新工場に、移るに当たって、昨年暮れに、寝屋川の陸運事務所の隣の整備振興会の窓口に、工場の認証の相談に行ったときに、大阪と奈良では、同じ近畿運輸局管内でも大阪と、奈良では支局が変わるので、管轄違いとなり、まったくのイチから新規認証工場の申請をしなくてはならないと言われた。
40年近く前に、摂津の工場の認証を取得したときには、大阪の整備振興会に、相談に行って、
冒頭の写真の書類を、もらった記憶がある。
工場の賃貸契約書類から、市役所に騒音対策の相談とかに行って、ずいぶん苦労して、認証を得たことを思い出す。
そのときは、整備事業に参入するのだから、整備振興会に入らなくてはならないと聞かされていたのだが。
今回、26日の金曜日に、奈良の整備振興会を訪れて、新規認証の申請の相談をしてみたら、
いろいろと、以前の工場の事を聞かれて、国産車の車検主体の仕事でないのなら、整備振興会に入るメリットがないと言われ、それは、大阪の整備振興会時代も、同じ状態なので、振興会に入るメリットよりも、講習とかの時間ロスのデメリットのほうが多かったと話をしたら、ならば、特に、奈良の整備振興会に入る必要もないですよと言われた。
整備振興会に入らないと、認証が降りないと思っていた私には、びっくりの助言だった。
さらに話をすると、大阪で、認証工場だったのを、新たに奈良に進出してきたのかと聞かれ、大阪の工場を閉めて、奈良にやって来たと話し、大阪の振興会では、奈良に行くのなら管轄が違うから、認証の申請は、イチからやり直しだと言われ、大阪管内同士なら、移転と言うことの申請が出来るが、奈良ではイチから取り直しになると言われたのだと話すると、それは間違いだと言われ、認証は、運輸省だから、同じ近畿運輸局管内なら、移転は出来るとのこと。 振興会に入る勧誘をするのではなく、こと細かく、教えてくれた。
奈良の、整備振興会の親切さに感謝。。
そして、陸運事務所の整備課のほうに相談に。
ここでも、奈良での新規工場の認証申請で、過去の大阪での認証工場からの、移転ができると言う。理由は同じ、近畿運輸局管内だから。
工場の認証に、整備振興会入会は、必須ではないとのこと。
どうやら、昔と違って、板金屋さんとか、タイヤ屋向けの、足回りのための、車体認証とか、認証の区分が細かく分かれたので、車検工場向けの整備振興会への入会は、必要なくなったらしい。
当方としたら、困るのは車検時の整備振興会枠を使ってのヨコ入りが出来なくなることだが、奈良の陸事は、今度の三郷町工場からは、近いし、裏道からいけるので、特に問題はない。
申請書類は、一式もらってきたので、これから、工場の見取り図やら、工具の一覧を書き込んでの申請となる。
レース屋さんや、他のロメオ工場の多くのように、ヤミ整備工場でいいのなら、認証は必要ないのだが、私は人間として、家柄として、ヤミの工場などは嫌なので、また面倒だが、正規の道を歩むことになる。