くりりんのささやき

心の旅人くりりんが感じたこと、思ったこと。

 明日年賀状を書きます。

2016-12-27 22:16:24 | 日記
 大掃除は終わってないし正月料理の準備はまだだし、
 灯油価格は去年の5割増しになってるし、
 とてもおめでたい気分にはなれないけれど、
 1月1日になって初日の出を拝んだら気分も変わるしね、
 だから明日年賀状を書きます。
 そう宣言しておかないと怠ってしまいそうなので。
 「明けましておめでとうございます」で始まり、
 何やらちょこちょこっと書き そして「1月1日」で結ぶ、
 何十年も続くこのワンパターンが好きだと人は言う。
 はいはい だからね早めに書こうと思って筆ペンを探しました。
 けれど どこに行ったの?見つかりません。
 仕方なく買った新しい筆ペンで明日年賀状を書きます。
 

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障子紙貼り替え

2016-12-19 21:29:12 | 日記
 「障子紙 破れがなくても 貼り替える」
 障子紙貼り替えを始めると いよいよ年の暮れも待ったなし。
 忙しいのだから破れていないのは貼り替えなくてもいいのに。
 それでも汚れが気になったりすると、
 つい貼り替えてしまうんだな これが。
 古い障子紙をブッチャーの地獄突きで破るのは簡単だけれど、
 桟にこびり付いた古い糊をこそぎ落とすのが一番大変。
 濡れ雑巾で何度も拭くこの作業を丁寧にやらないと、
 新しい障子紙の糊付きが悪くなります。
 拭き落としても桟が乾くまでは待たないと。
 そうやってますますカウントダウンが迫って焦る、
 いつも通りの年の瀬です。
 

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剪定鋏でくるみ割り

2016-12-16 19:53:29 | 日記
 殻ごとのくるみが500gで200円、
 相当お得な買い物をしたつもりが、
 家に帰ってからが大問題 どうやって割る?
 煎ったものの トンカチでぶっ叩いてもペンチでぎゅう締めしても、
 おお 何たる固さ!
 割り方聞いてから買えばよかったなあ。
 くるみ割り人形でも買いますか?
 和くるみは くるみ割り人形のほうが割れてしまうそうな。
 和くるみ割り器というのがあるようだが結構なお値段。
 結局高い買い物になってしまうのか…
 いやいや和くるみ割り器の形状 剪定鋏に似ているぞ!
 というわけで くるみが逃げないよう壁にあて、
 剪定鋏で切れ目部分を挟んでパッキンときれいに真っ二つ。
 精密機器用ドライバーでほじって食べています。
 

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天井ペイントで背筋痛

2016-12-14 19:32:03 | 日記
 何かと忙しい12月なのに かてて加えてペイント作業。
 窓の手摺りだけにしておけばよかったのに次から次と塗り替えたくなって、
 とうとうテラス部分の天井にまで手をだしました。
 オーマイカラー・アサヒペン!
 脚立に登って背中を反らせて、
 そうミケランジェロがシスティナ礼拝堂の天井画を描いたように、
 無理な姿勢で連日ペイント作業をしたものだから、
 すっかり背中が痛くなってしまいました。
 ミケランジェロは偉いなあ。
 私も頑張って仕上げないと。
 

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『アウシュヴィッツの図書係』

2016-12-07 20:23:36 | 日記
 原作者のアントニオ・G・イトゥルベは、
 実在の女性ディタ・クラウス(1929年〜)に直接会って、
 アウシュヴィッツでの体験を聞きました。
 その実話から生まれた作品です(集英社2016年7月刊 小原京子訳)。
 あのアウシュヴィッツ収容所では本を読むことも禁じられていました。
 そのなかで子どもたちに本を読ませるため、
 わずか8冊のすり切れた本を命がけで隠していた、
 小さな「図書係」の女の子の物語です。
 何百万人ものユダヤ人が収容所で「殺処分」された事実はあまりにも重すぎて、
 人は時としてそれをを正視することから逃げてしまいがちです。
 だからこそ「文学」が必要なのだと思います。
 いみじくもウィリアム・フォークナーの言葉が巻頭言として引用されています。
 「文学は、真夜中、荒野の真っただ中で擦るマッチと同じだ。
 マッチ一本ではとうてい明るくならないが、一本のマッチは、
 周りにどれだけの闇があるのかを私たちに気づかせてくれる。」
 

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錆びた手摺り

2016-12-02 20:38:10 | 日記
 お湯割りの焼酎を呑みながら「冬隣」を口ずさんで、
 ふと窓をあけて冬空を見上げてみたい そんな夜。
 また一つ 命が星になりました。
 
   そこから わたしが 見えますか?

 もたれた窓手摺り 錆びている。
 赤い色の塗料だったかと思うほど、
 錆びている。

 ペイントしなければ。
 錆びを落として 新しい色に塗ったなら、
 あなたは私を見てくれますか?
 

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