標的は崑崙教主・元始天尊! 全ては殷のため・・・ただ一つの信念が、殷の太師・聞仲を突き動かす!そして聞仲を追い、崑崙山に辿り着いた太公望の前には、封神されたはずの王天君の宝貝・紅水陣が広がった・・・!!裏表紙より。
いつから2日連続では封神演義を読まないと錯覚していた・・・?
猫も杓子もなビジネス書にアキが来た・・・今は梅雨なのになんつtt
第143回 死闘九―スーパー宝貝『盤古幡』―あの聞仲に初手からダメージを与えるとは・・・
元始天尊「単純計算で5Gでは100kgのものが500kgにもなる」
「おぬしの体にもその負荷を与えてやろうぞ!」
「重力十倍!!!」
カッ
聞仲「!!!」
「なっ・・・なんという宝貝だ・・・!!」
やはり「教主の肩書き」はダテではない。
元始天尊は手を緩めず、100倍の重力で聞仲を圧倒するも・・・
聞仲「負けぬ・・・」げげー・・・
元始天尊「!」
聞仲「負けは許されぬ!」
「殷は私が守る!!」
ベキ
元始天尊「むぅ・・・」
腕は折れても「信念」が折れる気配は全く無い。
この脅威を前に、いよいよ本気を出す元始天尊。
元始天尊「行くぞ聞仲!」キレイな人が焦る姿は、こう、イイよね!
「盤古幡最大出力・・・」
「重力千倍!!!」
竜吉公主「いけない・・・重力の"場"が重さを増してブラックホール化している!!」
「離脱するぞ!!!」
しかしまぁ、『千倍』て。
これなら流石に聞仲でもぺしゃんこになって終了っス・・・
聞仲「おおおおおお・・・」\(^o^)/
「うおおおおっ!!!」
元始天尊「何っ!!?」
聞仲「ここまでだな元始天尊」キレイな人が焦る姿は、こう、イイよね!(2回目)
竜吉公主「なっ・・・・・・」
「何という事じゃ・・・」
なお元始天尊の敗因は『やったかっ!?』でありました。
最早これまでの場面で現れたのは・・・
王天君「お疲れさまだったな聞仲・・・」封神されたはずの王天君が黄飛虎を連れて来たところで次回。
黄飛虎「・・・・・・・・・・・・」
「聞仲!?」
王天君「ククククク・・・」
「感動のご対面だ」
第144回 死闘十―元始天尊 王天君にグリグリされる―キレイな人が焦る姿は、こう、イイよね!(3回目)
王天君「よぉクソジジィ!!」
白鶴「!!」
王天君「テメェもヤキが回ったな!」
竜吉公主「おぬしっ!!!」
王天君「おっとやめときな公主」
「あんた燃費の悪ぃ崑崙を動かしてカラッポなんだろ?」
「それじゃあオレは倒せねぇなぁ」
とにかく王天君gj。
そしてここから王天君のターン!
王天君「あんただけは知ってたはずだよなぁジジィ」はぁー?
「オレが生きてたって事をよ」
「何せオレの魂魄を分裂させたのはあんただからな」
なんぞその謎能力。
・・・いや、なんで出来るのかはこの際置いておこう。
問題は、ジジイが厄介な敵の重要情報を周りに伝えなかったことだ。
「十ニ仙の玉鼎さんが完封されるほどの力を持つ王天君の生死」は超重要だろうに。
あーやだやだ、聞仲と激闘を繰り広げた後だけにガッカリ感が大きいよこれは。
ガッカリ上司的な意味で。
聞仲と黄飛虎を巻き込んで紅水陣を展開した王天君。
聞仲を追ってきた太公望たちに黄天化と天祥を引き渡し・・・
王天君「ククク・・・」太公望たちは手出しできんとは・・・
「これで役者は揃ったな」
「まず言っておくぜ」
「この紅水陣第2形態は外からは決して入れねぇ」
「だが中にいるやつらは出るのは自由って仕組みだ」
「それを踏まえた上でこの面白いショーを見てくんな!」
まさに外道。
「酸の霧」を見抜いた黄飛虎は、脱出の前に聞仲の説得を試みるも・・・
聞仲「もう私は誰にも心を開かぬと決めたのだよ」やっぱり聞く耳持たない子だった。
「今の私には殷しかない!殷のためならば何でもしよう!!」
黄飛虎「俺ぁさみしいぜ聞仲・・・」すでに酸の雨になってんぞ!・・・で次回。
「昔のオメーはいなくなっちまったんだな?」
「ならばせめて・・・」
「俺がテメーを殺す!!!」
第145回 死闘十一―現在かさなる過去―同僚として「信用できる人間」はいても、「信頼できる人間」はいなかったんだろうなぁ。
ナレーション 衝突を繰り返しながらもお互いを認め合い感化しあう二人・・・・・・
黄飛虎のおおらかさは聞仲の冷徹さを変化させたという
そしていつしか・・・
お互いに最も信頼し合える友となった・・・
その黄飛虎が殷を離れた原因は、紂王の助平心にあるのがちょっと・・・うん。
太子が生まれた時点で紂王のチ○ポコ斬っとけばよかったんじゃね?
黄飛虎「行くぜ聞仲!!!」んだんだ。
聞仲「フッ」
「馬鹿な男だ!」
「肉体の頑健さのみがとりえの天然道士ごときがこの私と戦えるものか!!」
流石にムリあんだろー・・・
黄飛虎「ぐぅっ・・・・・・」「気合」とか「気迫」なんてレベルじゃねーぞ!
「きくかよぉっ!!!」
それでもやっぱり聞仲相手には・・・
黄飛虎「このバカ野郎っ!!!」昔のまま真っ直ぐな黄飛虎の拳が聞仲を捉える!
その瞬間、聞仲は何を見たのか・・・で次回。
第146回 死闘十二―武雄封神―・・・・・・
黄飛虎「聞仲よぉ・・・・」
「目ェ覚ませよ・・・」
「もう俺とおまえの殷は失くなっちまったんだ・・・」
「もうねぇんだよ・・・」
聞仲「違う!」普賢や元始のジジイとの舌戦では自信、いや確信があったのに・・・
「私がいる限り殷は失くならない!」
「何度でもよみがえる!!」
どう見ても「願望」です本当に・・・・・・やっぱりわかってたんだろうなぁ。
あ、こんな真面目なシーンで「ちきゅうーはまーわーるー」が流れた人は腹筋50回ね。
黄飛虎「フ・・・・・・」・・・(`;ω;)ゝ
「やっともとのツラに戻ったな聞仲・・・・・・」
聞仲「!」
「だ・・・だめだ・・・飛虎・・・・・・」
「行くな・・・・・・」
黄飛虎「太公望どの!!!」
「後は任せたぜ!!!」
紅水陣を吹き飛ばして離脱する聞仲。
王天君「クククク・・・」・・・どこの綾波ですかー?
「ハハハハハオレの魂魄の一つを使ったかいがあったなぁ!!」
「ありがとよ!生きがいを感じたぜ!!」
太公望「もう終わらせねばならぬのだ!!」そして聞仲を追う太公望・・・で次回。
第147回 老いたる象徴と風の分岐㊤仙界大戦ラストバトル。
太公望「聞仲!おぬしも殷も老いたのだ!!」
「いま人間界に必要なのは若き風であろう!!!」
「おぬしは消えよ!!!」
聞仲「そこが夢想だと言うのだ!!!」
「そのような幼く浅い思想を持ったおまえに・・・」
「人間界は渡せぬ!!!」
太公望「わしは何としても」泥酔拳が出て来なくてよかったなぁと思いました。
「いかなる手を使ってでも」
「あやつを乗り越えねばならぬのだ!!!」
聞仲「おまえともっと早く会っていたなら・・・・・・」次回、仙界大戦終結。
「私ももっと違う道が見えていたのだろうな・・・」
「さらばだ太公望!」
第148回 老いたる象徴と風の分岐㊦
ナレーション こうして仙界大戦は終結した
それぞれの胸に深い爪痕を残して・・・・・・
第149回 太上老君をめぐる冒険1―帰還そして旅立ち―レッツ・ゴー!!
武吉「みなさんこんにちは武吉です!」
「長かった仙界大戦編もなんとか終了し今回から舞台は再び人間界に戻ります!!」
「では新シリーズへレッツ・ゴー!!」
崑崙山を失った仙道たちは周へ一時避難中。
雷震子「ちょっと待てやこらーーっ!!!」「もう少し後に到着する予定」でしたっけね?
「やい師匠!よくも俺様をのけものにしやがったな!!」
「俺様が向かった時にゃああるべき場所に崑崙はなかった!!」
間に合ったところでダニにやられただけだろうから気にすんなって。
金吒と木吒は『元の居住地に帰って行った』し、雷震子も早く帰りなよ?
武吉 でも元気じゃない人たちもいるほほう、kwsk。
武吉 仙人界で生まれ育った純血の仙女にとって人間界の空気は毒なんだ・・・・・・・・・数年の我慢だから!
だから香をたいた浄室から出られないそうだ
かわいそう・・・・・・
必ず、必ず極上のかすみを届けるから!
武吉 天化さんは時々深く何かを考え込むような表情を見せる・・・いくら武吉といえども変なフラグ立ては許さんでございますよ?
何を考えているのかなぁ?
武王・周公旦「は?」・・・一体どうしたんだってばよ!?
周公旦「た・・・太公望あなたは今何とおっしゃった?」
太公望「だから――」
「わしはこれから旅に出るのでまた何か月か帰らぬと・・・」
元始天尊「ふむ・・・・・・これから殷を攻めようという重要な時期に城をあけてまでの用事とは・・・」
「おぬしもしやあのお方の所へ・・・・・・?」
太公望「ええ!」
「三大仙人の一人『太上老君』を探すつもりです!」
太公望「これから妲己と戦う上で・・・」今まで名前だけは何回も出ていた『太上老君』がいよいよ登場・・・か?
「生き残った我々の戦力不足は否めぬ!」
「だからわしは妲己より強い太上老君を手に入れたい!」
「これ以上味方を失わぬためにも!!」
事実その頃、朝歌に帰還した妲己ちゃんは「秘密兵器」で「聞仲の残り香」たる四聖を・・・
(太公望の書き置き)
楊戩へ
わしはちょっくら
出かける。
周の国はしばらく
おぬしにまかせる。
良いと思うように
せい。
太公望「さぁとばすぞスープー!」太上老君編開幕!
四不象「了解っス!!」
第150回 太上老君をめぐる冒険2―桃源郷―さっすが太公望!
太公望「うむ・・・まずは手がかりを探そう」
「適当な村に降りて「仙人を見なかったか?」と聞きまくるしかあるまい」
諦めない気持ちって大切だよネ☆
・・・見つからない方に乾坤圏1つ賭ける。
そんなお気楽な太公望の前に現れたのは・・・
申公豹「これは忠告です」申公豹キター。
「太上老君を探すのはおよしなさい」
申公豹「あの人は誰にも協力なんかしませんよ」どうやら申公豹は太上老君とお知り合いのようで。
「仙人界を捨て一個の人間として人間の中に埋没している」
「いわば世捨て人ならぬ世捨て仙人」
「超越した者が行きつく先にイってしまった人なのです」
これは例の「大賢は市井に~」ってやつか・・・?
なお太公望の疑問(話しにきた申公豹の目的・理由・事情)に対しては、
申公豹「そこまで説明する義理はありません」いやいや友達は大事にせんといかんよ?
「ただ友として忠告しているにすぎませんよ」
太公望「だれが友だだれが!!」
ちなみに、このコマの申公豹と黒点虎の表情は秀逸。
「あなたには失望しました」(うろおぼえ)や、
「殷の太子が紂王と敵対するのですか?」(うろおぼえ)に匹敵する。
その頃周では、軍師代理の楊戩が仲間たちに指示を飛ばす。
楊戩「道士たちは少々修行不足が目立つから僕が稽古をつける!」道行よ・・・
唯一ヒマな十ニ仙(太乙は哪吒の修理中)が稽古をつけてもらう側にいてどうする。
蟬玉「太公望がいないってーのに勝手に殷を滅ぼしていいのかしら?」そうねー。
「あんたまた主役の座を狙って目立とうとよけいな事をするつもりね!!」
修行はともかく殷への進軍は大丈夫なのかしらねー?
楊戩「シャーラップ!!!」『シャーラップ』てwww
「これを見たまえ!!!」
(太公望の書き置きを見せながら)
楊戩「未来の教科書には『殷を滅ぼした周の軍師は楊戩である』・・・・・・と記されるでしょう!!!」なんとなくだけど、仙界大戦前より平常時のノリが女装(変化)時に近くなったような。
韋護「あの人っていつもああなんかい?」
太乙「ときどきね」
色々とスッキリした影響もあるんだろうな。
太公望「・・・・・・・・・・・・」
「ここのどこかに太上老君がおるのか・・・」
第151回 太上老君をめぐる冒険3―雲間に揺れて風立ち去りぬ―謎の道案内人の試練を越えて、桃源郷の村に辿り着いた太公望。
太公望 幸福だったむかし・・・・・・
そこには強く引きつける力がある
――だがわしは・・・・・・
長老「そなたらが・・・」
「よくぞこの秘境までまいられた!」
四不象「御主人このヒト・・・」ミッション・こんぷr
「何かすごく高貴なオーラを放っているっス・・・」
太公望「うむ!」
「もしや・・・・・・」
「あなたが太上老君なのですね!?」
長老「誰それ?」∧∧
ヽ(・ω・)/ ズコー
\(.\ ノ
、ハ,,、  ̄
太公望は太上老君を探し出せるかなー?で第17部完。
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