昔が良かった。

古き良き時代というけれど。クルマ好きにとって、60年代、70年代は希望があった。

まだまだ出てくる。よそのブログを見て思ったこと③

2015-06-21 01:40:03 | エンジン

古いブロックゆえ、ある程度、完璧なまでには清掃は無理かもしれないが、あそこまで汚ければ、ブロック内側、冷却水で腐りとスラッジだらけの部分を、サンドブラスかけても良いのではないだろうか。

もちろん、ブロックにサンドブラスは、内部に残留物を残してはならないので、あの、クランクをアンダーメタル加工したあとに、新品メタルを傷だらけ、しかも何かが噛みこんだ痕のある状態で組上げたメカニックには到底できない次元の作業にはなるが。


今回も、リンク許可をいただきました。(ロメオ整備技術向上委員会より御礼申し上げます)
http://blogs.yahoo.co.jp/gracielavita1906/13353877.html

 

 

 

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私は、ある750SZの本物コンレロチューンのものを、再生、再チューンしたことが有るが、その時は、ヘッドはポートに亀裂が入っていたし、あの写真に近かったが、うまくサンドブラスをかけて(メクラ養生作業がポイントですが)、OIL穴は、通しなおし、それでも、組上げてクレンクを回したときに、メタルにビーズが一粒だけ、噛み込んだのを手に感じ、最洗浄し、無事組上げることが出来た。
何人かの人は知っているが、あのオーナーが私に自由に、鈴鹿でフルスロットルをさせてくれたときのものだ。どこかの編集長のものとは、コンレロの意味が違う。(コンロッドまで、一連ナンバーと、回りとめのロックがかけられていた本物だ。)
ああいうものをレストア(といっても、普段しているファインチューニングと同じ作業しただけなんだけど)するに当たっては、禁断のサンドブラスもする私だ。でも決して、焼きつかせないし、トラブルは出さない。何が違うかって、ただ単に丁寧な仕事をしているだけだ。
掃除も、洗いも、組み付けも、磨き、加工も、丁寧にしているだけ。

丁寧、それだけで、壊れない、他所で開けられても恥ずかしくない、状態に組めるのだ。

ほかにも、サンドブラスかけた、ブロックや、キャブはあるが、後でトラブルは出したことは無い。(丁寧な掃除それだけで、トラブルは皆無となる)

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あのブログの1600エンジンのコンロッドボルトは、たぶん新品に換えられているのだろう。なぜわかるかって?見ただけで長さが違う。 2000や、アルフェッタの後期の強化ボルトで、長さの長いほうだ。1600に使うと、会わせ部分の位置ぎめのところが、長さ分ずれてくる。1600や、1750に使う分は、それようのものを使う必要がある。それも知らないのにボルトを換えている。

メタルのスレ痕も、常識外の酷さだ。 O/Hした意味などまったく無い。
このエンジンを、O/Hしてもらって、お金を支払った、オーナーは、ただ、ドブにその代金を捨てて、皿の内部を傷つけられただけだ。

今回の、O/Hで、まともな状態に戻してもらえることを祈っている。

 

もう1台の1300エンジンは、なんか有名どころが以前にO/Hしたように書いてあるが、これも、ばらしたメカニックが言うとおり、さらに酷いことをされている。

バルブの見ると、INもEXもわからないメカニックがヤッタようだ。

AVで言うなら、ナマ中だしの様な正統派ではなく、アナル2穴強姦のような仕事だ。

いるんだな~。こんな強姦仕事して、客からお金を取るヤカラが。

正常に戻すにはどれほど大変か?

いや、私なら、たぶん正常には戻せないからと断るようなヘッドだ。

ドナー見つけて、丁寧に組みつけてね。

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いてるんですよ。(素人メカニックと、よく私がひとの悪口言うが、そんなののレベルじゃ無い。)
こんな仕事で金とってる、クズメカニックが。
クズを見分けられないオーナーがいるんですよ。
貴方の車、クズに、ゴミにされてもいいのでしょうか?

関西で、O/Hしている方は本当に幸運ですよ。(こういうエンジン見せられると、ほんと、そう思います。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
それ程怖くはありません (元メタル技術者)
2015-06-21 08:44:32
お久しぶりです

マスキングがしっかりしていればサンドブラスト自体はそれ程怖くはありません
自分も実際にしたこともあります
個人的にはマスキングを外す際にブラスト粉の侵入痕を確認していくのが重要だと思います
マスキングがしっかりしていないと見えない部分に挟まった砂が後で何かの拍子に出てくることがあるのが怖いのでその確認です

まあクランクを手回しした際にオイル粘度と各メタルのクリアランスによる抵抗を感じながら異常を感じ取れないと確かにダメですね
(ご存知だとは思いますが回りが軽すぎるのも異常な場合が多いですね)
自分は最初に火入れる際はもちろん緊張しますが、元々の仕事柄で実はクランクを最初に手回しする際のほうが指先に神経張り詰めて緊張していたものです

それにしてもあのメタルは酷い…
サンドブラス (管理人@走るゴミ箱)
2015-06-22 00:10:08
元メタル技術者さま>

できるものには出来る世界の話なので、
『マスキングさえしっかりしていれば』  それは事実なのですが。

右の足が沈む前に、左の足を出して進めば、水の上を走ることが出来るというのに、少し似ているような。

サンドブラスの砂地獄に嵌った、アマチュア、聞きかじりのショップオーナーがどれほどいるか。

自信がある人は問題ないのですが。

クランクの手回しのときの感触は、人それぞれで、なかなか表現しにくいですが、クランクの曲がり測定と、曲がりが範囲内に入る、メタルクリアランスの場合、クランクは完全に浮遊しての流体潤滑になるから、OILの粘度抵抗だけを感じてまわすというところです。クリアランスの大小による違いは私には感じません。(最も計算して、隙間を決めてラッピングしているので、どのエンジンも、目標クリアランスは同じなので)
もちろん、メタルキャップを締めた状態での、メタル真円度の測定や、ブロック側のライン測定もしての話ですので、オイル潤滑で、浮遊したクランクは、流体潤滑となり、メタルには接しないというのが、私の持論です。
だから、エンジン停止時、長く置いてあった場合は、自重で、クランクやコンロッドは、下に下がり、メタルと接するが、エンジンが始動され、オイルポンプによる油圧がかかった時点で、メタルから、ジャーナルは浮遊するので、他の部分の、メタルとの接触痕は、無いのが当たり前で、あのメタルのように、アッパー側メタルに、擦り傷があるのは、組み付け前の洗浄がされてないか、組み付け時の接着剤のカスが回ったか、もともと各メタルクリアランスでカバーしきれないほどの、クランクの曲がり、もしくは、ジャーナルの凸凹があったとの証になるという見解です。メタルって、荒い扱いされ、虐げられるから、ちゃんと証拠残してくれるんですよね。
オーバーヒートさせてしまったとか、後からの影響がある場合もありますが、あのエンジンの、掃除の仕方や、ライナー下に、シール剤を塗るなど、ロメオエンジンを組み立てる腕がまったく無いメカニックの腕の悪さから来るメタルの状態だと私は判断します。 マニュアルどうりに組めば、特になんともない、一番初歩のエンジン構成のものなんですがね。掃除も出来ないメカニックでは困ります。だれなんだろ。 技術向上目指すなら、名乗り出るなり、どこかのメカみたいにやめるべきでしょうね。あのバラシタ写真見る限り、向上心が見られない作品だモノ。

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