元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

落語と腹筋

2010-10-14 23:30:10 | 身体
今日から落語教室3期めがスタート。

初回なので九雀師匠によるワークショップ。
"東の旅発端"というネタのはじめのくだりを。
このネタは噺家さんが1番初めに覚えるネタなのだそう。

「ようようと上がりました 私が 初席一番艙でございます。
チョチョン 旅というのも色々とございます。
チョチョン ……………
……………
その道中の陽気なこと」

途中のチョチョンは 台を叩きます。

このチョチョンの音より大きな声を出すこと。このチョチョンの間に息つぎをする。このチョチョンでリズムを作る。。
落語の基礎が身に付くのだそうです。

なかなか大きな声を出し続けて話すのが難しいのです。

「 大きな声を出すろいうのは体力的に、どないですのん?」
と、師匠からの御質問。

大きな声は 腹から出す。
腹筋のなかでも腹横筋。
そして息切れせず声を出し続けるには心肺持久力、ウォーキングやジョギングなど有酸素運動で心臓や呼吸器を鍛えます。

本日のスポーツ医学センターで、腰痛の方に腹横筋のエクササイズ=お腹を凹ます運動をお教えすると、、
「これは!!?!?」と驚かれたので、どうしたのか?とお伺いすると…
趣味で長唄をされていて大きな発声をするのに役立つ!!とのことでした。
腹横筋は 腹筋の深層でコルセットのような役割をする(=腰痛に効果的)とともに、呼吸筋でもあります。
本日のマタニティフィットネスでも妊婦さんに行いました。
分娩の息みに役立ちます。

落語をするにも体力勝負!
腹に、しっかりとした腹筋がなければ大きな声がでません。
そして・・・
腹に、ちゃんとネタが入っていないと落語ができません。
腹が 黒いと、そんな落語になってしまいます!?

今期のネタは ちりとてちん に決定。
体力はええけど、 錆びついた記憶力と勝負です。




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