オートバイで行くインド・アフガニスタンの旅

写真やイラストつきのオートバイ旅行記

no.118 イスタンブールをめざして

2018-03-04 16:10:18 | オートバイ旅行記



 トルコでの居心地があまりに良かったので、つい長居をしてしまったが、ここらで先を急がないと
オートバイには苦手の雪に悩まされることになるだろう。 それでアンカラを出てからは行けるところまで
行こうと思い、イスタンブールの途中の町や観光スポットなどは、残念ながらオミットすることにした。

 その日はイスタンブールの対岸、ボスポラス海峡に面した町ウスクダラに幸いにも達したので、フェリーで
対岸のカバタシに渡り、イスタンブールに入る。 そして先に紹介してもらたカディルの姉の嫁ぎ先の
オぜル宅をやっと探し当て、一泊させてもらう。 その長女は美人な上、才気煥発であったのが、救いになった。
そのうえに、質素ながら魚のフライを中心にした夕ご飯までご馳走になった。

 翌日は迷惑をこれ以上かけないためにも、早くにオぜル宅を出て、バイブル、オテル 10 トルコリラ/泊
に移った。 10USドルを両替の後、市内見学に出た。

 お茶は高く、2Tリラ(やく45円)もする。 それでホットドックが1リラで安いので、それで・朝、昼を過ごす。
今までに比べて何たる格差があることか。 行くとこ行くとこ何もかもが高く、懐事情が悪い当方としては早々退散
するに限ると、翌日は早くもトルコを出国した。

 東ローマ帝国から続く長い歴史があるだけに、長期滞在して、じっくりと深訪する価値のあるものを些か残念だ。
  

  次回に続く! 


  
  

  

  

  前号の家で写したものだが、皆がぜひ乗せてくれとせがむのには参った。
  いくらドイツのBMWが普及していても、ここまでのデザイン性と性能の良さはない。
  それだから、一度見ると、皆、その虜になるのだ。 バイクファンとしては当然だろう。
  これはインドこの方トルコまで変わらない。

  嬉しくはあるが、乗り慣れたこの自分でさえ、幾度か、事故を起こした。
  そんなで、ここで事故でも起こされたら堪らない。
  それで、ただ跨る(またがる)だけで、勘弁してもらった。

  この写真を見てもそうだが、カディル宅で撮った写真を見ると美男子が多い。
  オスマン帝国の時代にその支配下の各地より集めた名残だろうと思う。
  映画俳優でもないのに、惚れ惚れするほどである。


  

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