もしも国民が首相を選んだら 読書2012-16

2012-07-29 19:18:53 | 読書
『もしも国民が首相を選んだら』(松沢 成文・林 雄介著/マガジンランド)

先日講演会に出席した前神奈川知事・松沢成文と林氏の共著。
社長に貸して頂きました。



表紙のイラストを見るととても政治の本に思えませんが
中身はまじめな本です。
政治に無関心な人にも読んでもらいたいとの考えから
こういう表紙になり、内容もわかりやすく対話方式の
ストーリー仕立てになっています。

第一章は中学高校時代の公民の復習みたいな内容。
政治の仕組みがわかりやすく書かれてあり、
そう言えばそういうことだったなと忘れていた記憶を
呼び戻してくれました。

第二章は国民が首相を選ぶ過程・仕組みを漫画のような
ストーリーで解説をしていました。

これまでも中曽根首相や小泉首相も『首相公選制』を
提言してきましたが「憲法改正」が壁となって実現
出来ずにきました。
それを松沢さんは「憲法改正」なしでも『首相公選』は
できることを説明しています。

具体的には・・・

・国会議員の中から一定数の推薦人を条件に首相候補を決定

           ↓

・選挙期間は2週間。その間に全国各地で候補者による
テーマ別にディベートを開催


           ↓

・国民投票を実施。50%以上の獲得が条件。いなければ
上位2名で決選投票

           ↓

・国会は主権者である国民が推薦する首相候補者を最大限
尊重して首班指名

           ↓

・国会が指名した首相を天皇が任命


詳しくは「http://首相公選.com」へアクセス!!

ちなみに私は回し者ではありません。

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