早朝、登録のない番号から着信があり、寝ていたので出ませんでした。
時間を置いてまた着信があり、今度も無視しました。
新しいスマホにしてから、留守電の設定をし忘れていて、起きてから留守電をONにしたら、また同じ番号から着信がありました。
留守電にメッセージが残されていたので聞きました。
「〇〇(義父)です。ヒッキーに何度かけても一向に出ないので、こちらにかけました。おばあちゃんが亡くなりましたetc…」
ずっと無視していた番号は、なんと義父でした。しかも、ちょっと怒ってる感じだし。( ̄▽ ̄;)
義父の番号は知らなかったので、これを機に登録しました。
まだ寝ていたヒッキーを起こし、義父に電話するよう言いました。
亡くなったのは、義母方のおばあちゃんでした。
結婚した時に会ったのは、義父方のおばあちゃんで、義母方のおばあちゃんとは私は一度も会ったことがありません。
結婚の挨拶に会おうとしたら、義母に「おばあちゃんはボケてて、孫(ヒッキー)はまだ学生だと思ってるから、そこに知らない人(私)が、孫のお嫁さんとして来たらパニックになるから遠慮してくれる?」と言われたので、会っていませんでした。
それ以降も「会わない方がいい」と義母に言われ、私は面識がないのです。
今日が通夜で、明日が葬儀。
突然のことで(しかも私は面識ないし)、なんの動揺もないのですが、義母はパニクっていたようで、ヒッキーが電話をした時は「すぐに来て!」と、言われたようです。
うちの親もそうだけど、なんで親たちはこういう時にパニくるんですかね?
親が亡くなって仕方ないのかもしれないけど、義母はよく「私ね、おばあちゃんとは昔から反りが合わないのよ」と言い、おばあちゃんのことは嫌っていたように見えたのに。
しかも危篤状態ならまだしも、もう亡くなってしまった所に急いで行ったところで…と、思ってしまった私は非情ですかね?(ヒッキーも同じ考えでした)
とは言え、通夜の時間よりだいぶ早めに会場へ向かうと、駐車場が見つからず義父へ連絡すると「もう来たん?通夜の時間前でいいのに」と言われ、ヒッキーはキレました。
ヒ「すぐ来い言うたんはそっち(おかん)やんけ!」
電話を切った後も、ずっとキレてたヒッキー。
ヒ「大人が3人(両親と兄)もいて、なんで冷静なやつが一人もおらんねん!ちゃんと連絡して来いや!」
通夜まではかなり時間があったので、一旦帰宅しました。
近くだったらまだいいけど、片道1時間くらいかかるので、そんな簡単に行き来できる場所ではありません。
もし私の親だったら、私もキレると思います。だから、ヒッキーの怒りをしばらくは黙って聞いていましたが、あまりにも長いので「私に当たり散らすのではなく、直接自分の親にキレろや!」と言いました。
そして夜、通夜会場へ行きました。
ところが、あんなにキレていたヒッキーでしたが、義母には一言「ちゃんと連絡してや」と言っただけ。
後から聞いたら「おばあちゃん死んでシュンとしてたおかん見てたら言えんかった」と。
全く悪くない私にはあんなに八つ当たりしてたのに…なんやそれ。
このご時世なので、完全な家族葬かと思いきや、親戚が数人集まっていました。
もちろん私の知らない人ばかりですが、ヒッキーもよくわかってないみたいでした。
通夜終わりに食事会があったのですが、驚いたのがメニューでした。
新鮮な魚の握り寿司でした。
これまで参加した通夜・葬儀後の食事会は全て肉や魚がない、いわゆる精進料理でした。
それが今日は魚だらけ…しかも美味しかった。(ウニと大トロが最高でした)
今は「死」は穢れ扱いしないとかで、清めの塩もなく、今どきなのか都会だからかよく分かりませんが、軽くカルチャーショックでした。
それにしても長い食事会で疲れました。
久しぶりに集まった親戚同士、話がはずんでいましたが、私はほぼ蚊帳の外。
義母の私に対する扱いは相変わらずで、会場の席の並びをどうするか?係の人に聞かれた時、私を完全に省いていたことは忘れません。係の人に何度確認されても私だけ省いてました。
こんな時でも意地悪するんだね。
明日の葬儀はヒッキーはどうしても休めない仕事があるので欠席します。私もヒッキーが行かないので行きません。
祖母不幸かもしれませんが。。。