紅花の里から~みちのくの工房夢便り~

山形での陶芸や日々の暮らしを紹介しています。

新型インフルエンザの予防注射

2010-01-23 12:15:21 | 山形にて

春先までに山形ではもう2~3回は大雪になるかも知れませんが、
我が家の庭では水仙が芽を出し始めました。
大寒を過ぎて、花たちは春への準備を着々と進めているようです。

山形は言うに及ばず全国的に下火になった新型インフルエンザ。
多少タイミングが気になりますが、
山形市では優先接種対象者への順番が、「医療従事者」から始まって、
とうとう「65歳以上の者」まで到達しました。

昨日デスクトップさんはかかりつけの医院で、早速昨日注射をして貰いましたが、
昨年の暮れに従来型のインフルエンザの予防接種もしていますので、
今は身体の中でインフルエンザの抗体が、「うじゃうじゃ」しています。

もう一つ「うじゃうじゃ」しているのは、いつになく老人達が多い医院の待合室。
先生のお話によると、ワクチンは個別のカプセルではないので、
一度開栓してしまうと使い切らなければならないそうです。
その為に注射の日時をあらかじめ決めておく必要から、
どうしても集中は避けられないと。

DSライトさんは現在64歳、誕生日が来月の2月半ばですから、
わずかな時期のずれで「一般人」扱い。
輸入ワクチンは注射の後が多少痒くなるが、効き目は国産良り良いそうですが、
何とか来週の初めに、国産ワクチンで予防注射をしていただけそうです。

最近のニュースによると、輸入後のワクチンが大量に余るらしい。
メーカーへのキャンセルが出来ないそうで、保管もままならない。
あとは大量放棄か、発展途上国への無償供与の道しかなさそうで、
いかに予防策とはいえ、どたばた騒動のつけはあらゆる方面で大きいようですね。

ちなみにデスクトップさんの「予防接種済み証明書」に記載されているワクチンは、
大阪大学の付属機関で、各種ワクチンの製造販売をしている「阪大微研」製。
よかった!、由緒のある国産ワクチンでした。

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山寺芭蕉記念館のグループ展を見てきた

2010-01-21 14:30:55 | 陶芸を楽しむ

デスクトップさんは以前に山形近隣の砕石の水洗泥と土灰とワラ灰を調合して、
自分流の黄瀬戸釉薬をかけた作品を紹介しました。

その砕石の水洗泥を頂戴した山形の山船ヒロシさんが、
「グループ野火」のメンバーとして展示会に出品していらっしゃると云うので、
DSライトさんとその友人の3人で、「山寺風雅の国」に出かけてきました。

大寒のこの時期、町並みから離れた山寺はまさしく閑散期。
先日来の雪も溶けきれずに随所に残っており、訪れる人も少なく静まり返っていました。

展示会場は「山寺風雅の国」にある芭蕉記念館で、
この催しは昨年の12月8日から開催されており、今月の24日が最終日になっています。
終了まで残り少なくなってきましたので、冬場のわずかな晴れ間をかいくぐって、
大慌てで見てきた次第。

展示は「市民企画展 造形と風雅―風と葉と蝉―」と題して、
常設の展示品と共に陶磁器と彫刻作品が陳列されており、
松尾芭蕉の俳諧の世界とのコラボレーションを試みる、市民参加型の企画展です。

陶磁器は木の葉天目の茶碗類や登り窯での窯変の景色を持つ花瓶や壺などが、
芭蕉の「侘び・さび」を感じさせて、
彫刻は作品名がそれぞれ「風・蝉・星」にちなんでおり、それぞれの作品が、
芭蕉の俳諧のイメージを連想させるという趣向です。


                       


実は展示室内は撮影禁止ですが、(館内責任者や関係者の方々にはご容赦の程を・・・・)
会場の雰囲気をお伝えしたくて、あえて展示風景をアップさせていただきます。
そのような次第にて、作品のアップは差し控えましたので、悪しからず。

正面腰高の陳列棚には黄瀬戸釉の鉢類と木の葉天目茶碗が、
右側上段と奧には県展入選の大物作品と花瓶や壺、下段は木の葉を焼き付けた小物の作品達です。
どの作品もすばらしいものばかりですが、その中でもデスクトップさんは、
どうだと云わんばかりに存在感を主張する、黄瀬戸釉の蕪紋鉢には感銘を受けました。

山形の山船ヒロシさんは、ご自身のブログで陶芸に関する情報をいろいろと公開されています。
よろしければ「木の葉に魅せられて」で検索してみて下さい。
今回出展された素晴らしい作品や陶芸に関する豊富な知識が掲載されています。


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我が家の洗濯乾燥機が最新機種になった

2010-01-15 16:57:34 | 山形にて

今日はへぇ~、そんな事もあるのか!という話です。

連日テレビでお知らせが流れたパナソニックのナショナルFF式石油暖房機が、
3年経った現在も、いまだにリコールを呼びかけているように、
企業が一度失った信用を取り戻すのは、実に大変なことなのです。

そのパナソニックと経営統合を控える三洋電機も自社製の洗濯乾燥機で、
安全対策の不足とリコールの作業ミスから、
とうとう約100億円を投じて、17万台をすべて最新機種の新製品と交換しています。

驚いた事に、なんと我が家で使っていた洗濯乾燥機が対象機種に該当していて、
新年早々に新製品の「AQUA」と交換してもらいました。

ドラム式の洗濯乾燥機が出回り始めた8年前に、三洋電機の初号機を横浜で購入。
買ってはみたものの、その当時のドラム式の特徴でしょうか、
洗濯機が暴れ回って振動と運転音がもの凄い。
取り急ぎ三洋電機の人に点検してもらいましたが、
「こんなものでしょうね・・、気になるなら洗濯する量を少なめにしてみては?」
との一言で、その時はひとまず決着していました。

その後この洗濯乾燥機は、山形に移住する迄に2回のリコールを実施していたようですが、
メーカーや量販店からの連絡もなく、知らず知らずのうちにそのまま使い続けていました。
ところが山形への移住後に、偶然にもデスクトップさんが3回目のリコールを発見。
きっかけはホースが風呂水を吸い上げなくなり、取説をWebでダウンロードしましたところ、
リコールの記事が見つかり、それ以来これまで5回目までの修理・点検を受けてきました。

これが功を奏してか、幸運にも商品の交換につながったという次第です。

もしも、デスクトップさんがこれまでリコールがあったことを知らなかったら?
万が一に発火などの不適合に遭遇したかも知れないし、或いはそのまま使い続けて、
いずれ近い将来に故障した時点で、何も知らずにすんなりと他社製に買い換えていたかも。
そう思うと、本件は当方にとって「実にラッキーだった」としか云いようがありませんね。

何かにつけてメーカーvsユーザーの関係は、実に難しいものがあるように思われます。
メーカー側はリコールを新聞などで公開しますが、それはあくまでも形式的なものであって、
確実な顧客リストでも無い限り、メーカー側の積極的なフォローは期待出来ません。
一方のユーザー側もリコールがあることを知らなければ、そのままで使い続けますので、
幸いにも何事も起こらなければ、残念な事に「知らぬが仏」になる可能性もあるわけです。

本来であれば消費者は弱者の立場で救済されるべきですが、双方でいろいろ状況も変化しますし、
一方的にメーカー側だけを責めるわけにもいかないようです。
じゃあどうするか?仕方がないが、弱い立場の方が自己防衛するのが一番と思われ、
今回の事例からして、特に高額の家電製品や耐久消費財を購入した場合は要注意ですなぁ~。

世の中にはもしかして、今回の商品交換をご存じない方もいらっしゃるかも知れませんが、
偶然とは云え当該製品のリコールを知り得たデスクトップさんを誉め称えると共に、
風前の灯火とはいえ、大英断で新製品と交換してくれた三洋電機の企業姿勢にも拍手を送ります・・。

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いまだ健在なりプレステ

2010-01-13 15:10:56 | 山形にて

我が家のプレステ(PS 2)は2000年3月4日の発売後に、
すぐに大騒ぎして購入しましたので、かれこれ十年一昔、
まだまだ現役で頑張っています。

ソニーの製品は5~6年目にはほとんど故障すると云われていますが、
我が家のPS2もその定説通りに、8年が経過してあえなくダウン。
当時は約4万円弱で買ったものを最低1万円以上かけてでも修理するか?
それとも修理せずにプラスアルファーを投資して、最新のプレステを購入するか?
この選択には悩ましいものがありました。

子供や孫が大きくなって来ましたので、この先いつまでもプレステでもなかろう!
散々迷ったあげくに、結局は修理で復活させる道を選択しました。
約一週間の修理期間で、金額は一万円弱で済みましたが、
今や我が家のPS2で遊ぶゲームソフトは、「麻雀」と「太鼓」だけ。
その他の十数種類のゲームソフトは、押し入れの隅で冬眠しています。

我が家では二人のライフスタイルに時間差があり、テレビに関するルールでは、
デスクトップさんが就寝した後は、DSライトさんが録画した「韓流ドラマ」を堪能し、
DSライトさんが起床するまでの早朝は、デスクトップさんが「麻雀」で頭の体操をします。

「麻雀」のゲームソフトはデスクトップさんの「ぼけ防止」に役立っています。
現役時代はよく働きましたが、一方では職場の仲間内でしばしば麻雀もしました。
リタイア後の現在はゲームに登場するメンバーが、唯一の競争相手です。

その日の目覚めの具合で、感が素晴らしく冴えて大勝する時もありますが、
大抵はゲームソフトを開発した御仁の軍門に下ることになります。

大きく負け越した時はしようがないので、結果をセーブせずに次回に再度挑戦する!!。
この方法を取る限り、何回か対戦しているうちには、
デスクトップさんは十数人いる競争相手を押さえて、必ずトップになります。

トップになっても別段どういうことは無いのに、いまだに勝負にこだわるとはねぇ・・・・。

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遅まきながらの初詣

2010-01-09 09:59:22 | 山形にて

今年の山形は大晦日から降り出した雪が、
思いの外の大雪となって、元旦はさすがに除雪車は出動しなかったが、
お正月の三が日は連続で雪が降って、老人にとっては外出が面倒な毎日でした。

デスクトップさんとDSライトさんは例年ですと、
馬見ヶ崎橋の側にある「護国神社」に初詣するのですが、
さすがに今年は正月早々から、我が家に巣ごもりの状態でした。

元気でいるのに初詣をしないのは、何となく後ろめたい。
このところは降り積もる雪も小康状態となりましたので、
昨日の午前中に、晴れ間を縫うように初詣に行ってきました。

「護国神社」は山形市内の初詣の神社としては一番人気なのですが、
たまには違った神社にお参りするのもよかろうと、
山形市内の中心地、旧県庁・文翔館の隣にある湯殿山神社に行ってきました。

湯殿山神社の本宮は山形から酒田や鶴岡へ抜ける途中の湯殿山にありますが、
今回お参りした神社は県庁の守護神として明治9年に分霊、建立されたもので、
いわば分身が祀られており、こじんまりとした神社です。

さすがに松の内を過ぎますと、訪れる人も少ないようで、
境内はがらんと静まりかえり、その分心穏やかに参拝してきました。

ちなみにDSライトさんが引いたおみくじは、当たり障りのない「吉」。
願い事が多すぎて、投じたお賽銭と見合うかどうかが心配ですが、
二人とも今年一年もそこそこで過ごせそうな気がします。

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とら、トラ、虎の軍団

2010-01-08 17:05:27 | 陶芸を楽しむ

プロ野球のフアンの方々には申し訳ありませんが、
阪神タイガースの話題ではありませんので、悪しからず。

寅年の今年は「とら、トラ、虎・・・・」と云わんばかりに、
デスクトップさんは20数個のちびっ子虎集団を作陶しました。

粘土:志野土、古信楽土、半磁器土
釉薬:黄瀬戸釉、ビードロ釉、青白磁釉、乳白釉、黒天目釉
焼成:電気窯(1,230度、酸化焼成)
寸法:9Cm x 9Cm、8Cm x 6Cm、6Cm x 6Cm

ここに紹介するのは、その代表選手達です。
一部の選手は、新年早々このブログタイトルの背景画面にも登場しています。

トップの四選手は体長9Cmと8Cmの黄瀬戸釉で、頼りにされるバッテリー達です。
前列と後列の左側は力で勝負する投手陣のイメージ。
それぞれの右側は女房役の捕手達で、多少やさしい表情をしています。

下の四選手は体長6Cmの強力クリンナップ・トリオ+ルーキーで、内野を守る強者達。
左から順にビードロ釉、青白磁釉、黄瀬戸釉、乳白釉のラインアップです。
特に注目の選手は一番左の三塁手・ビードロ釉で、姿形が整っていてイケメン。
今後の活躍が期待されるかもね。


               
             
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ちびっ子虎の置物

2010-01-08 09:49:00 | 陶芸を楽しむ

デスクトップさんが制作した虎の置物です。

粘土:志野土
釉薬:黄瀬戸釉、黒天目釉
焼成:電気窯(1,230度、酸化焼成)
寸法:9Cm x 9Cm、8Cm x 6Cm

虎をリアルに作るのは、それなりに工夫すれば出来ますが、
それではあまりにも面白くない。
どうすれば可愛らしくなるか?

猛々しくすればライオンもどきになるし、
温和しくすればトラ猫になってしまう。
そこら辺の塩加減が、実に難しいのです。

アクセントにちびっ子の黒目を大きくしてみましたが、
やけに目立ちますね。
12年後の虎はもう一工夫が必要のようですなぁ~(^0^)。
             
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今年も干支の虎を作る

2010-01-06 17:31:53 | 陶芸を楽しむ

DSライトさんの制作した干支の虎です。

粘土:半磁器土
釉薬:青白磁釉
焼成:電気窯(1,230度、酸化焼成)

バラの花で飾られている虎は高さが15Cm、
寝そべっているのは奧行きが15Cmです。

本人の話では今年の干支は「虎らしくない虎」を創造したそうで、
彼女が得意とする薔薇の花をあしらったモチーフは、
ここ数年来の新年の定番になっています。

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孫の書き初めは「自然の美」

2010-01-04 15:22:22 | 書道を楽しむ

孫のパンダくんがアトリエで、冬休みの宿題の書き初めをしています。

例年ですとお姉さんのコアラさんも一緒に書き初めをするのですが、
今年は高校受験を控えて、さすがに書き初めはパス。
正月早々から受験勉強の猛特訓です。

パンダくんは小学校五年生ですので、
なんと言ってもまだまだ集中力と持久力が一人前ではありません。
ラジオから流れてくる箱根駅伝の実況中継を聴きながらの練習ですから、
緊張した雰囲気は望むすべはなく、一文字書くのにも何かと時間がかかります。

それにしても、じじぃと孫との「先生vs生徒」の関係はやっかいなものです。
孫の方は身内と云うことで甘えがあって、どうしても我が儘が出てしまう。
じじぃの方も厳しくしすぎてへそでも曲げられては困るので、まあまあのところで辛抱する。
この関係を穏やかに持続するには、双方共にかなりのリレーションシップが必要で、
そのうちに疲れ果てて、いつもどちらかがギブアップと云うことになります。

今年の書き初めの課題は「自然の美」です。
2日の午前中は「自然」の二文字を書くのが精一杯で、練習は一時間程で打ち止め。
残りの「の美」は午後からと云うことになりました。
大人でさえ漢字の楷書で文字を整えるのが難しいのに、パンダくんには難儀な課題です。

やっつけ仕事が得意な子供にはなって欲しくはないのですが、
せっかくのお正月や残り少ない冬休みを楽しく過ごさせたい。
今年は練習もほどほどにして、翌日の3日にすばやく清書をする事にしました。

昨年は練習を重ねて始業式の前日に駆け込みで完成しましたので、
今年はそれよりも進歩?したことになります。
本当にそれでよいのか?多少疑問は残りますが・・・まあ良しとしましょう!
             
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あけましておめでとうございます・・丑から寅へ・・

2010-01-01 12:19:00 | 山形にて

あけましておめでとうございます。

平成二十二年元旦の山形は雪です。

お陰様で二人とも元気で、また一年歳を重ねることができました。
デスクトップさんは数えで66歳、DSライトさんは65歳になりました。

丑年から寅年にチェンジです。
昨年はいろんなチェンジがありましたが、
今年こそ皆様にとって良い年でありますように。

             
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