葡萄舎だより

海峡の街・下関の、葡萄舎の住人・洒人 (しゃじん) が身の周りの些事片々を書き綴ります。
本人は日記のつもりです。

旗日

2006年07月31日 09時08分12秒 | 日記 ・ 雑記録
7月の最終土曜日の今日はエキストラワイン会。
9回に1回は幹事の当番が回ってくるのだが、
私が当番の時は、会場が葡萄舎だから大変だ。

葡萄舎はワイン会をするために建てた家だから、
ここで開催するワイン会はいつものことで、どうってことはないが
エキストラワイン会のメンバーには、お師匠さんが何人もいらっしゃるから大変だ。
なんだか、父親参観日でいいところを見せようとする子供に似てくる。
料理は敦煌の 胡 調理長が出張してくれるから安心で、
私はアルゼンチン仕込みのアサードを作ればいい。
昨日から サングリア を仕込んでいるし、ま、どうにかなるだろう。

葡萄舎でワイン会をするときは国旗を掲揚する。
国旗といっても三色旗で、さすがに日の丸は掲げない。
葡萄舎に掲げる国旗は一番頻度の高いのが三色旗で、
見慣れたせいか、葡萄舎には三色旗が良く似合う、と思う。

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三八会 への道

2006年07月30日 13時37分46秒 | 日記 ・ 雑記録
2ヶ月に1回、三八会に参加するときは、
長府から湯本温泉まで、山越えの最短ルートをとったものだ。 昨年までは。
今年からは、角島灯台、俵島灯台への定期巡回が加わったから、
日本海沿いに北上し、油谷湾を東進するルートを選ぶようになった。
そうは言っても、往復のどちらか、特に帰路は山越えをしていたのだが、
先般の豪雨で最短ルートの山道が崩壊し、全面通行止めになった。
片側交互通行で開通するのは8月4日過ぎ、と悠長なことを言っている。
盆までに、どうにか通行できればいい、ということなのだろう。

いつもは、朝4時には起きて、朝6時からの家業に間に合わせていたのだが、
最短ルートが通れないことを理由に、今朝の家業は放棄した。
朝の俵島灯台に立ち寄った。
やはり、灯台は灯りが点ってナンボ、のものだ。

俵島灯台の遠景は角島大橋と角島、だ。
俵島灯台の灯りを始めて見た。 そして、さらに、
角島灯台の灯りも確認できた!
角島大橋から俵島が見えるのだから、その逆は当然なのだが、
大好きな、2つの燈台の灯りが同時に見えるのはなんとも嬉しい。
しかも、一つ方向に。

三八会
今秋の旅行は取り止め。
来年秋に、還暦旅行として賑々しく行うことに決定。
今年は、あまり気分が乗らなかったから、これでよかろう。

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甲子園への道

2006年07月28日 17時23分22秒 | 日記 ・ 雑記録
88回を数える甲子園を目指す県予選の戦いは準決勝を迎えた。
第1試合は、下関工業 vs 多々良高校。
第2試合は、下関商業 vs 南陽工業。
試合の結果によっては下関同士の決勝戦かと思ったが、そんなに甘いものじゃない。

まず、第1試合で下関工業が負けた。
近くの高校だから勝たせたかったが、多々良の方が勝ちたい気持ちが勝っていた。
多々良は最近はサッカーで注目を集める学校だが、
放漫な管理で経営が破綻し、身売りして、来春からは校名が変わる高校だ。
慣れ親しんだ校名で、最後を飾るのも良かろう。

続く第2試合では、下関商業が、負けた。
下関商業、シモショウ といえば、伝統の胸の 「S」 のマークで親しまれ、
山口県の高校野球を代表する学校だ。
私が高校生の頃、好投手・池永を擁して甲子園を沸かせ、
私なんぞは、母校の校歌を覚えるよりも先に シモショウの校歌 を覚えたものだ。
今年のシモショウは、準々決勝をTVで見て、
なんと、点を取るのが下手くそなチームだと思って観ていたが、
一晩では、上手くなるはずもなかった。

かくして、今年の夏は地元チームの出場ナシで甲子園を観ることになる。
ま、今に始まったことじゃない。

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梅雨明け あ~ぁ厭だ

2006年07月26日 18時27分39秒 | 日記 ・ 雑記録
西日本で梅雨が明けた。
待ち望んだわけではないが、記録的な雨量で被害をもたらした荒梅雨だから、
いい加減には季節が替われ! と思っただけだ。
このタイミングで梅雨が明ければ、これから2ヶ月は過酷な暑さが続く。
1年間で、最も厭な2ヶ月間だ。
厭だ、嫌いだ、と思うからいけないのだけど、
これからの2ヶ月を、好きになんかなれないじゃないか!
あ~ぁ、厭だ。

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角島灯台 ハマオモト

2006年07月25日 17時39分05秒 | 日記 ・ 雑記録
梅雨明けの兆しが見えてきたそうだ。 今週末、か。

梅雨が明けると、角島は大渋滞をきたす。
なんたって、角島大橋から先は一本道だから、極端な話、
島に渡った車が戻ってこなければ、次の車が入れないのは理の当然だ。

前回の角島灯台定期巡回の折に食べた、おおはま食堂の超大盛りアラ炊き定食が
その後ず~っと尾を引いて、
アラ炊き恐怖症を患い、角島への定期巡回の意欲も失せていたのだが、
梅雨が明ければ角島に渡るのもままならず、意を決して家を出た。

私の灯台定期巡回は、角島灯台が月一で、油谷港俵島灯台が2ヶ月に一回だ。
俵島灯台は、月末に郷里を訪れる折に巡回する予定だったものを、
何を血迷ったか、車は進路を俵島灯台へとった。
県道下関長門線は、途中で土砂崩れ、通行止め。 美祢市に迂回するハメに。
それでも、道路そのものは空いていて、時間のロスは少なかった。

角島には正午前に着いた。
性懲りもなく、おおはま食堂へ。 性懲りもなく、アラ炊き定食を注文。
今日は普通の盛り付けだった。 それでも大盛りには違いないが。

灯台がある夢崎は、ハマオモト (浜木綿ともいう) の自然群落があり
ちょうど咲いていた。
山口県西部の海岸が北限らしい。
角島灯台は荒磨きの花崗岩で灰色っぽいから、ハマオモトの白さがよく似合う。

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蝉の初鳴き

2006年07月23日 16時50分57秒 | 日記 ・ 雑記録
昨年の夏には、葡萄舎の前の路地をはさんでお向かいのお宅があった。
お宅を取り壊し、周囲の庭木も伐採されて、今は更地だ。

私は、虫の声、鳥の声を聞き分けるのは得意じゃないから、
蝉の声も正確に聞き分けたことはない。
お向かいの庭木にはたくさんの蝉が鳴いていたものだが、
一つの季節が始まって終わっても、そういえば、
ミンミン鳴く蝉、ジィジィ鳴く蝉、ツクツクボーシ、カナカナもいたな、
そんな程度だ。

お向かいの庭木はなくなったが、隣は長府毛利藩の家老のお屋敷跡で緑の多い敷地だ。
今年も、三日くらい前から蝉が鳴きだした。
ただ、蝉が止まる樹木は遠くにあるから、今年は蝉時雨が聞けるだろうか。

蝉時雨、あればあったでかまびすしいし、なければないで物寂しい。
フランスでは、蝉が鳴くのはプロヴァンス地方だけ、とか。
だったら、日本で、蝉時雨が聞ける幸せをかみ締めようか。

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涙の敗戦投手

2006年07月22日 17時41分51秒 | 日記 ・ 雑記録
長府の街外れ、黒門の海岸にホームセンターがある。
壁掛け用の扇風機を買っての帰り、
並走するマイクロバスにユニフォーム姿の野球部員が乗っていた。
地元の豊浦(とよら)高校らしい。

印内の交差点で私は直進、マイクロバスは左折して野球場へ。
ここの交差点は信号が変わるのに時間がかかるから、
信号が変わるまで観察した。
運転席の後には千羽鶴が積まれ、その後の後ろの席には背番号1が座っている。
談笑している横顔が見える。
いつの頃から知らないが、ユニフォームも総メッシュで涼しげだ。
肌に張り付いたアンダーウェアーは、あれはあれで効果があるのだろうか。

甲子園を目指す選手たちを見たついでに、彼らの試合をTVで見ることにした。
下馬評では、豊浦高校有利だったが、思い通りの野球が出来なかったみたいだ。
下関工業がワンチャンスをものにして逃げ切った。

並走するマイクロバスの窓からチラッと見た、
背番号1の可哀想な姿は、見るに忍びなかった。
人生、思い通りにはならない。 いい経験をしたな。 涙の敗戦投手!

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雑記

2006年07月21日 21時57分47秒 | 日記 ・ 雑記録
梅雨前線は今日も日本列島を北上したり南下したり。
下関は昼から晴れ。 同じ時間に熊本は大雨。

葡萄舎1Fに置いていた簡易ベッドを片付けた。
半分パブリックのスペースにベッドは似つかわしくない。
当面、籐の椅子を置く。

明日は溝掃除。
ほとんどの家庭が下水道工事をしているから、
溝を流れるのは雨水だけのはずだが、それでも溝掃除をするという。
明後日も溝掃除。
明後日は葡萄舎の前の溝。 毎年のことだけど、連チャンは辛い。
この自治会、私が若手なのだから厭になる。
できのいい息子が居てくれたら‥‥なぁ。

相変らずの梅雨空の下でも、昨日から、気持ちが軽ろやかなのは、
昭和天皇のメモが公表されたから、だろうか。
馬鹿な宰相の居直りの強弁は、またかの感しきりだが、
あいつに、心の問題云々をいう資格があるものか!

すゞめのお宿 ここまで

2006年07月20日 17時39分07秒 | 日記 ・ 雑記録
山陰から北陸・信州と、モーレツな 「送り梅雨」 が席捲している。
下関も断続的に雨に見舞われている。
昨日、今日と太陽が顔を覗かせないから、気温は低いままだ。 室温で26度。
度を越した豪雨でイイモノって何もないけど、この低温だけは助かる。
しかし、これが長引けば冷夏で、野菜は高騰するし、稲作に影響が出よう。
いま、有頂天になっているのは馬鹿な宰相だけ、か。 嗚呼。

これまで、
植木鉢を吊り下げる篭にプラ容器の餌皿を置いただけの すゞめのお宿 だったが、
相応のシツラエをしてやった。
樹の根っこで作った15年前の作品だ。
1991年の風台風で、宇部市の公園の樹木が根こそぎ倒れた。
市の公園課が処分に困っていたのを貰い受け、いろんなディスプレイを作った。
その頃の私は任されていた店舗の成績が上がらず、営業会議ではつるし上げられ、
まったくヤル気が失せていた。
店のことはほったらかしで、樹の皮を剥き、つやを出し、製作に没頭した。
そのことが話題になって、地元紙にも取り上げられ、
社長も喜んでくれたのだから皮肉なものだ。

想い出に持ち帰り、玄関脇に置いていたが、
もう、最後の任務に就けてもよかろう。 すゞめのお宿、だ。

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禁断症状

2006年07月18日 23時16分00秒 | 日記 ・ 雑記録
日曜日の昼過ぎに、ピースライトの最後の1本を吸ったから
タバコを断って2日と少し経過した。
一日に3・4回、吸いたいと思う。
この、吸いたいと思う3・4回だけ吸っていればいいものを、
吸う本数は次第に増えていく。
本当に吸いたい時だけではなく、吸わなくてもいいときにも吸っているのだ。

煙草を断てば、喉の奥に痰がからむこともなく、
イイコトばかりかといえば、そうとも思えない。
考えている最中に一本煙草に火をつけることで、
何度も、気の利いた文章が思い浮かんだ記憶は数知れない。
ま、未練、だ。

今週いっぱいで、12度目の断煙は成功するだろう。
簡単に、やめることができるからいけないんだ。
断つことに重みが伴わないから。

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流木アート

2006年07月17日 15時16分39秒 | 日記 ・ 雑記録
昨日、一番暑い時間に、友人 Uから電話がかかってきた。
「いま、居るか? 行ってもいいか?」

彼は同郷の友人で、高校時代は同級生だった。
金子みすゞ が生まれ育った街に彼も生まれ育ったが、
金子みすゞ が 「文」 に秀でていたとすれば、彼は 「武」 だ。
とにかく強かった。 棒切れを持たせたら、右に出るものは居なかった。
その彼が、私に 「何かあったら言って来い」 と2度・3度言ってくれた。
だから、私は高校時代、怖いものはなかった。
幸か不幸か、彼の威を借る狐になる機会はなかったが。

下関に住んだのは、彼が先だ。 よく飲んだ。
そんな彼が、「いま、居るか? 行ってもいいか?」 などと控えめなのは想像がついた。
彼は廃材や流木を使って、いわゆるアートを楽しんでいる。
彼の場合、楽しいのは作る過程、なのだろう。
作品を使ってくれ、飾ってくれ、と、やたら腰を低くして持参する。
今回が3度目だ。
彼なりに、葡萄舎をイメージしながら作っているのか、そこはわからないが
素朴な雰囲気で、置く場所を一生懸命考えてやれば
そこそこにサマになるものもある。
上の写真は、今回持参した3点の一つだが、
俵島燈台の写真を飾って、玄関の靴箱の壁にかけた。
なんだかんだ言いながら、
彼が持参した作品は全て、どこかしこで使っているから
案外、私の好みなのかもしれない。

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12度目の断煙に

2006年07月15日 08時58分33秒 | 日記 ・ 雑記録
今夜のワイン会は2つ。
CLUB VENDANGE と葡萄舎騎士の会。 掛け持ちはできない。
メンバーは葡萄舎での忘年会に集まる皆さんだから
2つのワイン会をドッキングさせれば話は簡単だ。
だったら、つい最近退職なさった キャプテン の 「お疲れさま会」 にしてしまえ。
ということで合同ワイン会となったのが今夜のワイン会。
参加者は14名。
マグナム瓶が7本も揃うから、これは圧巻だろう。

と、まぁ、今回のお膳立ては順風満帆だった。
ところが、この日が家内の同窓旅行とかち合った。 判ったのは2週間前。
我が家では、カレンダーに先に予定を書き込んだほうを優先、という
暗黙の諒解があるのだが、
あらかじめ決まっている私の予定に、変更がきかないか、と持ちかける家内。
結婚して30年。 初めてのケースだ。 よほど、行きたかったのだろう。
私の返事は、NO。
単体のワイン会ならどうにでもするが、
慰労会を兼ねた合同ワイン会の旗を振ったのが私だから、
こればかりはどうしようもない。
世の中、なかなかスンナリとは行かないものだ。

先月末に1カートン買ったピース・ライトが底をつく。
残り10本。 今日一日はもつだろう。
これが終われば、人生で12回目の断煙、だ。
これまでに何度も煙草を絶った。
そんなに苦労を伴わずに煙草を絶つことができるから、
いとも簡単に煙草を絶って、いとも簡単に何度も喫煙が復活した。
ま、イライラするのは一週間、か。

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QUE SERA SERA

2006年07月12日 15時58分53秒 | 日記 ・ 雑記録
02年8月2日に HP 「葡萄舎 ・ ワイン彩々」 を立ち上げた。
間もなく4年が経過する。
HPのタイトルは一時 「ワイン彩々」 となり、「葡萄舎彩々」 に落ち着いた。
タイトルの変遷は、そのままHPのテーマの変遷だ。

ワインをテーマとし、ワイン銘醸地への旅を 「聖地巡礼」 と称して、
ワイン主体のサイトに枝葉をつけたが、
ワインを飲んでも、飲んだ後の感想を述べたり、ワインの評価をしない主義だから、
サイトの更新に行き詰まりを感じた。
「ワインの騎士団」 も、大風呂敷を広げすぎ、頓挫した。
その頃から、渡航先に異変が起きた。
「聖地巡礼」 にこだわらない、「風の旅」 への針路変更だ。

取っ掛かりの 「風の旅」 は、身の丈を超える対象で、
短期間に、グレート・ジャーニーを2つもこなすと消化不良をきたす。
そこでたどり着いたのが 「灯台めぐり」 だ。
住んでいる環境が良かった。 “灯台のスター海道” だったから。
風の旅第3弾を虎視眈々と狙いながらも、今年は灯台めぐりに明け暮れる。
島の頂も、岬の突端も、風が吹きすさぶ場所だから、
灯台を訪ねて、風に吹き晒されて来れば、「風の旅日記」にはなるだろう。

サイトの構成にも変遷がある。
スタートは、1HP、1掲示板、だったが、
ある期間は5つの掲示板を抱えた頃もある。
いくつかを整理して身軽になったら、今度はブログだ。

一週間かけて、1HP,4ブログ、に再編した。
ブログ群の基幹は 「葡萄舎だより」 で、他の3つは補完的な存在のつもりだったが、
どうも、補完物以上の役割を担いそうだ。
それでも、日記 ・ 雑記録の 「葡萄舎だより」 に、書き込む頻度は高いはずだ。

最近、疎遠になっていた“ワインとの付き合い” がヨリを戻しそうな気配だ。
私に葡萄舎がある以上、帰り着く処はワイン、なのかも知れない。
まぁ、que sera sera 、だ。

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草木も眠る丑三つ時

2006年07月11日 22時26分33秒 | 日記 ・ 雑記録
午前3時、4時、という時間はW杯の世界だ。
予選の初戦で夢も希望もなくしてからの日本は、TVがカラ騒ぎするだけで、
この時間に起きている人は、それなりのサッカーファンなのだろう。
しかし、それも決勝戦まで。
昨日の未明にジダンの退場を見届けてしまえば、
フツーの人達は本来の生活パターンに戻って、深い眠りの最中、のはずだ。

ところが、3時9分、草木も眠る丑三つ時 を少し過ぎた頃、
山口県西部では、深い眠りから叩き起こされた。
地震、だ。 震度は3。 震源地は宇部 ・ 小野田あたり。
余震があったとすれば、それで目が覚めていたのかも知れない。
とにかく、目が覚めたと同時に、とてつもない裂ける音が南から北に走った。
(人によって表現は異なるが) 私には、ビシャッバシャッビシャッ と聞こえた。
揺れは短かった。 それ一回きりだった。

地震の揺れは、東京での学生時代と、伊豆の伊東で群発地震を経験しているが、
下関も安閑とはしていられなくなってきた。
そもそも、関門海峡が出現したこと自体が地殻の陥没だから、
この一帯が地震安全地帯だという保証は何もなかったのだ。

明日、何が起きても不思議はなく、一寸先は闇だから、
やり残していた網戸3枚を張替えた。
手元にあるワインも酒も、いいものから飲んでしまおう。 明日はない。
などと思いながら、コーラで割って飲むウイスキーは
「山崎」 ではなく 「角」 だから、私もケチ、だ。

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ご挨拶 ・ ご案内

2006年07月10日 20時27分42秒 | 日記 ・ 雑記録
葡萄舎人のブログを見てやろう、読んでやろうという奇特な皆様。
いつも、ありがとうございます。

親サイトのHP「葡萄舎彩々」の表紙では告知している事柄ですが、
昨9日を以って、ブログを改編いたしました。
当ブログは、サブタイトルの “日記 ・ 雑記録” に限定していくことにしました。
“雑記” にはあらゆるものが含まれると思いますが、
私の定義は、「日記という程ではないもの」 です。

ブログは便利な機能を持っていて、カテゴリーが多岐にわたっても
キチンと順序どおりに整理してくれますが、
あまりにも雑多になりましたので、
① ワイン(会)に関連するもの、
② 旅 ・ 灯台めぐりに関連するもの
③ 気象 ・ 気候 ・ 季節に関連するもの
を、それぞれ別個のブログに分散 ・ 独立させました。
結果として、4つのブログにまたがる展開となり、
ご覧いただくには不便も伴うかと思われますが、
HP表紙の 「ブログ総目次」 からお進みいただければ如何でしょうか。

ブログ開設以来7ヶ月にわたって、月に2・3日の休筆日を除いては
ほとんど毎日、何がしかの記事を投稿してきましたが、
おそらく、それは今後も変わらないでしょう。
時間をかけて、それぞれに特徴のあるブログ造りを続けてまいります。
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
                         葡萄舎人 拝

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