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1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

テイルズ オブ ジ アビス 2 ~愚かな焔と崩れる世界~ 結城聖 2006年4月30日 集英社(2回目)

2016-01-26 06:40:56 | テイルズ
○ここまでのあらすじ
六神将「妖獣のアリエッタ」との戦いを切り抜けたルークたち。
ケセドニアへと向かう船でヴァンから軟禁生活の真の理由を聞いたルークは、
「英雄」を目指すことを考え始める・・・・・・自由を得るために。



ケセドニアの代表者・アスターのところで、
コーラル城にてシンクが落とした『円盤』を解析した一行でしたが・・・・・・
「それをよこせ!」
街中でシンクが襲撃。
どうやらなかなかに重要情報が含まれているものらしい。


「――ロックブレイク!」
 目の前の大地に、巨大な土の棘が生える。あのまま突っ込んでいたら、間違いなく串刺しになっていた。さすがに容赦がない。
※あとでマルクトの領事館のスタッフが綺麗に片づけました。



「ハーッハッハッハッ!」
薔薇のディスト様キタ――(゜∀゜)――!!


「ドジを踏みましたね、シンク?」
「・・・・・・アンタか」
「あとのことは私に任せなさい。超ウルトラスーパーハイグレードな私の譜業で、あの陰湿なロン毛眼鏡をぎったぎたの――」
ついにディスト様がルークたち、いや『陰湿なロン毛眼鏡』たちと対決する予感!


そして、キムラスカへ向かう船の上で・・・・・・・
「ハーッハッハッハッ! 野蛮な猿ども! とくと聞くがいい! 美しき我が名を!」
薔薇のディスト様キタ――(゜∀゜)――!!(2回目)



「我こそは、神託の盾六神将――」
「――鼻垂れディスト」
おいメガネぶちころすぞ(´・ω・`)


『陰険ジェイド』一行対カイザーディストR、ファイッ!
「あ」
ディスト様ーッ!
・・・・・・これはひどいwww



一行はとうとうキムラスカの王都バチカルに到着。
そして早速インゴベルト陛下に謁見。
ちょうど大詠師モースが戦争を唆していたところだったけど、
実際にマルクトの様子を見てきたルークが一蹴。
モースざまぁwww

しかし心配事が1つ。
ルークの母・シュザンヌが倒れたことを聞き、一行はルークの屋敷へ。
「ヴァンの妹で、彼を暗殺するつもりだったと報告を受けているが、事実は、ヴァンと共謀していたのではあるまいな?」
「共謀? 意味がわかりませんが」
ルークの父・ファブレ公爵はご機嫌斜め。
・・・・・・本気で意味がわかってないのがティアですよ。


どういうことだか、キムラスカの王女・ナタリアにご説明いただきましょう。
「あら、お父様から聞いていらっしゃらないの? あなたの今回の出奔は、ヴァン謡将が仕組んだものだと疑われているの」
ですよね
「ヴァンにルークを任せたら、謎の少女(ヴァンの妹)がルークを連れ去った」
今回の騒動はそういうことですよ、うん。


「姫の話が本当なら、バチカルに到着次第、捕らえられ、最悪――処刑ということもありえるのではありませんか?」
「処刑!?」
なんだってー・・・・・・いや、そういう事態だからね?


「はぅあ!」アニスがのけぞる。「イオン様! 総長が大変ですよ!」
 イオンは頷いた。
「そうですね。至急、ダアトから抗議しましょう」
謝罪が先じゃないの?
ヴァンもティアもダアトの人間な訳で。
・・・・・・あー・・・・・・ティアがアホの子なのも、ダアトの体質なのかもしれない。
上から下まで「ダアトが世界の中心」みたいに思ってるところがありそう。


ま、それは置いておこう・・・・・・とにかくルークは無事帰宅し、
和平の使者を国王に引き合わせるという役目も果たしました。
「師匠・・・・・・俺・・・・・・これで英雄になれたのかな・・・・・・」
うーん、ちょっとパンチに欠ける気はするねぇ。



翌日。
ルークは城から呼び出しを受けました。
「昨夜」と、口を開いたのは内務大臣である。「緊急議会が召集され、マルクト帝国と和平条約を締結することで合意しました。そして、その第一歩として、キムラスカ・ランバルディア王国は、親書にあった救援の要請に応えることにしました」
「救援?」
マルクトの鉱山都市アクゼリュスが障気に覆われてマジヤバなんだってー。
マルクト側は障気が酷くて救援が難しいので、キムラスカに助けてほしいという話。
そして・・・・・・そのための『親善大使』に、ルークが選ばれたのです。

最初は渋ったものの、ヴァンの解放と引き換えと聞き仕方なく引き受けるルーク。
すると国王やファブレ公爵は、この件のもう1つの意味を話し始める。
ルークがアクゼリュスに向かうことは、預言に読まれている――と。
「ルークよ」父は譜石を下ろすと、ルークを見つめた。「今まで、その選ばれし力を狙う者から護るため、やむなく軟禁生活を強いていたが、今こそ英雄となる時だ」
(俺が・・・・・・英雄・・・・・・)
 さっきとは別の意味で、ルークは拳を握った。やはり、ヴァンは正しかったのだ。これは、自由への大きな一歩だ。
和平の象徴となる救援活動を指揮したとなれば、国民の人気者間違い無し。
やったねルーク!超ウルトラスーパーハイグレードなチャンスだね!


わーい、さっそく師匠に報告だー
「その預言には続きがある。『若者は力を災いとし、キムラスカの武器となって』と」
「武器・・・・・・?」
「うむ。教団の上層部では、おまえがグルニカ平野に戦争をもたらすと考えている」
えっ(2重の意味で)



「私は、おまえが戦争に利用される前に、助けてやりたいのだ!」
「で、でも、どうしたらいんだよ! 俺がアクゼリュスに行かないと街がやばいんだろ!?」
「預言はこう詠まれている。おまえがアクゼリュスの人々を連れて移動する。その結果、戦争が起こる、と。だから、アクゼリュスから住民を動かさず、障気をなくせばいい」
あったまイイ!
・・・・・・どうやって?


「超振動を起こして、障気を中和するのだ。その後、私とともにダアトへ亡命すればいい。それで、戦争は回避され、おまえは自由を手に入れる」
ヴァン師匠、そこまでルークのことを、弟子のことを大切に思っていたんだね!



「よし。では、行こうか。おまえ自身の未来を摑み取るために」
「はいっ!」
 ルークは全ての迷いを振り払って、そう返事をした。
ワーカンドウシチャウナー



モースの妨害を察知したヴァンは、囮として別行動を取ることに。
結局「遠足」と同じ面子で、今度は『親善大使』としての旅が始まる――
そんなところで2回目終了。




→3回目(まだないよ)


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