HUNTER×HUNTER 28再生 冨樫義博 2011年7月9日 集英社

混戦きわまるキメラ＝アントVS人間。宮殿から離れた地で、ネテロと王は熾烈な戦いを。そして意外な結末が!?　一方、キルアは、ゴンが安否を気にしていたパームと再会。だがパームの行動に不可解な点を感じて･･･。

裏表紙より。
細切れ感てか、どうにかスペースを埋めようとしてる感。
ハンター担当の人は前巻から間が空くから仕方ないね

№291◆自問

ネテロ　いつからだ･･････?

過去ネテロ「いつでもいいぜ」
　「来な」
ネテロ　敵の攻撃を
　待つ様になったのは

強くなりすぎた結果･･････舐めプ。


そんなネテロが、今回は――

ネテロ　百式観音

　九十九の掌

開幕先制ラッシュ！！

ネテロ　一体
　いつからだ


　敗けた相手が頭を下げながら
　差し出してくる両の手に
　間を置かず
　応えられる様になったのは?

舐めプで返り討ちにして「応える」までが流れ作業。


強く、なりたかった――
そして、強くは、なった――

ネテロ　そんなんじゃ
　ねェだろ!!
　オレが求めた
　武の極みは
　敗色濃い難敵にこそ
　全霊を以て臨む事!!

『極み』とは挑み続けることなのじゃ

ネテロ　感謝するぜ
　お前と出会えた
　これまでの
　全てに!!!

『感謝』注入の構え！！！！！

№292◆思惑

王は
　極限まで時が圧縮され意識のみがかろうじて捉えるネテロの残像を追いながら
　ある感情に支配されていた

　敵への惜しみ無き
　賞賛

素晴らしいものは素晴らしいと認めること、
それこそが王たる者に求められし器なのじゃ（てきとう）


王は百式観音の発動を止めることができません。
速さが足りないッ

王　戦闘において命取りに近いはずの無駄な振る舞いが
　余に勝る武器として成立している矛盾
　何故 奴がこれを体得するに到ったかを考察する事に意味はない
　到底合理的な道筋ではたどりつけない場所だからだ
　おそらくは狂気にすら近い感情に
　身を委ねたのだ

そこに気がつくとはかなりのキレ者
強靭な狂人だもんな。

王「天晴れだ」誉めて遣わす
ネテロ　･･････虫が･･････
　上から物言ってんじゃ
　ねーーーーーぞ!!

(#＾ω＾)


さてさて、「不可避の速攻」にどう対抗するのかね？

王の戦術は至極単純であった
　攻め続ける事
　ネテロが唯一王に勝る技百式観音も
　ダメージを殆ど受けないのであれば恐るるに足らず

「ただの打撃」故に、防御力・耐久力が高ければ･･････

王　個には必ず
　特有の呼吸がある

王は軍儀その他盤上競技の「実戦経験」によって、
ありとあらゆる戦闘の極意を見出したのだ･･････((;ﾟдﾟ))

ネテロ　あらゆる角度からの掌撃にも最短で体勢を立て直し 反撃に転じて来よる
　掌の選択を誤ればその速度は次なる百式を繰り出すまでの間をも奪うだろう
　気を抜けば拝むその前に
　四肢もがれ勝負が決するという事･･･!!
　正確無比に
　最善手を打ち続けるしかない根気の勝負･･･!!

しかし王は『ダメージを殆ど受けない』。


つまり無理ゲー＼(^o^)／

ネテロ　詰めるもんなら
　詰んでみな
　百式の零を
　見せてやるぜ

『九十九の掌』は超ラッシュだったけど、『零』か･･････
自分自身が弾丸となる捨て身タックルと見た

№293◆変貌

キルア　見られてる･･････!!しかも･･･
　しかも
　オレは多分
　こいつを知ってる･･･!!

1人で行動していたキルアの前に現れたのはー

面影を残しながらも以前のパームではない事が明白なその姿が
　キルアの神経を激しく波立たせた

うわあああ((;ﾟдﾟ))ああああ


パームは今、どっち側なのか？

キルア　近づいたって事はパームはオレを･･･
　オレ達を覚えてる!!
パーム「キル･･･アね」
　「ゴンは･･････?」

キルア　やっぱり
　記憶がある!!

つまり味方だねよかったねばんざーい


しかし、違和感･･････！

キルア　オレが気付いたパームの視線は
　実際にオレを見ていた時のもの･･･!?
　ならばパームはオレを見つけてすぐにオレから遠ざかった･･･!?

つーまーりー？

パーム「最後よ」
　「ゴンはどこ?」
キルア「教えねーよ」
　「敵だろお前」

というワケだ(;｀・ω・)

パーム「もてあます程の激情なら」

　「素直に身をまかせれば良かったのだわ」

髪がのびーるのびーる･･････

キルア　こ･･･
　こいつ
パーム「ためこむくらいならば吐き出す」
キルア　やばい
パーム「お前をぶっ殺したい気持ち!!」
　「とかさああぁああ」
　暗黒の鬼婦神

『暗黒の鬼婦神』(ブラックウィドウ)。


鬼婦神パームはキルアの特別製ヨーヨーを一撃で粉砕！！

パーム「あははははははは」
　「さあどうすんの!?」

　「黙って死ぬ!?」
　「しゃべってから死ぬ!?」
　「それとも死ぬ!?」
キルア　強い!!

まさかの強敵･･････！


その頃、ナックルはゴンたちがいる西塔に。

ナックル「表出ろや」

プフをロックオン！
ユピー程の超火力は無さそうなプフなら何とかなる？

№294◆決壊

キルア　パームは元々強化系･･･
　能力がツボにハマるとこんなにも変わるのか･･･!!

『強堅な髪の鎧』装備での『全身全霊を込めた殴打』。
全攻撃「硬」ってことかな。


殴り合いはキルアが不利。
それでも、とにかく時間を稼ぐんだ！

キルア「ここに突入する直前までゴンは･･･」
　「パームの事ばっか心配してたよ」
　「ゴンを」
　「安心させてやってよ」
時間稼ぎ
　会わせるつもりは毛頭ない
　そのはずだった

はいぃ？

キルア「あいつを少しでも」
　「楽にしてやってくれ」
　「それは･･･もう」
　「パームにしか出来ないんだ」
　「他の誰にも」
　「出来ないんだよ･･･」

　「オレじゃ･･･」
　出来ないんだ･･･!!

絶望していたのは、何も力になれない自分。

シャウアプフ(分身)「スキだらけだ」
　「予定変更」
　「今殺れ」
　「一号」

えっ


少し時間を遡って、パームに何が起きたのか確認しよう！

極寒の中身震いを止める事が不可能であるのと同様に
　凶悪なオーラにさらされた瞬間反射的にオーラで身を守ったパームを誰も責められない

宮殿内で自殺を計ろうとした念を使えるっぽい人間。


･･････を、ピトーにゃんとプフが発見した結果――

パームは
　格好の被験者となった
　実験の成功は
　人類の破滅をも意味する
シャウアプフ(分身)「さあいけ一号!!」
　「目の前のガキを殴り殺せ!!」

あなたの隣のあの人も、実はキメラ＝アントの尖兵･･････((;ﾟдﾟ))


キルア逃げてーーー！！

パーム「黙れ」


　あたしはパーム＝シベリア!!
　一号じゃない!!

　「あんた達蟻の手先になんか」
　「死んでもならない!!」

ミニプフざまぁ！ざまぁ！


パームはキルアのおかげで「戻って」来たのだ！

パーム「あたしがゴンのため何か出来るなら喜んでする」
　「でも忘れないで」
　「ゴンに一番必要なのは」
　「あなたなのよ」

パームがキレイなお姉さんになってるやはりニセｍ


プフの本体は『一号』の失敗を悟りました。

シャウアプフ　しかしそれはピトーの能力を借りずに済む･･･
　私一人でも兵士を生産出来るという事･･･!
　むしろ
　好都合

シャウアプフ　王と私の
　王国を･･･

男だから「忠義がいきすぎちゃってる奴」だけど、
女だったらヤンデレ扱いかこれ？

№295◆決意

シャウアプフ「ここにいる私は」
　「いわば分身」
　「本体はすでに」
　「王の元へと向かっています」

不意打ち出来た場面で姿を現したナックルに心理戦を展開。


目的はナックルをあしらうことというより――

ナックルがここにいる以上
　ユピーは彼を見逃した事になりそれを自分に黙っている
　理由次第によっては･･････

　ユピーに感じた変化の真意をナックルから探るため
　この場を穏便に離れる必要があったのだ

ナックルはあっさり話術にひっかかり･･････

ゴン「ナックルだまされるな」

　「まず お前が本体でなく分身だって?」
　「その証拠がどこにある?」
ナックル う･･････
　確かに･･･

ゴン、キレキレである。

シャウアプフ　こいつ
　厄介だ
　おそらく敵の中で一番･･････
　こいつがゆるがぬ意志を持っている!!

そういう意味じゃプフからするとナックルは楽な相手ですな。


『厄介』なのはピトーにゃんに任せてしまおうホトトギス

ネフェルピトー「プフ･･･まさか」
　「やめろ･･････!!」



シャウアプフ「正面玄関で10分待ちます!!」
　「来るか来ないかはあなた次第!!」
ナックル「･････････」

おっと、ゴンが許可する前に行っちゃったな。


落とし前が必要だな？な？

ネフェルピトー「プフの事はあやまる!!」
　「ボクがいればいいだろ?」
ゴン「10分･･･」
ネフェルピトー「!」
ゴン「予定より10分早く」
　「治せ」

命令だからな？な？

治療しながら10分は早められるかもしれない
　そう思っていた矢先であった

プフが言ったのと合わせただけで『偶然』でしょ？

そう思いながらピトーは
　不吉な思いを振り払えずにいた
ネフェルピトー　命懸けになる･･･
　でないとこいつの牙は
　王の喉元にも届き得るかも知れない!!
　「わかった･･･!!」
0:25:31:87

えーまさかー大袈裟ですよー


ゴンはナックルにプフを追うよう指示。

ゴン「さっきはああ言ったけど」
　「プフの本体が王の所へ向かったって言うのは」
　「本当だと思う」
　「南だよ」
　「王は」

ゴンは王とネテロが飛んでくの見たからね。


しかし、それを知らないピトーにゃんは、
こっそりプフに王の行方を教えたことがバレたと戦慄。

ネフェルピトー　殺さねば
　ならない
　なんと
　しても･･･
　ゴンを･･････
　王のために･･･!!

このガキは危険だ(確信)


まずコムギを治して、
そんでコムギを安全なとこ･･･ろ･･････

ネフェルピトー　･････････!!まず治した彼女を誰に任せる･･･?
　プフもユピーもコムギを煙たがっている･･････ダメだ
　ボクがいなくなったら
　誰がコムギを王へ･･････!?

手詰まりなピトーにゃんカワイイ(末期)


結局ブロヴ―ダを殺せなかったイカルゴ。
まー無力化はしたし、切り替えてパームをさがそ

ウェルフィン「動くな」
　「動けば攻撃する」
イカルゴ「!!」

ああっ！？


イカルゴ＼(^o^)／

イカルゴ　オレが情報をもらしたら
　命が危ない奴だっている!!
　奴が操作系なら
　オレの意志に関わらず!!

イカルゴが出した答えは――

ウェルフィン「!!」
　「な･･･!?やめろ!!」
　「マジで殺すぞ!!」
イカルゴ　ああ殺せ!!
　願ったりだ!!
　仲間を売るくらいなら
　相討ちだ!!

キャー、イカルゴ、イケタコー！



以下次回コピペ用

№296◆告白

№297◆最後

№298◆薔薇

№299◆再生

№300◆保険