麹町 「AJANTA（アジャンタ）」 憂国の漢の集い

samuraiです。

今日は終戦記念日でした。
レイテ島で、僕よりも若い年齢で散華した祖父の御霊が安らかなることを祈りに
九段の社にcurryvaderさんと共にやってまいりました。



さすが8月15日。
去年よりは人が少ないですが、参拝客は普段のウン倍です。
黙っているだけで汗が滴り落ちるような暑さですが、
この何倍も暑い中で、先人達は戦っていたのかと思うと頭が下がる思いです。
ありがとうございます。

ということで、参拝をすませた我々はすぐさま俗世の門をくぐりますｗｗ。
ここで、「スローセックス特集」を貪り読むピエールさんと合流ｗ。
向かう先は、旧日テレ本社横にある『アジャンタ』ですよ！！



多くのお弟子さんを抱える、日本でも指折りのインド料理屋さんです。
やはり、こんな日はここしかないでしょう！
お盆期間中ということもあり、そんな混んでないだろうと思いましたが、
店内はほぼ満員。
ということで、この漢三人衆は隅っこの席に追いやられます。



さて、まずはビールで喉を潤してと。



そして、特筆すべきはこの「アチャール」。



辛味・酸味の完璧なバランス。
これほどおいしいアチャールはなかなかお目にかかれません。
なるほど、老舗の風格を感じますね。

さて、後は適当にカレーとライスを頼みますか。
が、お値段がさすが張りますね。
カレーが平均1600円ほどと、かなり僕らからしたら高額な部類です。
ということで、いつも以上に目を皿のようにしてメニューを選別する我ら。
うーん、悩ましい。
ということで、人数分のカレーとライスを注文。

まずは、「ナスと挽肉のカレー（1680円）」。



こちらは2007年7月14日にTBSの「チューボーですよ」に紹介されたという一品。
日テレが目の前なのに、いいんですかねｗｗ？？

カレーは粗挽きの鶏の挽肉に、とろりとしたナスが絡む絶妙な逸品。
カルダモンやクミンを中心としたスパイス香が感じられ、
決して激辛というわけではないのですが、後から汗が滲んできます。
ほ～、スパイス使いが巧妙ですね。

お次は「ナンドゥカレー（945円）」。



こちらは渡りガニのカレー。
ルーは蟹の味をしっかりと吸い込んで、とてもマイルド。
蟹も柔らかく、その旨みを充分に湛えていますね。

そして、「ムッタイポリマス（945円）」。



こちらは卵のカレー。
南インドでは、子供達の朝ごはんなどでよく食べられているそうです。
甘めの口当たりは、田舎でおばあちゃんが気合で作ったスクランブルエッグを思い起こさせます。
野菜入り卵炒めと言えばいいでしょうか。
辛さは全く無く、卵と野菜の甘さが際立ちます。
僕的には、今回これが一番ツボでした。

そして、ライスはこちらをチョイス。
まずは「サンバルライス（840円）」。



お米は日本米を使用しているためか、おじやのような感じですね。
具材はナス・トマト・豆が入ってます。
で、これが不思議なことにサンバルそのものなんです、、奥さん！！
へ～、こりゃ初めて見ました。

そして、こちらが「ラッサムライス（735円）」。



上品な酸味の中に感じる、鮮烈な辛味。
おぉ、こりゃラッサムそのものじゃないですか！
全然カレーがなくても、これだけでいくらでもイケそうな感じですよ。
は～、このスタイルは独創的ですねぇ。

ということで、何をいただいてもおいしいですね！！

実は5年ほど前にこちらのお店を訪れたことがあるのですが、
その時の感想は「美味いけど高い！」でした。
まあ、今回も同じことを感じた訳ですがｗｗ。

確かにカレーの量からすると、
「え？この値段でこれしかないの？」ってのが正直な感想です。
が、CPは悪いですがここでしかいただけない味があると思います。
それがこのお店を孤高の地位に押し上げている原動力だと思いますね。

なので、晴れの日などに活用してみてはいかがでしょうか。
普段よりちょっとリッチな気分でカレーを食べたい時には
いいお店ですよ！
夜遅くまでやっているので、終電を逃した時にもオススメですｗｗ。

この後は二次会で、近場の飲み屋へ移動。
で、ここでは絶対に書けない話を繰り広げてきましたｗｗ。
最終的には終電でグダグダのまま帰るという、いつものコースです。
ま、そんなもんですよね人生ｗｗ。

一緒に行った皆様、お疲れさまでした！！

・ピエールさんの記事はこちらです。

【お店情報】

「AJANTA(アジャンタ)」

住所：千代田区二番町3－11　ニューテシコビル1F

電話：03-3264-6955

営業時間：8:00～27:00

定休日：無休