と唾で細い細い繊維を繋いで糸にしているのだから。それに糊を付けて経糸にしたり染め分けて織ったり。頭が下がる。

文明って本当に進化したのか?人は成長しているのか?なんだか賢くなったようでじつは愚かにもなっている気さえするほど、昔の人たち世界中の人たちの叡智に感心しました。

はたと今の人の暮らしを見てみて、いろいろなそう言う機会を機械に預けてしまって自分の能力を使ったり進めたりする機会が無くなって来ていることに気付く。
ここでやっぱり私たちは手で物を作ることを昔の人や専門家のようにできなくても不器用でもすこしずつ取り戻していく事がやっぱり大事なのではないかと、手仕事の講師として実感した。
私はやっぱりこの道で人と関わって人の本来持つ力を取り戻す作業をやって行きたいと思った。
その大切さに改めて気付いた。

そんなこんなの興奮冷めやらぬうちに、気付くとお腹がとっても空いていて民博のレストランに向かった。ここはエスニックなメニューが豊富なので有名です。大体季節や特別展に合わせてメニューが組まれています。
今回は織りの特別展なのでその関係のはないようです。

私はタイのマッサマンカレー。ゴロゴロ大きな鶏肉がたっぷり入っていて、野菜は素揚げされていて香ばしくて美味しい(特にこの上に乗ってるキノコのフライが美味しかった)!ボリュームもたっぷりです。サラダのドレッシングもちゃんとタイ風。ベトナム風のコーヒーゼリーは私は少しの味見だったけど(コーヒーを飲めないので)本格的でした。

       

夫はガパオランチ。スパイシーなひき肉と野菜炒めとご飯に目玉焼き。

       

頭も心もお腹もいっぱいになって、常設展まで手が回らない。いつものパターンで万博を後にした。
行って良かった。人間の素晴らしさを実感できた今回の特別展。企画運営して下さった方たちに本当に心から賛辞を贈りたいです。

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うちでミシン仕事

2012-11-21 14:07:38 | 手仕事 Handicraft
久しぶりにうちに居れる日。
ハンドワーククラブの宿題をしよう。ミシン仕事。その合間に小豆でも炊こうか。
ぜんざい。結婚したての時はなんだか苦くなったり甘さがうまくできなかったりいろいろでうまくいかなかったけど、今は時間さえあれば何の事はない。
小豆を洗って2回茹でこぼす。そして水を入れて煮る。柔らかくなったら砂糖を入れて塩を一つまみ。それだけだ。

       

宿題の一つはハンドワークの彼女が作っているスカートにジグザグミシンを当てる事。あの簡単ミシンは直線縫いしか出来ないので。それはまあ時間はかかったけどすぐ出来た。
もう一つは事務長さんに頼まれた椅子の座席のカバー。いつも座って仕事しているので破れていて、前にカバーを作ったのももう破けて、新しいのを注文された。新聞紙に型を取ってきたのをきちんと型紙にする。

       

簡単縫い代スケール。牛乳パックでこんなに簡単に作ったものでとっても便利に簡単に縫い代線が引けます。チャコペンはこのタイプの粉が出てくるのがとっても使いやすい。

       

こうやって印を付けて行きます。これ、簡単すぎるけどすごい発明と思う。これだったらだれでも洋裁できるよ!保証付き。

       

そんなことしてる間に小豆が炊けてきた。こうやって豆がつぶれてきて中身が出て濁りが出てきたらいい感じ。砂糖を入れる。上白糖がメインだけど粗糖も入れる。味の幅が出ます。

       

ちょっと食べてみる。大丈夫。美味しい!これを温めて、または冷蔵庫に保存してたらそのまま冷たくみんなが勝手に食べて行く。夏はアイスクリーム入れたりして。それも美味しい。

       

布を切ったのでさあミシンをかけます。私はしつけとかしないで待ち針で留めてずんずん縫って行くよ。

       

こうやって考えながら思いつきながら自分の感覚と頭を存分に使って心を込めて物を作るのが好き。
なんだか自分がすごく誇らしく思える。
出来ました。後ろに紐も付けた。大きさも大丈夫と思います。

       

貰った布でとってもいいものがあるのでそれで作った。自分でも惚れ惚れするほどの上等の座席カバーが出来ました。この冬はボスはあったかで仕事が出来ると思う。良かった。



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秋の日、今日もフェルト作り

2012-11-20 16:06:26 | 講習 PrivateClass
プライベートクラス。キャスケットの講習。
仕上げの日です。
紅葉が美しい道を歩いて行く。
窓からの素敵な紅葉が見える。良い所だなあ。

羊毛を型に乗せて石鹸水をかけて擦って一応の縮絨を終えての参加。
これから形作り。

この過程がおもしろくそして集中力がいる。
全くの平面を自分にぴったりの大きさとデザインの帽子の形にしていくのだから。
キャスケットと言っても少しの大きさやカーブやツバの出方などで印象が随分変わる。
私も手伝いながら少しずつ自分の形を決めていく。何回も洗って絞って被って鏡で見て、これで良いと言う形まで持って行く。この作業は言葉でも絵でも表せなくてほんとに真剣勝負。もちろん融通が利くのがフェルトの良い所だから何も心配はいらないけれど、感覚と勘を存分に働かせないとうまく行かない。

そして出来上がったら洗って脱水して縫い仕事に入る。一針一針しっかりと縫いとめて行く。
形を整えて出来上がり。(写真撮ってないです、残念!)みんな同じ型で作ったとは思えないくらいの素敵なものが出来ました。
子どもさん達の分も作りたいと言う事で子どもさんの帽子を持って来て貰って型紙を作る。
少しの線も大事にして少しずつ進めて作る。使う羊毛の量など電卓を使って計算して割り出す。
いいものが出来ますように!

帰りにたくさんの美しい秋を見つける。ふと足元を見たら溝の蓋にどんぐりが挟まって並んでいてそれが可愛い。

       

私が住んでいる所は美しい所だなあと季節折々に思います。空気もきれいで景色も良くて公園もたくさんあってその上便利この上ない。
とっても気に入っているんだけど、動物を飼えないのが難点。犬が飼いたいとずっと思っているのでそれを実現するためには動かないとなあ。あと、やっぱり土がある所に住みたいなあ。
でもこの場所も家もとっても好きです。しみじみと思う秋の日。

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それぞれの道を一歩一歩進む

2012-11-19 21:13:02 | ハンドワーククラブ HandworkClub
ハンドワーククラブにて。

それぞれの作品に取り組む、今日も。

フェルトは
いろいろな技法を研究する彼女。ゆっくりと一つ一つ味わうように。

一番初めに来た時に「帽子が作りたい!」と言って「いきなり六甲山頂まで登るのしんどいから、ちょっと散歩からやろうか?」って鍋敷きから始めた彼が念願のハンチングを。もうすぐ仕上げ。自分の手で羊毛がどんどんとフェルト化して行ってどんどんぐんぐんとハンチングの立体の形になって行くのがうれしく楽しく誇らしい!すごいすごいとかっこいいかっこいいとみんなが口々に言う。言わずにはいられないほどの素敵な帽子が出来そうです。

フェルトの便座カバーを作ってる彼、いい感じなので持って帰ってサイズを見てまた仕上げは今度。

寄付された簡単ミシンでスカートを縫っている彼女。ミシンの使い方が難しく(簡単なミシンは難しい)「イラつくわ~!」と言いながらも手縫いに変更しない、なかなか骨のある人だよ。

この前の布キレで作るシュシュも人気。みんな気に入って着けています。私も着けて行った。

この前箕面に行った時に手に入れたお土産の「もみじの天ぷら」を齧りながらのお茶も美味しい。ほうじ茶と合う!もみじの天ぷらってかりんとうみたいな感じです。結構美味しい。

人生で初めての棒針編みにチャレンジしている彼、今までどおり一週間の間に何度もほどいたり編んだりを繰り返しているよう。それでも随分進んでいます。

       

今も目が増えたら減らしたり、それでも何とか平行に出来て行っててまた手直しした縁が味があっていいんじゃないかと私は思います。大体目を落としてないので解けてくることがない。それもすごい。
彼は今すごい勢いで棒針編みを習得しているんだと思います。来年は何を作ろうかなあ?って言ったら笑ってました。

       

毎年私たちが楽しみにしているクリスマス会の気分に入って行っています。「今度は何を展示するか決めといてね!」と声をかける。ハンドワークの作品はみんな持って帰っているので自分で決めて持って来てもらいます。
クリスマス会のリラクゼーションタイムは今年はもう一人の先生とタッグを組んでさらにステップアップを狙っています。楽しみだ
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トゥナパハ

2012-11-18 18:49:46 | 食べ物 Eat
昨日のスパイス整理の続きでやらないとと思ってたトゥナパハ作りをした。今あるのは前にスリランカに行った時に貰った物で、もう残り少ないから。
トゥナパハはインド料理のガラムマサラみたいなものと思う。カレー粉。スリランカ料理に使います。特に肉料理に必要。

材料は揃えてあった。何種類ものスパイスを合わせて始めは大理石の乳鉢で、そして電動ミルで粉にしてみる。それがなかなかうまくつぶれない。クミンとかフェンネルシードやマスタードシードが小さくて硬いらしい。それですり鉢に移してすりこ木で擂る。少しずつ時間をかけたらなんとかつぶれて粉状になった。
それをフライパンで乾煎りして少し焦がす。で、出来た。焦がしているときに良い匂いがする。

       

なんか色とかちょっと違う気がするけど、まあいいや。たぶん使える。

そう思って出来て、ちょうどスリランカ人の友達から電話がかかって来てたのでかけてその話をしたら
「トゥナパハは誰も作らないよ。スリランカでもみんな買うよ。私は簡単に手に入るから、今度送って上げる。」と言われた。それで送って貰えるように約束しました。来年は年季が明けて向こうに帰るんだけどそうしたら向こうからも送ってくれるって。トゥナパハ問題解決!

それでも作ったのものは勿体ないのでしばらく使おうかと思います。おいしそうないい匂いだったし。

風邪がなかなかすっきりとしない。今日も昼寝してちょっとましです。熱は出ないけど。
まあ来週は元気で働けると思う。
息子も喉が痛いと言っているので警戒中。吸入器を買ってきました。二人で順番に使っています。

ジンジャーエールの元をお湯に溶かして飲んだりして体を温めるようにしています。
どんどん寒くなってきています。みなさんも体に気を付けて。       
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