「 黒の十字架 」 森村 誠一 「 龍神の雨 」 道尾 秀介

　　　　　　　　　　「　黒の十字架　」　森村　誠一　

　　　　　　　　　　　　　　　

久し振りの森村誠一さんの本です。一時期、片っ端から読んでいました。古本屋さんで見つけ買ってきました。　
８８歳になられるんですね。　元ホテルマンで、スラリとした身長と端正な顔と作品が好きでした。お元気そうで何よりです。　

あらすじ（　データベースより　）
潜入捜査の密命を帯びて羽代市に単身乗り込んだ土谷刑事を待ち受けていたのは、市内を独裁国家のように統治する大場一族の厚く巨大な壁であった。
警察さえ影響下に置かれる独裁都市で土谷の孤独な戦いが始まった。長編ミステリー　　
～～～～～～
権力を維持するためには、必ず暴力が付いてくる。　弱い者たちはその暴力を恐れ、権力者はますますのし上がっていく。逆らえば殺される。
今、世界でも、暴力=権力の構図があり、権力と暴力の癒着の構造の恐ろしさを書こうとしたのが、この作品であると、作者はあとがきで書いています。　

諸悪の根源は、ゴルゴ１３や、梅安さんや仕事人がやっつけてくれればいいけれど、現実社会は漫画でないので、そういうわけにもいかず。
ハラハラ、ドキドキしながら一気読みしました。

　　　　　　　　　　「　龍神の雨　」　　道尾　秀介

　　　　　　　　　　　　　　　

大藪晴彦賞受賞作。　長編ミステリー。
～～～～～～ネタバレあり
母を亡くした蓮と楓の兄妹は、継父と暮らしている。しかし、継父の暴力と、楓に毒牙が、、。　蓮は復讐を決意する。
継母と暮らす辰也と圭介。ある事件がきっかけで交わる二組。先入観と思い込みで人生が、そして、雨によって運命が狂っていく。
伏線が張られ、読み進むうちに、どんでん返しで、入院中で暇だったので、またまた一気読みしました。
相談できる大人がいれば、よかったのに。辛かったね。

道尾さんは何作か読んでいますが、子供を書かせると、やっぱり上手いな。


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ノーマ病院へ

ノーマの耳が聞こえなくなって、病院へ行きましたが、もらった薬を嫌がって冷蔵庫から出しただけで逃げ回ります。
大量の薬と水を２回、耳の中に入れて揉むので、世話をする方も、嫌だろうなと心配になります。
初めてのワンコのエスが耳ダレが出たとき、当時お世話になった病院でもらった薬が、数滴入れるだけで改善したので、先生にノーマが嫌がることを話して、クスリを変えてもらいました。

耳の中が見えにくいので、鋏で毛を抜いてから中を見て、１週間分の点耳薬を貰いました。
診察が１１００円。点耳５００円。耳毛抜きが７００円？　薬は、ウェルメイトＬ３５㎖２９００円。これを３滴ずつ右左に点耳して一週間分。あと、処方料３００円と指示料５００円。

ノーマを呼ぶと、かすかに反応があるように思うのは錯覚かな？　たまたま、振り向いたのかな？　後は呼んでも知らん顔。
それでも、かすかな希望を持って薬をもらいに行きました。
耳を見て、見えにくいので看護師さんが鋏で毛を抜きました。　『　先週も抜いてもらいましたが？　』と言えば、　先生は「　生えるの早いね　」

　　　　　　　　

診察だけで１回に２６００円掛かるので、クスリを２本もらいました。　次は２週間後です。
治ればうれしいですが、しばらく通って様子を見て、猫がお世話になっている病院に連れて行くのもいいかと。
あそこは、何とか料がいらないので、安いんですが、今の病院は３５年以上のお付き合いがあるので思案中です。


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外食といつかの一品

今年も息子のお友達からサクランボが送られてきました。
今年は、サクランボが不作だそうで、送ってくれるはずだった品種が品薄で、他の品種です。
去年のより、柔らかく、少々当たって痛んでいます。　即日、娘に半分おすそ分け。　味は、甘くて大変美味しかったです。　ありがとう！

　　　　　　　　　　　　　　　　

フレンチ食堂　Bochi　Bochi
私の大好きなお店です。　何ヵ月ぶりかで行ってきました。今日のランチは〔　そば粉のガレット　〕９３０円
サラダとスープ付き。ガレットは、じゃがいもとツナと目玉焼きでした。美味しかったです。　+１００円でコーヒー。

　　　　　　　　　　　　　　　　

鎌倉パスタ　
初デビューです。　前から元同僚に「　美味しいよ　」と聞いていましたが、近場のジョリパ専門でした。
息子と、美味しいパスタが食べたいねと、ナビで探して行ってきました。　きれいなお店なのに、入口の小道が草ぼうぼうで、惜しい。

　　　　　　　　

靴を脱いで靴箱に入れる方式でした。　かごの屋と一緒だな。
私は〔　海老と帆立の明太子ソース　〕息子は、〔　トマトとモッツァレラのトマトソース　〕+Cセット　サラダとパンが付きます。
パンはお替わり自由です。味は普通。　パスタは湯で加減がよく、美味しかったです。　遠いのでジョリパでいいかな。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

いつかの一品　〔　さんま乾物・揚げ・白滝とタラコの煎り煮・トマト・きゅうり・もち麦ご飯　〕〔　赤せんまいとレバーとキャベツ・にんにくの芽炒め　〕〔　手羽と大根の煮物　〕

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

白滝とタラコの煎り煮は、「　食堂のおばちゃん　」の定番小鉢です。白滝を適当に切って湯がく。鍋に酒・だし汁・醤油・を入れ沸騰させる。白滝を入れ、途中でタラコを入れ煎り煮にする。
赤せんまいの炒め物は息子の料理。さっと湯がいてから炒めて焼き肉のたれを絡める。ご飯が進む。　

〔　肉うどん・トマトとアボカドサラダ　〕〔　シャケ・トマトとアボカド・ピーマンと塩こぶ・味噌汁　〕〔　モヤシのナムル　〕

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

〔　ナスのトマト煮込み・パン　〕〔　玉子とローストポークサンド・トマト・漬物・ヤクルト　〕〔　フレンチトースト・そらまめ・キウイフルーツ　〕

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ナスのトマト煮込みは、スーパーのちらしより。なす一口大、しめじはほぐす。フライパンにオリーブオイルを入れベーコン・ナス・しめじを炒める。
ホールトマト缶、みりん、しょうゆ、塩コショウ、隠し味にマヨネーズを入れ、よく煮込む。

〔　焼飯　〕〔　冷やしナスうどん　〕〔　トースト・炒り卵・オクラのかんたん酢漬け・リンゴ・キウイフルーツ・牛乳　〕

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

焼き飯は息子作。　ナスうどんは、「　食堂のおばちゃん　」の夏メニュー。　
ナスを縦半分にうす切り。油で炒めて酒、砂糖、醤油、豆板醤を加え、ごま油をかける。私は混ぜてぶっかけで頂きました。　

〔　ブリ刺身・セロリと牛肉の炒め物・チキンサラダ・枝豆・ロマネスコのオーブン焼き　〕〔　鯖・ヒジキご飯・味噌汁・エビマヨ　〕〔　ジャガイモのかんたん酢煮っころがし　〕
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ロマネスコのオーブン焼きは「　食堂のおばちゃん　」の　カリフラワーをロマネスコで。小房に分け塩コショウ。ニンニクのうす切りと、バターをのせオーブンで焼く。　簡単で美味しい。
じゃがいものかんたん酢は、ブログ友さんのレシピ。　チンしてフライパンで焼いてかんたん酢を絡めるだけ。

〔　ちらし寿司　〕〔　山芋のから揚げ・雲仙ハム・チーズオムレツ　〕

　　　　　　　　　　　　　　　　

ちらし寿司は鰻と海老と筋子入り。豪華で美味しかった。山芋のから揚げもブログ友さんのレシピ。しょうゆ、ニンニク、生姜に前日から漬けておく。片栗粉を付け油少々で焼き揚げ。　
そろそろ事務員さんを誘ってランチに行きたいな。

　　
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「 気がつけば、終着駅 」 佐藤 愛子

　　　　　　　　　　「　気がつけば、終着駅　」　　佐藤　愛子

　　　　　　　　　　　　　　　

佐藤愛子さんは余りにも有名ですが、佐藤さんの作品は読んだことがありませんでした。
新聞広告で見て、９８歳になられるのに、お元気でかくしゃくとしておられ、老境に入った私の少しでも参考になればと、図書館で借りてきました。

５０年前から今まで、婦人公論にて執筆されたエッセイです。波乱万丈の人生と、老いの心境が書かれています。
前書きのようなもので、この本に収録されているのは５０年間書いてきたもので、新刊だと思って買った人が怒るのではと、出版を辞退したと書いています。
すると、当社出版部の方が「　５０年前ですよ。読んだ人がいたとしても中身は忘れています。亡くなってる人も少なくないと思いますがね　」となり、出版されたそうです。
確かにそうですが、こんなことまで書くのかと、あまりの正直さに、ずっこけました。
～～～～～ネタバレあり
離婚歴２回で、最初の夫は戦争の負傷で麻薬中毒になり５年付き合ったが治らないので２人の子供を老父母に預け離婚、小説を書きだした。
２番目の夫は、小説を書いている人でいろいろ吸収することが多く小説を書くうえで役だったそうですが、数千万の借金を負って破産。
その借金を佐藤さんが背負って離婚。　本当に波乱万丈な人生で、強い人だなと思いました。

楽天性こそ生きる力で、ご本人も子育てもやってこられた。時代が違うので今の若い方たちと考え方も違うでしょうが、面白い方です。
佐藤さんから見れば私なんか子供みたいなものですが、こんなに体も頭も元気で羨ましい。　
私も、もう老後を考えないといけない年になってきましたが、まだ、あれもこれもしたいことがあります。
佐藤さんは９５歳の時に、「　もうしたいことは何もありません。欲しいと思うものも無くなってきました。欲望や情念を抑えて、心も体も枯れ木のようになっていく。
それが私の理想的な死ですね　」と書いています。
私はまだそのいきに達していないな。　お言葉参考にします。

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ノーマちゃんのトリミングと猫たち

先週予約して、ノーマのトリミングをお願いしました。
今までは遠くから数十分かけてお迎えに来てくれていましたが、最近、近くでお店を借りて開業したそうで数分で来てくれます。
ノーマの耳が聞こえなくなって、治療中だと言うことを話してお願いしました。
トリマーさんの顔を見ると、喜んで行きました。　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

いつも通り、短くされて戻ってきました。　ウエスティカットだと、これから梅雨に入って、お腹の毛が濡れるので、まあいいかな。紫のバンドが良く似合うね。
洗いやすいので、息子が週に一度洗ってくれて、皮膚病はほとんど完治しました。
太いのでおなかが目立ちます。　秋ごろには優雅にウエスティカットにしましょう。　可愛くなるよ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

玄関口の廊下のフローリングが、削れています。改築した時、張り直しましたが、すぐに削れてしまいます。玄関マットをおいても飛んでいきます。
今までの４代の犬たちが、私たちの帰宅を察知して飛んでくるから。チャイムが鳴ると我先に来客に向かって飛んでいきます。そしてお座りをして待ちます。
それが今では、帰宅して「　ノーマ　」と呼んでも来てくれないのは寂しいです。　少しでも聞こえるようになればいいんですが。

猫たちは毛が抜けるので、毎日ブラッシングしています。　クロとシロと茶色の球ができます。
まずは我が道を行く茶色のミーちゃん。いつもノーマと昼寝です。大食漢。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

おとなしいフィリアは端っこや箱の中が好きです。人なっこく、何処からともなく現れて、トイレ・風呂・ベランダと付いてきます。痩せっぽちなのが心配。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ジーンは二階の住人。時々降りて来ては、何やら猫語で話しかけ、人間には態度がでかいですが、猫たちには年長なのに追いかけられています。

　　　　　　　　　　　　　　　　

外猫ちゃんたちも元気で、朝は外猫ちゃんとそのお母さん。夜は外猫ちゃんと白いのが来ます。白いのは、ほとんどお向かいの子になっています。　
猫の保護活動をされている方がいる反面、ニュースで、猫虐待の悲しい事件を聞きました。猫を虐待する人は、いずれ人にも危害を加えるので要注意です。
猫を殺しても、器物損壊罪で罪は軽い。カリフォルニアでは実刑が課せられたとか。動物愛護法を重くして罪を反省してほしい！というより、弱い動物をいじめないで！


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