スープ 映画2012-03

2012-07-16 16:30:04 | 映画
『スープ~生まれ変わりの物語~』(大塚 祐吉監督・脚本)

連休中どこにも遊びに行く予定がなかったので
何か良い映画はないかと探して見に行った映画。
実は「笑える」映画を探していったはずなのですが
ジーンとくるお話でした。
失礼な話ですがあんまり期待して観に行ったわけでは
ないのですが、その思いを見事に裏切ってくれて
とても良い作品でした。

離婚した主人公である父親と一人娘の物語。
仕事でも冴えない父親が出張先で女性上司ともども
雷に打たれあの世へと行ってしまう。
ある「スープ」を飲めば生き返れるが記憶は失われてしまう・・・。
娘のことが気がかりな父親は過去の記憶を持ったまま
生き返れないかと奔走する。

前半はベテラン役者陣で後半が若手の役者。
その対比も見事で、面白い構成でした。
でも前半はグダグダした感じでちょっと退屈気味でしたが
父親の心情変化が上手く流れを作っていったと思います。
最後の最後はジーンとさせられましたね。想いは届くのです!

死んで生まれ変われるのなら自分は過去の記憶を持ったまま
生まれ変わりたい。そのほうが面白く次の人生を送れる
気がするから。

後半登場した若手俳優は知らない人ばかりでした。
一人だけ見たことはありました(『告白」に出演
されていた)。
それにしても若い女優さんはみんな細い。
モデル出身なのかな。細すぎて心配になりますけど
体とか大丈夫なのかな?余計な心配ですね・・・。

ふらっと観に行った割には当たり!の映画で良かったです。



有楽町スバル座にて(7月15日)

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