東日本大震災から満2年をむかえる最近では、
テレビや新聞が特番を組むことが多くなってきました。
風化が進んで、まもなく忘れられるのではないかと、
東北地方の人々は心配をしていますが、
目の前の現実を見れば、まだまだ復興への道のりは厳しい。
昨日もNHKのローカル放送で、
「北国からのコンサート」と題する歌謡番組が有りました。
お馴染みの東北出身の歌手が、其々の持ち歌を歌っていましたが、
ゲスト?で、宮城県在住の歌手「吉川団十郎さん」が出演し、
「ああ宮城県」を熱唱していました。
37年前の1976年に映画「トラック野郎」にも出演したというから、
デスクトップさんが31歳頃の話です。
サラリーマンとして、やっと半人前の仕事ができるようになって、
がむしゃらに働いていた時だから、ほとんどその映画は覚えていません。
まして、歌舞伎俳優のようなお名前の方を存じ上げなかった。
やっと最近になって、下記のブログでお見かけした訳で、
ご本人はその頃が人生のピークだったのでしょうか?
若かりし頃の夢を捨てて、その後は故郷の宮城に帰って、
陶芸家として頑張っていらっしゃいます。
でも、有名な陶芸作家は別にして、震災後の東北地方の陶芸作家は、
作品が売れなくて困っているそうです。
被災者の皆さんは自分の生活を維持するだけで精一杯で、
周囲の皆さんも気分的にも趣味の贅沢品までは手が出ないようです。
従って、必然的に閑古鳥が鳴くと云う状態で・・・。
プロの歌手に混じって、お世辞にも上手とは言えないが、
真剣に歌っている姿が、いかにも東北人らしく感じました。
朴訥とした風貌は、出演者の中でも群を抜いていましたね。
デスクトップさんより3歳若いはずですが、
元気いっぱいのお姿に感心しました。
これからも、一枚でも多くのCDが売れるように、陰ながら応援します。
↓
吉川団十郎の日記
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