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この世の地獄!731部隊・南京大虐殺

2009-09-20 06:24:51 | Weblog

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「日の丸」・「君が代」反対!!

新しい日本!!

「世襲の天皇制から選ばれし大統領制へ!」

(昭和天皇の戦争責任を問う。)


●「外国のジャーナリストたちに向かって証拠資料を用いて話すと、彼らはほとんど決まって、なぜ日本政府は731部隊の存在とその蛮行を認めないのか、と筆者にただしてくる。それは筆者自身にとっての疑問でもあるが、多くの場合、次のように答えてきた。敗戦直後、日米合同で731部隊隠しが行われたことが最大の原因である、と。それによって日本は、人体実験や生物兵器使用の事実を歴史の表舞台から下ろすことができた。他方アメリカは、石井のネットワークでの人体実験によるデータを独占することができた。この日米の密約が1986年には破綻したことは第一章で述べたが、おそらく密約がなくても、日本は残念ながら石井機関の蛮行を隠そうとしただろう。それでも日米の密約は、アメリカという共犯者得させることで、犯罪隠しににおいて日本の精神的負担を軽減するという役割を果たしたと言えよう。
 日本の戦争犯罪隠しにおいて、精神的負担軽減のための大きな支柱となったもう1つの存在がある。それは昭和天皇の存在だ。筆者がこれまでに会って話を聞いてきた、石井のネットワークで研究していた医学者たちが異口同音に口にしたのが、「天皇の名誉」という言葉だった。彼らの気持ちの中の論理では、石井のネットワークの研究者たちは天皇のため、あるいは国のために科学研究を行っていた。それゆえ本来なら決して行わない蛮行を、自らに「天皇のため」「国のため」と正当化し、実行した。つまり彼らは、「天皇のために蛮行を行った」と自らを納得させていた。それだから、天皇が、国が認めていない自らの犯罪を語ることは、お上の名誉を傷つけることになるわけだ。
 国を、そして天皇を守るために、日本は敗戦直後の日米の密約にしがみついてきた。その結果として、この日本では、石井のネットワークが行った人体実験や生物戦の犠牲者の発掘調査や補償は何もされていない。おそらくこれは、日本という国の持つ、1つの強固な構造からくる。それは、基本的に個人は国家より下位に位置する、決して対等ではないという構造だ。その結果、平和条約等による他の国家への賠償は行っても、個人に対して補償しないという態度がとられることになる。そのためには、国として過去の犯罪の事実を、またそれについての責任を認めるわけにはいかないのだ。あるいは、この論の順序は逆かもしれない。すなわち、犯罪を、責任を認めたくないから、個人を相手としないということなのかもしれない。
 こんなことを思い始めたのは、昨今の戦時補償問題が一向に進まないという現実からだ。・・・・」
(『731部隊』の“戦後日本”より常石敬一著:講談社現代新書:1995年)
※日本の敗戦直前、天皇は国体護持に執着するあまり、停戦を遅らせてしまった。そのため、日本国内では、原爆をはじめ空襲などによって、多数の死者が出た。
 また、戦後は、占領軍の最高司令官マッカーサーと取引して、天皇制を維持するのに腐心した。
 戦前・戦中と大元帥として大日本帝国に君臨し、戦争を指揮していた最高責任者は、敗戦と同時に、戦争責任をすべて東条はじめ軍部に押し付けてしまった。
 731部隊にも何人かの皇族が行き来し、実際731に係わっていた皇族もいた。東条も足を運び、大元帥昭和天皇も731についての情報は察知していたに違いない。だから、敗戦直前のソ連が参戦するや否や、いち早く証拠隠滅をはかり、逃亡した。これも戦争犯罪がばれると、天皇にとってその責任が問われることになるから。アメリカと密約し、国民の前には戦後731の問題が公表されなかった。密約の存在は1986年に破綻したが、日本政府は常石氏によれば731の存在と蛮行を認めていない。(1995年現在)。現在の政府の見解は私には分からない。
 これも天皇制を守るために。(ノブ)


●731部隊とはどんな部隊であったのだろうか?元731部隊員の告白記を見ていこう。越 定男著(元関東軍第731部隊第3部本部付運輸班員)『日の丸は紅い泪(なみだ)に』(発行所:教育史料出版会)と言う本を見てみたいと思う。

 越定男(こし・さだお)・・・1918年3月長野市に生まれる。
1934年工業高校機械科を卒業。1939年に満州に渡る、第642部隊に入隊。1941年第731部隊(石井部隊)に入隊。以後4年間細菌班をはじめ運輸班などに勤務。1945年8月敗戦により引き揚げ、9月長野に着く。戦後第731部隊員としての経歴を隠しながら苦難の日々を送り、現在に至る。

●私達日本人は、南京大虐殺の「この事実を・・・」を謙虚に読むべきだと思う。
南京でどんなことが起こっていたのかをもっと日本人は知る必要があると思う。
今でも多くの被害者の方々はPTSDに悩んでいる!!


731部隊

『日の丸は紅い泪に』
(越定男著:教育史料出版会)より

Ⅴ 朝日のぼる
発疹チブス専門班(T.K証言)
 私は、おおむね部隊の全貌をつかむことのできる、運輸班の隊長車の係ではあったが、細菌班の詳しいことはわからない。その部分を同じ長野県に住むT.Kさんに語っていただくことにした。T.Kさんは、第731部隊第4部に衛生兵の伍長として、まる2年間勤務した。現在は長野市でクリーニング店を経営しながら、医療生活協同組合の理事をしている方である。
 731部隊出身者は、長野県だけでも約60名いるが、生き方も様々で、特に証言に立つ点では賛否こもごもで、調和しようがない。しかしT.Kさんと私とでは、次の2つの点で一致している。
 1つは歴史の空白は埋めなければならない。731部隊の事実を語ることは苦しいことであるが、必ず平和の基礎を築くことになる。とりわけ、戦争を知らない若い世代に伝えなければならない。2つは、歴史の空白を埋めるのは事実であって、嘘や誇張では埋めることはできない。だから、それぞれの持ち場で、経験したことを責任を持って語っていこう、というこてである。
 では、以下そのT.Kさんの話である。(明日に続く)

※暗黒の歴史をよくぞ語ってくれたと思う。日本軍が中国でどんなことをしていたかを知ることは、これからの日中関係を築く上にも必要なことだと思う。これから2度とこのような悲惨な歴史が作られないようにしたいものだ!!(ノブ)


日本軍細菌戦部隊

日本陸軍軍医学校(東京)
関東軍第731部隊(ハルピン)・・・関東軍各師団防疫給水部
華北方面軍甲1855部隊(北京)・・・華北方面軍各師団防疫給水部
華中方面軍栄1644部隊(南京)・・・華中方面軍各師団防疫給水部
華南方面軍波8604部隊(広州)・・・華南方面軍各師団防疫給水部
南方方面軍岡9420部隊(シンガポール)・・・南方方面軍各師団防疫給水部
関東軍第100部隊(長春)

   
516部隊

   
731部隊

  
  
731部隊は天皇の直接命令によってつくられた。


  
化学兵器CAREみらい基金ブログ

  
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南京大虐殺     

「この事実を・・・・」

(「南京大虐殺」生存者証言集:侵華日軍南京大遇難同胞紀念館/編 加藤 実/訳) (発行:ストーク、発売:星雲社、定価2000+税)

2、日本軍の狂暴な個人的虐殺

本人の受けた害

常洪権(男、76歳)の証言

 1937年に、私と息子とは日本兵が村に入ってくるのを見かけ、すぐ一緒に逃げました。夜遅く、うっかりして日本兵の巡邏隊に見つかり、彼らは有無を言わさず、私たちを捕まえて行き、私たちは「匪賊」だと言いました。一緒に捕まったのに周順義とその2番目の伯父さんなどがいました。その伯父さんが不注意でつまずいたのを、日本軍は逃げようとしたのだと言い、先ず銃の床で伯父さんを突っついてから、体を青くなったり紫になったりするまでなぐりつけ、それから、銃剣で突っつき殺してしまいました。(凌華が記録)

  
※風紀の乱れた軍隊では、所属する部隊内でも、日本兵同士のこのようなリンチがあったのではないか?
 中国人は日本軍に勝手に罪人扱いされたり、また、ちょっとつまずいたから逃げようとしているのだと言いがかりをつけてリンチされるのでは、たまったものではない!!(ノブ)



憲法9条

「Imagine9」【合同出版】より

考えてみよう、

日本の憲法9条のこれから。


日本が「9条を変えて、戦争に行ける国になるべきだ」と言う人たちがいます。誰が何のためにそう言っているのか、考えてみましょう。
 2001年の「9・11事件」以来、アメリカは「テロと戦う」といって、アフガニスタンやイラクなど世界のあちこちで戦争やその準備をしています。そしていろいろな国に「一緒に戦おう」と協力を求めています。日本の自衛隊はイラクに派遣されましたが、アメリカはこのような協力を、さらに本格的に日本に求めています。そこで邪魔になるのが、「戦争に参加してはならない」と定めた9条です。

 また、日本国内にも、戦争のためのミサイルやハイテク兵器をつくってもうけようという企業があります。彼らにとって邪魔になるのは、「武器を売ってはいけない」と定めた9条なのです。こうした理由から、アメリカ政府や日本の一部の大企業は、9条を変えたいと思っています。
 そうやって日本が「戦争できる国」になっていくことを、かつて日本に苦しめられたアジアの人々はどう感じるでしょうか。近隣の国々は、日本の軍事化をどう見るでしょうか。そして皆さんは、世界の中の日本のあり方を、どう考えるでしょうか。


第九条【戦争放棄、軍備及び交戦権の否認】

1 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。


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