ぶんぶんトークの会 ~横浜市栄区で脱原発に向けてあらゆる方法を勉強し話し合い行動する会~

本郷台の「SAKAESTA」で毎月第3日曜日に定例会を開いてきましたが、都合により当分の間、会合を見合わせています。

8月例会について(お知らせ)

2018-08-13 10:42:38 | ニュース
今月は残暑飛んでけ「納涼会」開催へ お知らせ

暑く長い夏……真っ最中ですが、いかがお過ごしでしょうか?
さて、ぶんぶんトークの会は毎月第3日曜日を定例会とし、JR本郷台駅前の「ぷらっと栄」
(横浜銀行3F)で15:00から例会を開いていますが、今月は猛暑対策&地域交流の試み
として、駅から徒歩3分のマンションの交流ルームを会場に映画を観たり冷たい飲み物片手
にワイワイと賑やかな「納涼会」を開くことになりました。

原発の再稼働&脱原発をめぐり厳しい社会情勢の折、地域での活動に参加してみようかな
……とお考えの方、ぜひお問い合わせの上、お気軽にご参加下さい。
 とき 8月19日(日) 15:00~18:30
                           ぶんぶん「納涼のつどい」事務局
 メール bunbuntalk@yahoo.co.jp
 TEL 090-2650-8240 *広報担当
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異常気象下、原発めぐり全く異なる対応!

2018-08-11 09:34:10 | ニュース
日本の原発、相次ぎ稼働めざす

あいかわらず全国的に暑く長く、しかもゲリラ豪雨による浸水や土砂災害の多発と、過酷な
日々が続きます。

そんな矢先、お盆休みののんびりムードに便乗するかのように、中国電力は10日、建設中
の島根原発3号機の稼働に向けた安全性審査を原子力規制委に申請。支障なく審査が進ん
だ場合、2011年の東日本大震災=福島原発事故後初めての「新設原発」となる可能性が
高いそうです。


 朝日新聞 2018年8月10日夕刊

同原発の立地は県庁所在地である松江市鹿島区片句(かたく)654。
中国電力は申請にあたって30キロ圏の島根県や松江市など周辺自治体の同意を取り付けた
というのですが、稼働となれば都道府県庁所在地唯一の原発で圏内に約47万人が住む上、
震災で事故を起こした東京電力の福島第一原発と同じ沸騰水型(BWR)の改良型炉。事故
時の影響は計り知れないものがあります。
 *30キロ圏 島根県: 松江市、出雲市、安来市、雲南市 鳥取県:米子市、境港市

驚くべきは朝日の記事の「燃料費削減のメリットがあり、稼働は経営にとってプラスになる」
という中国電力の役員のコメント。原子力村のノー天気ぶりは今に始まったことではありま
せんが、この時期、このタイミングで、この災害列島で、まるで危機意識ゼロの発言には脱
原発派ならずとも……。

“異常高温”で欧州の原発が相次ぎ稼動中断

さて11日朝に届いた「脱原発世界ニュース」に、猛暑がらみの注目すべき記事が載ってい
ました。
欧州各地でも熱波の影響で気温上昇、河川の水量減少、あるいは山林火災などがあいつ
いでいるようですが、とりわけ原発への影響が甚大で、その対応策に注目!
以下、6日付け『ハンギョレ』の記事から。

フランス、フェッセンアイムの老朽原子炉4基が稼動中断 
冷却水として利用する川の水の温度上昇と水量減少で 
スイスでは脱原発の主な理由として冷却水の枯渇も
  



2019年に閉鎖されるスイスのミューレベルク原子力発電所=資料写真//ハンギョレ新聞社

 欧州を強打した“異常高温”で、原子力発電所が相次いで稼動を止めたり出力を下げている。原子炉を冷ます冷却水の水温上昇のためだ。

 フランス電力公社は5日、東部フェッセンアイム原子炉の稼動を停止したと明らかにした。この原子力発電所は、欧州の“原発大国”フランスの最も老朽化した原子力発電所で、2020年4月に閉鎖される予定だ。フランス電力公社は、原子力発電所で使った冷却水により川の水温が過度に上昇することを防ぐための措置と説明した。AP通信は、今回の措置まで合わせてライン川とローヌ川近隣のフランスの原子力発電所のうち、計4基の稼動が中断されたと伝えた。

 三方が海で囲まれた韓国の原発は海水を冷却水として使うが、欧州の内陸にある原子力発電所はライン川、エルベ川、ローヌ川などの主要河川から水を引き原子炉の熱を冷却している。しかし、欧州を襲った猛暑と日照りで、河川の水量が大幅に減り、水温は大きく上がった状態だ。こうした状況で原子力発電所で熱せられた冷却水を放流すれば、魚が集団で死にかねない。

 欧州の他の地域でも猛暑で原発の稼動に問題が生じている。ロイター通信は、フィンランド南部のロヴィーサ原子力発電所も1日、北欧を襲った異常高温で、バルト海の水温がきわめて高くなり、出力を大幅に下げたと伝えた。フィンランドのエネルギー企業のフォルトムは「冷却水として使う海水の温度が普段より高い24度になった。このため原子炉の出力を下げた」と明らかにした。ドイツでは、フィリップスブルク原子力発電所、グローンデ原子力発電所、ブロークドルフ原子力発電所が、冷却水問題で電力生産量を減らした。スウェーデンの原子力発電所も出力を下げた。

 専門家たちは、地球温暖化による異常高温が、今後の原子力発電所の稼動に大きな影響を及ぼすと予想している。猛暑の中で電力需要は増えるが、冷却水の確保が難しければ原子力発電所の稼動に制約が出ざるをえないためだ。

 河川の水で原子炉を冷ます欧州の原子力発電所は一層脆弱だ。代表例がスイスだ。スイスは2017年5月、稼動中の原子力発電所5基を順次閉鎖する脱核決定を下し、主な理由の一つとして冷却水枯渇の可能性を挙げた。特に、1972年に建設された老朽原発であるミューレベルク原子力発電所は、周辺を流れるアーレ河以外に冷却水を確保する代案がない点が問題として挙げられた。ミューレベルク原子力発電所は、スイスの原子炉5基のうち最も早く2019年に閉鎖される。
キル・ユンヒョン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

ブログ編集室:注
『ハンギョレ』は韓国の日刊新聞。ハンギョレとは「一つの民族」あるいは「一つの同胞」という意味。


熱暑で原子炉4基が停止 フランス
『脱原発世界ニュース』から届いた最新ニュースには原発発電大国であるフランスにおける
危機管理の一端も。次は5日付け「スプートニク日本」の記事から。
「頭を冷やせ、日本の原子力村!」という声の高まりを!



フランス電力(EDF)は原子炉4基を停止させた。原因となったのは同国での熱暑。

フランスメディアが報じるところ、最後に停止したのは4日早朝のことで、フェッセンアイム原発の原子炉1号機。同原発は仏東部、ドイツの国境近くに位置する。
停止したのは、原発からグラン・カナル・ダルザス運河に放流される水の温度が基準値を大きく超え、動植物の死につながるおそれがあったため、放出される冷却水は摂氏28度を越えてはならない。
現在稼働している原子炉は1基のみ。一方、この数日は暑さのため冷房が活発に使われており、フランスの電力需要はピークを迎えている。(ウイキペディア)


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