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1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

封神演義 第16部 死闘 藤崎竜 1999年8月9日 集英社

2015-07-10 06:36:40 | 封神演義
ら妖怪だと告げる楊戩を前に、抑圧が爆発した通天教主の魂魄が飛んだ! 一方、ついに聞仲へと目標を定め、金鰲の動力炉に向かう太公望。その傍らには、何かを秘めた普賢真人のあたたかな瞳があった・・・。
※7月11日、1文字目のフォントサイズ修正。
裏表紙より。
仙界大戦もいよいよ佳境に入る。



第134回 通天教主SIX

太公望「聞仲の事だわしらの会話等最初から筒抜けであろう」
 「――だが逆に聞いておるのなら聞仲はわしの前に出て来ざるを得ないはずだ」
 「金鰲島を落としたくないのならばな!」
「監視されていること」を逆手にとる太公望。
事実この普賢との会話も聞いていた聞仲はどう動くのか。


楊戩サイド。
王天君「どちらにせよキサマらはもうお終いなのさ・・・」
 「崑崙も聞仲もここで消えてなくなる事だろうよ」
 「2匹の蛇が互いの尾を喰らい最後にはどちらも消え去るように!!!」
 「そして最後に笑うのはオレ達だ!!!」
高笑いを残し王天君封神。
・・・ただの負け惜しみにも思えないけど、ま、封神されちゃったしナ。


通天教主「聞仲よ・・・」
 「おま・・・に全・・・・・・を・・・・・・」
 「必ず・・・・・・」
 「崑・・・・・・」
 「の・・・・・・」
 「だ・・・・・・」

楊戩「父上?」
 「父上!?」

楊戩「さぁみんなヘトヘトだいったん帰ろう!」
 「僕らの家崑崙山へ!」
残念ながら「父子の時間」は持てなかったものの、ひとまず決着。
楊戩は哪吒、韋護と合流して崑崙山に帰還する。


ナレーション そのころ黄一家と雲霄三姉妹は・・・
白天君「あなた方が噂に名高いあの趙公明の妹雲霄三姉妹ですか」
 「白天君と秦天君の多重空間へようこそ!」
ようこそ!
『多重空間』・・・金光聖母+αの時のように、苦戦が予想されますなぁ・・・


雲霄「私たちの最大奥義の前には児戯にも等しき事!!」
 「クイーン!マドンナ!いきますわよ!!」
瓊霄「よくってよビーナス!!」
雲霄「究!!」
瓊霄「極!!」
雲霄・瓊霄「黄河陣!!!」
白天君・秦天君「何っ!!!?」
こ、これは・・・!?

白天君・秦天君「あ」
雲霄「あ」
バヒューン
キラキラーン

雲霄「雲♡霄♡」
 「三姉妹!!!」
かくして十天君は全滅。
雲霄三姉妹なら十天君全員まとめて倒せたんじゃ・・・。



聞仲「機は熟した」
 「出るぞ黒麒麟!」
いよいよ聞仲出陣・・・!で次回。



第135回 死闘一―スープーパパ現る―

楊戩「バ・・・バカな!どうして!?」
 「王天君は封神されたはずなのに!!」
楊戩たちが崑崙に帰還すると、そこには今なお王天君のダニに苦しむ仲間たちが。
これじゃ聞仲とまともに戦えないぞー?

っと、ところがどっこい、太公望は既に手を打っていた!
元始天尊「おぬし達こちらへまいれ!!」
四不象「はいっス!!」
 「お待たせしたっスーーッ!!!」
スープーパパ「お待たせでスねェーーーッ!!!」
『ヒゲカバ』ことスープーパパの力でダニを駆除。
これでとりあえず準備は整った!


楊戩「元始天尊さま!」
 「この封神計画はどこまでが本当でどこまでが嘘なのですか!?」
王天君、いや王奕の話を元始天尊にぶつける楊戩。
『妲己を抹殺するだけ』にしては『まわりくどい方法』だしねぇ・・・。

楊戩「そろそろ真実を言って下さい!!裏には一体何が・・・・・・」
元始天尊「楊戩っ!!!」
 「それ以上言ってはいかん・・・」
 「聞かれておる・・・・・・」
・・・何ぃ?

楊戩「――?」
 「誰もいませんよ?」
元始天尊「もう気配は去った・・・」
 「計画の真の目的を気付かれてはならぬのじゃ・・・」
 「何も知らぬフリをしなければ・・・」
楊戩「誰です?」
元始天尊「歴史の道標・・・・・・!」

久しぶりに登場な謎ワード『歴史の道標』。
申公豹曰く「妲己ちゃんが会っている」ソレの正体がわかるのは、まだ先の話。


一方、金鰲島の動力炉に向かう太公望と普賢真人。
2人が動力炉に聞仲をおびき出した後、皆で集中攻撃・・・
というのが太公望の作戦だが・・・

普賢「ごめん望ちゃん」
太公望「おぬしもしやさっきのダンゴに一服・・・・・・!!」
普賢「元始天尊さまに盛ったのと同じ睡眠薬だよ」「
普賢真人・・・やはり真っ黒な男よ・・・。


普賢「みんなが到着するまで二人で耐える必要はないんだ」
 「耐えるだけなら二人も一人も同じ事・・・」
 「エサは一人で充分だよ」
身動き取れない太公望を黄巾力士で逃がし、1人動力炉に残る普賢真人。


普賢 威圧感!!!!
 何て激しい・・・!!!
 これまで会った誰よりも!!!
ついに奴が現れる・・・!で次回。



第136回 死闘二―普賢真人―

普賢「殷の太師聞仲・・・」
 「僕は争い事が嫌いなんだ」
 「話し合いで解決出来ないかな?」


聞仲「言ってみろ」
普賢「ありがとう」
時間稼ぎが見え見えでもあえて話させる。


普賢「確かにあなたは300年以上も殷の守護神として尽くしてきたのだから」
 「いろいろあったんだとは思うよ」
 「でももう事実上殷は終わっているんだ」
 「歴史の流れは確実に周に向かってる」
んだんだ。
『民の信望』『王位継承者』・・・どこを見ても問題だらけっスわ。


普賢「だから僕は提案する」
 「みんなで力を合わせて妲己を倒し人間界を浄化しよう!」
そうそう、大事なのはソコだよねー。
浄化しよう!リューコメツガz


聞仲「普賢真人よ」
 「人には優先順位というものがある!」
 「そして私にとっては殷が一番なのだ!」
聞仲「話は終わりだ崑崙十ニ仙普賢真人!」
 「不要な仙人界とともに消えてもらおう!!」
話し合い終了
あかん、全く聞く耳持たない子やわぁ。


申公豹「ついに聞仲が出ましたね」
 「楽しかった仙界大戦も最終幕となってしまいました」
黒点虎「どっちが勝つと思う申公豹?」
申公豹「確実に聞仲です」
即答
黒点虎ならずとも『ええっ!!?』だよ。

申公豹「・・・・・・ただし」
黒点虎「――ただし?」
申公豹「歴史の道標が聞仲を向いてないとしたら・・・」
 「どちらに転ぶかはわかりませんがね」
また出たよ『歴史の道標』。
ううむ、この時点では謎すぎる。


普賢「斥力を発生させた」
 「キミの禁鞭はもう僕には届かない」
『斥力・・・引力の逆』
おおー、普賢、やるじゃーん・・・

聞仲「そうかな?」
\(^o^)/

仲間たちは、そして太公望は間に合うのか・・・!?で次回。



第137回 死闘三―普賢真人Ⅱ―

妲己「よろしくてよぉ~~ん♡♡」
 「ヒューーーホホホホホッ♡」
 「やっぱり少年誌のヒロインたる者こうして美しさに磨きをかけないとねぇ~~~~~ん♡」
喜媚「ヒロインッ☆」
王貴人「ジャンプ史上最凶最悪のヒロインだわさ!!」
久々登場妲己ちゃん。
若干[削除されました]化というか、何か不自然な感じがするなぁ。
何だろう。悪女っぽい面を強調しすぎなのか?
・・・にしても・・・王貴人もどうしたんだ。『だわさ』て。


妲己「彼の心の一番やわらかい所をつくのよん♡」
 「あなたならわかってるわよねん?」
???「・・・・・・なるほどな・・・・・・やっぱあんたはすげぇよ」
 「かなわねぇ」
エステを受けつつ、何者かに対聞仲の指示を出す妲己ちゃんでありました。


聞仲「力の差とは無慈悲なものだな」
 「憐れみをもって一つだけ教えてやろう」
 「私に弱点はない!!」
※7月11日修正「憐みを一つ」→「憐みをもって一つ」無属性だしね・・・ってそういう話じゃねーよ!

聞仲「さらばだ普賢真人!!!」
\(^o^)/
その瞬間、風が吹く!


太公望「普賢!!この大バカ者がっ!!!」
普賢「あ・・・・・・」
 「望ちゃん!!!」
四不象「間に合ったっスーーー!」
太公望、そして四不象もgj。


聞仲「ふっ・・・」
 「尻尾を巻いて逃げたのではなかったのか?」
太公望「だれが!」
 「今度は前のようにはいかせんぞ!!」
10巻分の時を経て再戦開始!で次回。



第138回 死闘四―太公望V.S.聞仲 Bクイック攻撃成功なるか!?

四不象「御主人がんばるっス!!」
 「ボクのもうちょっと後にみんなが来てるはずっスから!!!」
太公望「わかっておる!普賢!!Bクイック攻撃でいくぞ!!!」
普賢「Bクイックって修行中に遊びでやってたあれ?」
太公望「そうだ!上手くいくかわからぬがやってみるのだ!!!」
打神鞭と太極符印の連携カウンター攻撃『Bクイック』。
太公望が打神鞭を貰ったのは封神計画開始時(普賢は努力の差で先に太極符印を貰った)で、修行時代には宝貝を持ってなかったであろう太公望がどうやって宝貝の連携で遊べたのか・・・
なーんて、ツッコまずに居られない辺りが小さいんだよナ。ボクの悪い癖。

ともかく『Bクイック』で僅かながら聞仲にダメージを与え、仲間たちも到着。

皆「覚悟を決めろ聞仲!!!」
 「この崑崙十ニ仙がお相手するぜ!!!」
太公望「さて」
 「今度はこの人数でBクイックを決めさせてもらうぞ!!」
聞仲を追い詰めた、のか・・・?で次回。



第139回 死闘五―黒麒麟―

太公望「げっ!!!」
【速報】十ニ仙はアホの集まり

飛び道具系の宝貝の集中砲火を受けた聞仲。
しかし・・・

聞仲「どうした?」
 「もうこないのか?」
太公望「うっ・・・」
楊戩 聞仲の威圧感が・・・
普賢 さらに増した・・・!!!
こ、これは・・・


慈航「おうよお望みどおりやってやるぜ!!!」
黄竜「ああ!!」
やあああってやr

太公望「黄竜っ!!慈航っ!!!」
 「ば・・・」
 「ばかな・・・・・・・・・っ!!!」
黄竜真人さんがログアウトしました。
慈航道人さんがログアウトしました。


聞仲「余力を残して戦うのは死にゆく者に対して失礼だったな」
 「だが私が本気を出した以上・・・・・・」

 「仙人界は今日滅亡する!!」
ナ、ナンダッテー!?で次回。



第140回 死闘六―星降る時―

太公望「普賢!星降る時がわしらの最後の好機だ!!」
 「それを逃せば仙人界は聞仲たった一人のために滅ぶであろう!!」
普賢「星降る時・・・?」
 「なるほどね」
どこまでわかった上での『なるほどね』だったのか・・・
一番最後というか、根っこのとこまで「わかっていた」ように思えてならない。

道徳「楊戩!」
 「キミは下がってるんだ」
 「キミは太公望を守れ!」
 「ここは崑崙十ニ仙が意地にかけても必ず聞仲を倒してみせる!!」






楊戩「・・・十ニ仙・・・」
おい、やめろ・・・やめろ。


そして『星降る時』来る。
道徳「ちっ・・・・・・」
 速い!!!
 「ぐしょおおおおおぁっ!!!!」
赤精子「ハン・・・・・・いくら頑張ってもダメなものはダメか」
 「後はたのむゼ普賢!」
聞仲「残りは・・・・・・」
普賢 最後に僕が・・・・・・!!!
あああああ・・・・・・



第141回 死闘七―閃光・静寂・そして・・・

太公望「楊戩・・・」
 「わしは・・・・・・」
 「こうなるであろう事がわかっておった・・・・・・」
そして誰もいなくなっ・・・

太公望「聞仲は死んではおらぬよ」
 「だからこそあやつらがうかばれぬのだ」
・・・ってねー\(^o^)/

太公望たちを見失った聞仲は元始天尊を狙って崑崙山へ。
追いかける太公望に勝機は残っているのか・・・?

一方、黄一家の前に現れたのは・・・
黄天化「誰さあんた!!!」
王天君「キサマが武成王黄飛虎だな?」
なん・・・だと・・・。

王天君「大事な景品だ!」
 「丁重におもてなししてやるぜ!!」
一体どういうことだってばよ!?で次回。



第142回 死闘八―永劫の幸福―

竜吉公主「・・・・・・・・・・・・」
 「聞仲には誰があたるのじゃ?」
元始天尊「わしが行く!」
実際戦力と言えるのは、竜吉公主と元始天尊くらいじゃね・・・?


聞仲「あなたが崑崙山の教主・・・」
 「元始天尊ですね?」
元始天尊「いかにも!」
聞仲「では・・・・・・」
 「殷のために消えていただく!!」
元始天尊「痴れ者めが・・・・・・・・・!!!」
・・・ビリビリ感が半端無い。


元始天尊「おぬしは確かに純粋じゃよ聞仲」
 「だが結果は妲己と同じように裏から殷を操る忌むべき存在となり果てておる!」
 「否定は出来まい」
 「己の思想で人間界を統治する真の支配者・・・」
 「それがおぬしの正体じゃ!!」
まずは舌戦。
流石に普賢の師匠、普賢より辛辣に聞仲を批判。
しかしそれでも聞仲はまったく退かない。

聞仲「私なら未来永劫にわたって人間界を幸せに出来る!」
 「わが子殷の旗の下で!!」
その『安全な箱庭』を嫌っているのが元始天尊。
元始天尊「交渉は決裂じゃ!!」
元始天尊「さぁその身に受けよ!」
 「この崑崙の教主元始天尊の力を!!」
聞仲と元始天尊の戦いが今始まる・・・!で第16部完。



ああ、
ついにやってしまった。
こうゆう表紙だと、
やっぱり売上げが落ちるものなんでしょうか?
でも描きたかったから描く!
それでいいような気もします。
前袖より。
イイんだよ!
いやいや、表紙でこの巻を避けるようならお話にならないっスよ!


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