ダンテ『神曲』とかシェイクスピア全集とか、千里の道も一歩からと、それぞれ原文で読み始めたのだけれど、今や旅も半ばを過ぎて足取りも幾分か楽になり、どうやらコロナ禍が終息するまでにはゴールに達しそう。もっとも、終息するのは何時になるのやら。まさか『オデュッセイア』をギリシア語で読み終えるまで続くのだろうか。ああ果てしない…!
ドイツ語で『ファウスト』はすでに読み終えた。原文で読んだからって面白くなるわけではなかった。今読んでる『ウェルテル』の方が面白い。
フランス語では2020年フェミナ賞のNature humaine、スペイン語ではボルヘス『ブロディーの報告書』、ラテン語では『変身物語(抜粋)』、チェコ語では現代小説家の短篇集を読んでます。コロナ禍であろうとなかろうと、私の心の旅は続きます。