斜視自動車評議会備忘録

実用車4台による12輪生活と気になるクルマの話題を中心に気になることをぼちぼちと

あのクルマ達は何処へ消えた

2006年01月22日 | クルマ
2代目パジェロってめっきり見かける機会が減ってきたような気がします。
バブル末期の1991年に登場し、当時のスキーブームやアウトドア志向に合わせて爆発的な人気車種となりました。
販売台数ランキングはカローラ、マークⅡに迫る勢いで、ベストテン圏内の常連でした。
納車までもとても時間が掛かり、人気仕様なら半年近く待たされることあったそうです。
そのせいか、中古市場ではプレミアム(新車価格より高いということね)付きになることもありました。
当方の聞いた話ではプレミアムの付いた仕様はロングのエクシードで、金と深緑のツートン。ショートではXR-Ⅱの青と銀のツートンだったとか‥
最近は景気回復といわれていますが、中古市場でプレミアムの付くようなモデルはないように思います。
バブルの頃はパジェロだけではなく、ちょっと思いつくだけでもスカイラインGTR、NSX、ユーノス・ロードスター、ビート等々結構あったような気がします。
現在にそのようなモデルが存在しないのはそこまで景気が回復していないのか、クルマ選びが多様化したせいなのかは知りませんが。

それと同様に2代目パジェロをベースにしているデリカスペースギアは登場から干支が一周しますが、いまだ現役です。(目撃数は年々減っているような気がしますがね)
当初は様々なボディバリエーションがありましたが、現在はショートボディの4WDのみになって今いました。
エンジンだってV6・3リッターのガソリンだけになってしまいました。
2WDもロングボディも商用モデル、当初は販売の中心をになっていたディーゼルエンジンモデル等々一切なくなってしまいました。
2代目パジェロに途中で追加された3.5リッターGDIモデルも追加されることなく‥
去年一杯をもってディアマンテとギャランがカタログ落ちした今となっては、ミツビシの暗黒時代を物語る数少ない生き証人になってしまいました。(新型軽自動車のi「アイ」と並んで展示される日を楽しみにしています。)

補足
基本的には耐久性の高いクルマなので、輸出されたクルマが数多いとは思いますが、路上からの消えっぷりは凄いと思います。
今日の目撃数は初代ランドクルーザープラドと差が無くなってきている様な気がします。
ディーゼル規制とリコール隠しのダブルパンチだったからなぁ‥


最新の画像もっと見る

コメントを投稿