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1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

テイルズ オブ ジ アビス 2 ~愚かな焔と崩れる世界~ 結城聖 2006年4月30日 集英社

2016-01-25 06:35:24 | テイルズ
かば軟禁状態で暮らしてきた屋敷から、「超振動」によって外の世界に放り出されたルークは、故郷を目指す旅の中で仲間たちと出会った。敵を斬ることのできないルークはほとんどお荷物状態で、世間知らずでわがままな所にもほとんど成長が見られない。ついに国境を越えた一行だったが、敵対する《六神将》の策略で、コーラル城へと誘き出される。彼らの狙いとは・・・・・・? シリーズ第2巻。
裏表紙より。
俺は悪くねぇRPG、ノベライズ第2巻!




「・・・・・・う・・・・・・」
 港の入り口にかかるアーチをくぐったルークたちは、そこで足を止めた。
やっとキムラスカの屋敷に帰れると思っていたルークが、港で見たものは・・・・・・


「船を修理できる整備士さんは、アリエッタが連れて行きます・・・・・・返して欲しければ、ルークとイオン様が、コーラル城へ来い・・・・・・です。来ないと・・・・・・あの人たち・・・・・・殺す・・・・・・です」
なんだってー


ヴァンは自分が『処理する』と話し、
ルークたちにはカイツールの砦まで戻るよう指示して1人その場を離れる。
しかし、残った整備士に仲間の救援を頼まれたイオンがコーラル城行きを決意。
師匠の指示通りにしたかったルークも仕方なく同行することに。
「兄さんは、アリエッタを処理するとは言ったけど、整備士を助けるとは言ってないわ。いいえ。端から助けるつもりなんかない」
えー?
それはちょっと悪意に満ちた解釈じゃねー?



コーラル城は、ルークの家―ファブレ家の別荘。
国境に近いため放置されて久しい模様。
7年前、誘拐されたルークが発見された場所でもあるらしい。
「なんだぁ!? なんでこんな機械が家の別荘にあるんだ?」
アリエッタと整備士を探す途中で見つけた謎の機械。
ジェイドが何か知っているような態度を見せるも、詳細は語らず。


「ぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺた」
そのスキット入れるのかwww



そして屋上にてアリエッタを発見!
・・・・・・したものの、今度はアリエッタが操る魔物にルークが連れ去られる。
「ハーッハッハッハッハッハッ!」
薔薇のディスト様キタ――(゜∀゜)――!!


「・・・・・・なーるほど。音素振動数まで同じとはねぇ。これは完璧な存在ですよ」
気を失っていたルークが目覚めた時には、
ディストとシンクによって謎の機械にかけられて何かをされた後の模様。
『同調フォンスロット』がどうこう言ってるけど、やっぱり詳細不明。
ディストは何かのデータを持ってさっさと撤収。


自力で動けないルークを助けたのはご存じあの男!
「ルーク!」
 声と共にガイが飛び込んできて、剣を抜き打った。容赦も何もない、必殺の一閃。
ガイ様、華麗に参上!(2回目)
キャー、ガイ様、イケメーン!

避け損ねたシンクは『円盤状の板』をドロップ。
大事なものらしく拾ったガイに攻撃するも、ガイも反撃。
双方一歩も譲らぬ攻防の末、ガイの一撃がシンクの仮面を弾き飛ばす。
「おまえ・・・・・・?」
素顔がどうかしたのかな?(すっとぼけ)
ジェイドたちも近づいてきたのを感じたシンクは仮面を拾って撤収。


ルークを回収した一行は再び屋上へ。
「・・・・・・アリエッタのお友達に・・・・・・火・・・・・・噴いた・・・・・・! もう、許さないんだからぁ!」
「うるせぇ! 手間かけさせやがって、このくそガキ!」
ルークと愉快な仲間たち対アリエッタと愉快な仲間たち、今度こそファイッ!


(で、できた・・・・・・)
 ルークは、自分でやったことなのに、ごくりと唾を飲んだ。《烈破掌》――その原理、使い方は教わってはいたが、成功したのは初めてだった。
ルークは『烈破掌』を覚えた!


いくら六神将とその魔物たちといえど、3対5の戦いは厳しかった。
イオン、そして現れたヴァンの判断で、アリエッタは教団の査問会送りとなりました。



とんだ寄り道があったものの、ようやく船に乗れたルークたち。
「もしも、自分が自分でなかったらどうします?」
(。´・ω・)?
ジェイド、何の話?



ヴァンに呼び出されたルークが甲板で1人待っていると・・・・・・
『ようやく捉えた・・・・・・』
 はっきりとした声が頭の中に轟くように聞こえ、痛みにルークは吐きそうになった。
『我と同じ力、見せてみよ・・・・・・』
「お、おまえが俺を操ってるのか!? おまえ、何なんだ! やっぱ幻聴じゃ――」
突如謎の力に体を操られるルーク。
一体何事なんだー!?


「な、なんだよこれ・・・・・・! 嫌だ! やめろぉ!」
「ルーク! 落ちつけ!」
キャー、ヴァン師匠、イケメーン!

動揺するルークに、ヴァンは王国が隠していた事実を説明する。
「おまえを軟禁していた本当の理由は、世界でただ一人、単独で超振動を起こせるおまえを、キムラスカで飼い殺しにするためだ」
「あらゆる物質を破壊し、再構成する。本来は特殊な条件の下、第七音譜術士が二人いて初めて発生させることができる」
「それを・・・・・・俺は一人で起こせる・・・・・・? いまみたいに・・・・・・?」
使いこなせば立派な『人間兵器』の出来上がり。
マルクトも狙う訳ですなぁ。


「まさか、一生このまま!? あ! でも俺、ナタリアと結婚すれば――」
 だが、ヴァンは首を振った。
「同じことだ。国王はおまえが二十歳になると同時に、おまえとナタリア姫を結婚させるつもりでいる。どこにも行けぬ。軟禁場所が屋敷から城に変わるだけだ」
ヒドイ話だ・・・・・・(´・ω・)
ん?国王の一人娘のナタリア姫と結婚したら、いつかはルークが国王になるはず。
キムラスカは、いざという時に国王を特攻させるつもりなの?
あ、ルークは継承権第三位だから、王族の男が他にいるのか。


衝撃の事実に打ちのめされるルークに、ヴァンはさらに語り掛ける。
「落ち着きなさい、ルーク。まずは戦争を回避するのだ。そして、その功を内外に知らしめる。それが叶えば、平和を守った英雄として、おまえの地位は確立されるだろう。そうすれば、少なくとも理不尽な軟禁からは解放されよう。もし王がそれを望んでも、民がそれを許さぬ」
hmhm。


「・・・・・・元気を出せ、ルーク。未来の英雄が暗い顔をしていては様にならないぞ。ただしこれはまだ、我々だけの秘密だ。いいな?」
私だけを信じなさい・・・・・・
私だけを信じるのです・・・・・・



船は砂漠の近くの自治区ケセドニアに到着。
そう、まだまだ「遠足」は終わっていないのです・・・・・・。



2巻は・・・・・・3回かなー。



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