MontereyからYosemiteの間に、友人宅訪問がワンクッションありますが、それはまた改めて。
ということで、旅の後半戦はYosemite~。
日曜の16時頃到着し、とりあえずYosemite Villegeへ。
Visitor Centerの後ろにそびえ立つ岩山が、すごく存在感があってカッコ良くて。
カメラも何も持たずにフラッと立ち寄ったこの時は、滞在中またくる機会があるさ~と軽く考えていました。
その後、Visitor Centerへ舞い戻ることのなかった私達。あ~、やっぱり旅行って一期一会なんですね。
あの時カメラを持って行かなかったことを、この後激しく後悔しました。
Yosemite Villegeのマーケットで食料品などを買い込んだ後、ホテルに向かうことに。
(ちなみに、Yosemite Villegeのマーケットでは、食料品や日用雑貨、お土産など結構品揃え豊富です)
ホテルは南ゲートから、2分!って立地だったので、近くだとばかり思っていたら、その南ゲートまで約1時間。マジで?
さすがは広大な国立公園。侮れん!
帰宅途中のon the wayに現れた絶景ポイント、「トンネルビュー」。
エルキャピタン、ブライダルベール滝、奥にハーフドームが見える超有名ポイント。
このトンネルビューを眺めてる時は、翌日からのYosemite散策に向けて期待で胸いっぱい。テンションMAXだったのに…
ホテルに着いて、夕食を食べる頃から様子のおかしかった息子さん。
いつもの元気はないし、食欲もないし。
それでも、ロングドライブの疲れだろう~、くらいに考えてました。
夜10時を過ぎた頃、寝てる与芭の発熱に気付いて焦る夫婦。
でもここは、コンシェルジュも常在する高級リゾートホテル。子供のタイレノールくらい、きっと手に入るだろう、と思ってました。
ところが、置いてあるのは大人用で、しかも特に強力な薬。量を半分にしても、子供に与えるのは憚られる。
「翌朝になれば、数マイル先の雑貨店できっと子供用の薬を売ってるよ!」と教えてくれたコンシェルジュ。ちぇ、使えねー。という心の声は、もちろん顔にも出さず、大人の対応。
車で20~30分のところにCVSがあることは分かったけど、お昼でもあんまり運転したくない凄まじい山道を、しかも夜中に走らせるなんて、さすがに頼れる夫くんにもやらせたくないし。
2人で悶々としながらも、与芭の自然治癒力を信じる事にしました。
結局、朝一で夫くんにCVSまでパシッてもらいましたー。
タイレノール飲んで、一応熱が下がったものの、さすがに外に連れ出す訳にも行かず、この日は1日ホテルステイ。私となのあはプールで遊んだり、夫くんは1人で近場のマリポサグローブを歩きに行ったり、子供達がお昼寝してる間はゆっくり読書したり、それはそれでまったりと過ごせた1日。
ただ、すぐそこに、何時間もかけてわざわざやって来た世界遺産があると思うと、ストレスは溜まりましたが。
翌日は、前日の分まで取り返そうと、朝早くから始動。したものの、目的地に向かう途中で、突如腹痛を訴える息子。トイレで休憩するも、吐き気までもよおし、残念ながらホテルにUターン。
今日もここまでかー!と諦め半分、貴重なヨセミテ旅の2日もムダになるなんてーと諦められない気持ち半分で複雑~。そんな親の気持ちを知ってか知らずか、ホテルに戻るとなんだかハイテンションの与芭。どうやら腹痛は治ったらしい。
吐き気もないので、慌てて再出発。
今度こそ、「グレイシャーポイント」に到着~。
出来たのは良かったけど、またもや与芭の腹痛再発。
なんだかグッタリしてるので、車で休ませ、私と夫くんは交互でグレイシャーポイントの絶景をしばし鑑賞。
私はなのあと一緒に見れたけど、やっぱり家族みんなで見たかった、この景色。
車でぐっすり眠った後は、スッキリ顔の与芭でしたが、それでもいつまた再発するか分からなくて、ドキドキの1日。トレッキングは無理そうだったので、車で立ち寄れるポイントを幾つか回って、この日の散策は終了。
あ、最後にブライダルベール滝までの短いトレッキングは与芭も一緒に頑張りました。ほんの5分程度のトレッキングでしたが、大自然を満喫。
翌日は、もうヨセミテ最終日。残された時間はわずか。
今日こそトレッキングだー!とターゲットを絞ったのはハーフドームの裏手にある「バーナル滝、ネバタ滝」のトレッキングコース。距離的にはそれほど長くないってことで、歩き始めたものの、道のアップダウンの激しさにびっくり。完全に登山ですよ!イメージしてたトレッキングとは違いました。
一人でならなんとか頑張れそうな山道も、なのあさんをエルゴで抱っこしながら登ろうと思うと、意外と登れない。あとどれくらい登るの~と、降りてきた人に尋ねると、ここでようやく半分くらいだよ。と教えてもらい、滝まで行くのは諦めました。すっかり元気になった与芭はまだまだ歩けそうでしたが、ここは無理せず下山。途中、河原で休憩。雪解けのすっごく冷たくて綺麗な川で水遊び。超キモチイイ~。与芭、お約束で下半身ずぶ濡れになってました。
この時点で既に正午は過ぎていて。せっかくだからヨセミテ滝のトレッキングもしようかと迷いましたが、なんだかんだお疲れモードで眠そうな子供達を無理矢理歩かせるのもな~、というのもあって、サンノゼに戻ることに。残念ながらヨセミテ滝の水、枯れてたしね!
最後に「エルキャピタン」とか眺めつつ、惜しみつつ。
短すぎたよ、ヨセミテ旅行!
写真も、常になのあさん抱っこの状態だったので、最小限になりました…
なんとも消化不良のヨセミテでしたが、こんなトラブルも子連れ旅行では日常茶飯事。
無理せず、できる範囲で楽しむことも大事だねー。
やっぱり小さい子連れの国立公園巡りは、ハードル高いな~、を実感させられたー。