政府を批判するのは有権者の務め

　桃の木が縮葉病にかかったのを放置しておくと、
　間もなく木全体が立ち枯れしてしまいます。
　そのように　政治共同体において政府批判の自由が萎縮するならば、
　やがてその共同体は立ち行かなくなります。
　批判的な見地が失われれば政府は劣化していく、
　それが現政権下で如実に起きていることです。
　このことに目をつむるのは、
　日本という政治共同体の立ち枯れに助力するのと同じです。
　後になってあなたはうそぶくでしょう、
　「私は何も知らなかった」と。
　知らないでいたかっただけのくせに。
　政府を批判する務めを放棄したかっただけのくせに。
　

監視社会＝密告社会

　体制への順応が強制される時代にはいつだって服従が内面化され、
　人々は相互に監視し合い　疑わしい者を密告してきました。
　中世ヨーロッパの異端審問の時代がそうです。
　みんなが摘発者になりたがり、
　誰かを被疑者に仕立て上げる暗黒の時代。
　密告すれば自分は疑われないからね。
　歴史は繰り返す。
　ほんとに嫌な時代がまたやってくる。
　あなたも私を密告しますか？
　

落窪んだ床を修理する

　床下浸水を長く放っておいたので　あちこち床木が腐って、
　そこの所は床が落窪んでいます。
　押入れなんか床板まで腐って穴が開いてしまいました。
　『落窪物語』のような陋屋です。
　父の看病にかかりきりの母には、
　家を修理するまでの余裕はありませんでした。
　帰ってきた私の大きな仕事のひとつが家の修理です。
　今年のGWは廊下の落窪の修理。
　DIYでできることは限られていますが、
　窪んでいる所のフロアシートを剥がしてベニヤ板を打ち付けたら、
　なんとか安心して歩けるようになりました。