「 アンソロジー 迷 （まよう） 」アミの会

　　　　　　　　　　「　アンソロジー　迷　」アミの会　　大沢　在昌他

　　　　　　　　　　　　　　　

お薦めブログで小説家・松村比呂美さんのブログ「　最初の一冊　」に出会い、読者登録欄がないので、お気に入りに登録して拝見しています。
何作も既刊本があるけれど、電子書籍で、申し込み方が分からずにいましたが、最近、紙の本も紹介してくださっていて、読むことができました。
アンソロジーで、あとがきでアミの会を知りました。アミの会は、女性作家が集まって生まれ、のちに男性のゲストが参加されています。
この本は、第４弾だそうで、そうそうたる作家さんがずらり。面白かったので１からすべて読んでみることにします。
～～～～～ネタバレあり
「　未事故物件　」　近藤史恵　～怖いのは事故物件じゃない。恐ろしいのは、これから事故が起こる物件なのだ。～　『　恐ろしかった。私もきっと調べに行って、殺されていただろうな。』　
「　迷い家　」　福田和代　～酒飲みが迷い込んだ迷い家。『　夢の中の出来事のようで、なるほどそうだったのかとオチが面白かった。お酒はほどほどに。』
「　沈みかけの船より、愛をこめて　」　乙一　～親の離婚でどちらについて行くか問われた１４歳の姉と小５の弟。冷静に状況を分析し決定する。『　別れても両親に対しては揺るぎない愛があるのね　』
「　置き去り　」　松村比呂美　～外国のツアーに参加した私はトイレ休憩で、トイレに入っている間に置き去りにされた。無人で車も通らず、携帯はバスの中。さあ、どうする。　
　　　　　　　　　『　待望の松村さんの作品。読みやすく、とても面白かった。ぜひ、あとの作品も読んでみます。』
「　迷い鏡　」　篠田真由美　～『　はじめての作家さんですが、余り情景が浮かばなかった。　他の作品を再挑戦かな　』　
「　女の一生　」　新津きよみ　～岐路に立った時、選ばなかった方を選んだもう一人の自分が、もう一つの世界で幸せに生きている。そう想像することで、人生を切り抜けてきた。
　　　　　　　　『　私も辛いときには、そんな事を考えたことも。あの時、あちらを選んでいたなら幸せになっていただろうかと　』
「　迷蝶　」　柴田よしき　～妻に先立たれ、仕事を辞めた孝太郎は、趣味の蝶々の写真を撮りに。そこで知り合った杉江もやもめの子供なし。
　　　　　　　その二人には過去に知られざるある因縁が。２人共、もし、あの時にもう一度戻れるものなら自分はそれをしていたのにという思いが。
　　　　　　　『　やっぱり柴田さんは文句なしに面白い。』
「　覆面作家　」　大沢在昌　～作家が今売り出し中の覆面作家の正体を知る。その人はなんと⁉
　　　　　　　　『　これも面白かった。　他にも大沢さんの作品を読んでみよう。新宿鮫が有名ですね　』

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祝 グッピーの赤ちゃん誕生！

今月に入ってグッピーのメスのお腹が膨らんでいるなと観察していました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　
オス２匹でメスが４匹います。　１１月８日、まず、１匹から赤ちゃんが生まれました。
その後次々と他のメスも赤ちゃんを産みました。

　　　　　　　　　　

前に飼っていた時、後ろから産んで前に泳いできたのを母親がぱくりと食べたの見たので、親と子を離していましたが、今回は自然に任せました。
赤ちゃん用の餌を買ってきたら、喜んで食べています。もう大人たちに食べられないほど大きくなって少し色づいてきました。

　　　　　　　　　　　　　　　　

熱帯魚部屋の他の住人です。　オスカー君。名前を付けました。買ってきてから、ものすごい勢いで餌を食べるので、孤独のグルメから井之頭五郎とつけ、五郎ちゃんと呼んでいます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　小さい頃の五郎ちゃん。

最近は、少し落ち着いてきて、色も濃くなって大きくなりました。ただ、前の子と違って、シャイで近づくと隠れるようになりました。前のオスカー君は寄って来たのに。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

えさは肉食魚用のドライフードと乾燥エビと牛ハツ（　ハート　）を食べています。

　　　　　　　　　　　　　　　　

プレコはひげが生えてきたので男の子みたいです。

　　　　　　　　　　　　　　　　

ディスカスたちは、元気で、ものすごい勢いでドライフードと赤虫を食べています。この子たちは部屋に入ると寄ってきます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

今回、金魚の写真はうまく撮れずになしですがみんな元気です。　　　　　　　　　　　　　　　　

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「 求愛 」 柴田 よしき

　　　　　　　　　　「　求愛　」　柴田　よしき
　
　　　　　　　　　　　　　　　

大好きな柴田よしきさんの本。連続短編小説。図書館で借りてきました。
～～～～～ネタバレあり
フリーランスの翻訳者・小林弘美は、友人由嘉里の自殺に疑問を持ち、調べていくうちに犯人を突き止める。
犯人が由香利を殺してしまった原因には恐喝事件が絡んでいた。
由嘉里の事件以来、助けられなかった自責の念で、仕事を休みクリニックにかかっている。
そこで同じく患者の袴田弓枝と知り合い友達になる。
その弓枝が無理心中をした。信じられない弘美はまた真相を調査。身体を張って犯人をおびき寄せ逮捕に協力する。
その後犯人を慕っていた女性に殺されそうになり、助けてくれたのが探偵・梶本。
その縁で梶本の探偵事務所に就職して、色々な調査をして３年間経験を積み、由嘉里を殺した犯人を追い詰めた詐欺集団を逮捕に導き復讐は終わった。
～～～～～～
最初は友人の自殺から殺人事件に発展。友人は大親友で夫が弘美の元カレで別れてからも３人でのお付き合いしている。私はできないな。
友達になった弓枝がまたまた殺され、自分も殺されかかる。　
どうなるのかと読んでいくと、今度は探偵事務所に就職。うん？
浮気調査や人探しや色々な私立探偵の裏側が分かって面白かったです。
調査はするが後の事は一切関知しない。が、それからドロドロのドラマが展開するんでしょうね。

探偵小説や探偵もののテレビドラマは大好きでよく読んだり見たりしますが、現実の探偵さんには関わったことがないので。
探偵と聞くと、真面目なところもあるけれど、人の秘密を暴くので、ゆすりたかりをするところや怖いイメージがありますね。
本やテレビの中で楽しんで、現実には、探偵さんにお願いするようなことが起こらないのが一番。　
弘美はフランス語と英語の翻訳が出来るのに少し勿体ないような気がしますが、一人前の探偵になって活躍する続編は書かれないのかな。

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いつかの一品

〔　コマツナと絹揚げの煮物・銀だらの西京漬け・味噌汁　〕〔　３品盛り・アカモク。野菜炒め　〕〔　豚バラ塊肉のビール煮込み・ポテト〕

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

絹上げの煮物は炎クリさんのレシピ。美味しく炊けました。銀だらは生協の冷凍品。みそ汁の具は麩。
３品盛りは、煮豆とローストポークと豆腐。アカモクは初めて食べました。
豚バラのビール煮込みは、伝説の家政婦・志麻さんのレシピです。豚肉は、３cm幅に切り、塩コショウ。フライパンで焼き色をつけ鍋に移す。
玉ねぎの薄切を塩ひとつまみでじっくり炒め、鍋に移す。フライパンにビールを注ぎ、フライパンに付いた旨味を鍋に移す。
鍋にビールと水をひたひたに加え、砂糖とコンソメの素を加え４５分ほど煮込む。1/3まで煮つまったら、粒マスタードを加え、塩コショウで味をととのえる。
本と色は少し違いますが、美味しくできました。

〔　エリンギとほうれん草のニンニク炒め・椎茸のチーズ焼き　〕〔　麻婆豆腐丼　〕〔　ゴボウとキノコの梅みそ炒め　〕

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ニンニク炒めは生協のパンフ。椎茸は我が家で採れた椎茸の小さいのばかりをチーズをのせて焼きました。
麻婆豆腐は重慶飯店の麻婆豆腐の素。花椒と麻辣醬が効いて、辛いけれど美味しかったです。
梅みそ炒めは、ゴボウはよく洗い、皮ごと４cm長さに切り、縦４等分し、２分ゆでる。　エリンギは長さを２等分、縦４～６に切る。
生シイタケは１センチ幅。梅干しをたたいて酒・みりん・味噌と混ぜる。ゴボウとエリンギと椎茸を炒め、梅味噌で調理する。梅味すきの息子がパクパク。

〔　鶏のトマト煮　〕〔　焼き飯　〕〔　カレー　〕

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

息子の料理。　鶏を炒めてトマトで煮ます。トマトがなかったのでトマト缶です。今回のカレーは、玉ねぎとニンジンをすりおろして炒めています。

〔　３種のチーズと野菜の包み焼き・鶏肉と白菜の中華スープ風　〕〔　凍みこんにゃくと枝豆ひろうすの煮物　〕〔　ひき肉とれんこんのピリ辛炒め　〕

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

包み焼きは冷食。スープはESSEのレシピより。鶏もも・白菜・しめじが入っています。水・麺つゆ・生姜・ゴマ油が入って体が温まります。
こんにゃくを凍らせた凍みこんにゃくの煮物です。
ピリ辛炒めは、ひき肉とれんこんを炒めニンニクのみじん切りと豆板醤と酒・醤油・オイスターソース・砂糖・胡椒で味付けしています。片栗粉でとろみをつけます。ESSEより。

〔　アヒージョ　２種類　〕〔　牡蠣フライ・ワカメとキュウリの酢の物・ポテトサラダ・トマト・キャベツ・シジミの味噌汁　〕

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

（　鴨・ブロッコリー・チーズ　）と、（　エビ・アスパラ・チーズ　）のアヒージョ。息子の料理。　

〔　かぼちゃのバーニャカウダ炒め・ほうれん草の胡麻和え　〕〔　シラス大根　〕

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

かぼちゃとベーコンとエリンギを焼いて蒸し焼きにし、息子の手作りのバーニャカウダソースを加え仕上げに粗挽きこしょうをふる。
ホクホクのかぼちゃとベーコンの旨味にアンチョビとニンニクの効いたソースがよく合いました。ESSEのレシピ。

〔　ブリ大根　〕〔　ぶりの刺身　〕〔　海老マヨ　〕

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

生協でブリのアラがあったので申し込みました。　抽選で当選。　炎クリさんのレシピ参照です。


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「 ソロモンの犬 」 道尾 秀介

　　　　　　　　　　「　ソロモンの犬　」道尾　秀介　

　　　　　　　　　　　　　　　

久々の道尾秀介さんの本です。図書館で借りてきました。
～～～～～～ネタバレあり
登場人物は、４人の大学生。　秋内静・友江京也・巻坂ひろ子・羽住智佳。
その大学の助教授の、間宮未知夫。同じく助教授の椎名境子と息子の陽介と飼い犬オービー。　元夫の悟。　少ない登場人物で物語は進みます。

大学生と顔見知りの陽介が、突然走り出したオービーに車道に引っ張られトラックにひかれるのを、偶然居合わせた秋内は目撃する。
後の３人も別の近くの場所から事故を知る。　オービーはなぜ突然走り出したのか？　事故か殺人か。　原因を求めて４人は話し合う。
動物に詳しい間宮先生に相談。先生は、しばらくして見つかったオービーを預かり、色々推理してオービーの動きを解析。
息子を失った境子は自殺してしまう。これも自殺か殺人か？

先に読んでいた息子が、「　犯人はすぐ分かったやろ。　その人しか考えられないから　」というけれど、私は最後まで分かりませんでした。
京也が陽介の事故前に雀を討つ真似をしたのが引っかかっていて、境子の自殺を見つけたのも怪しいし、ひろ子も智佳も何か隠しているようで。
読んでいるうちに、みんなの隠し事が発覚して思わぬ展開に。　途中に夢物語が挟まっていて、危うく騙されそうになりました。
いくつもの偶発的なことが重なって起きた悲劇でした。

間宮先生が個性的で面白かったです。　
先生曰く、女性は好意を持っている人と話すときは声が高くなるそうで、そういえば私も昔々は声が明るく高くなっていたような。
男性は低い声で話すほうがいいそうです。　この頃の私の声は、悲しいかな、高くなることないな。

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