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40℃を超える狂熱の日本と政治の無策

2020-08-17 | 環境
日本各地で40度を超えるような猛暑が続いている。NHKでは、猛暑予想をし、熱中症対策を呼びかけている。でも、なぜかこの猛暑に対する対策を呼びかけることはしない。クーラーを使え、マスクをたまにはずせなど、対症療法ばかりだ。不思議なことに、この猛暑に対応する政策がいっさい発表されない。猛暑は自然災害だからそれぞれ各自が対応しろと言うのだろうか。政府はもちろん地方行政も何もしない。
 この猛暑が地球温暖化の結果であることは明らかなのに、温暖化対策はほとんどこの猛暑下でも何も出されない。地球温暖化対策は全地球的にやらねばいけないことは分かっているが、それでも猛暑がつづく都市では、なにか対策をすべきではないのか。町の中にもっと緑地を広げる、公園に樹林帯を作る、とりあえず必要のないコンクリートを引っぺがす、などなど、考えれば猛暑の対策になりそうなことはいくらでもある。そんなことは非常識だと言うべからず。この猛暑がもう非常識なレベルに達しているのだから、政治も行政も何かやるべきだろう。もちろん石炭火力発電を少しでも減らすこと、海を温める原子力発電を停止するなど、脱炭素社会の実現を一日でも早く実現することは政治家の責任だ。でもそれだけじゃない。毎日、うだるような猛暑に生きざるを得ない人間にとって、気温を1度でも2度でも下げる対策を早くとってほしい。与党も野党も政治家は今こそ何をやるべきか議論を始めるべきだ。

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