コネチカットで人生勉強

2008年8月夫くんと息子与芭とのコネチカットでの田舎暮らしがスタート。時々刺激的なN.Y.の街を徘徊中。

インサイドマン

2006-05-31 | シネマ
スパイク・リー 監督/デンゼル・ワシントン、クライヴ・オーウェン、ジョディ・フォスター出演

今回も試写会で。

前日睡眠不足だったので寝ちゃうかな~と心配でしたが、全く眠くなりませんでした。
結構展開の速い見ごたえのあるクライム・サスペンスでした。
人が簡単に殺される映画が多いけど、この作品はそういうシーンがないのも嬉しかったです。
完全に頭脳犯罪。オチはなるほどねーって感じ。

犯人たちの人質の統率の取り方や、ネゴシエーターとの交渉シーンはぴりっとした緊迫感がこちらをドキドキさせてくれました。(ネゴシエーター仲間の真下くん、見習ってちょーだいよー)
ただ、完全犯罪と言うにはちょっと甘過ぎだし、突っ込みどころは満載でした。簡単に犯人、突き止めらるじゃん!

ジョディ・フォスターがいいスパイスになってましたね。
2人の男が醸し出す重厚感のある雰囲気を、一瞬にして華やかでクリーンなシーンへと変えてくれたような。汚い取引も彼女が行うと、なんだか正義感溢れる交渉に見えるから不思議です。
どうしても正義感が強く凛としたイメージのある彼女は、ここら辺でものすっごい悪役になりきってもらうのも面白いかな。


誕生日マジック

2006-05-30 | 日々の出来事


今回は私が京都に行ったわけではなく。
京都に遊びに行く友達から、「何が食べたい?」(正しくは「何が欲しい?」って言われたけど、私の脳は「何が食べたい?」で認識)って聞かれて素直に答えたら、リクエスト通りのものが私の手元に届きました。
すごいぞ、誕生日パワー。これぞ誕生日マジック。

で、リクエストしたのは中村藤吉さん。(↑写真は「煎じちゃこれーと」)
前回の京都旅行で、時間がなく諦めたお店。
ここの生茶ゼリーが食べたいのぉ~~~!と甘えてみました。
わざわざ行ってくれたらしい。
もちろん、中村藤吉に行くついでに平等院の観光をしてきたらしいけど。

で、ご所望のブツはこちら。



甘さ控えめでとろっするっとお口に入って行ってくれます。
上品な生茶の香りとあんこのハーモニー。
ダイエット中の私(でしたっけ?)も罪悪感なく食べれました。あはっ。

そして私を喜ばせてくれたもう1品。



半兵衛の麩まんじゅう。
以前に私が買いそびれた(けどしっかり食べた)「麩嘉」の麩まんじゅうをオススメしておいたんだけど、どうやらお店がお休みだったそう。(とことん縁がないお店?)
こちらの半兵衛もかなり有名なお店らしい。
抹茶あんこの麩まんじゅうだよって期待させといて、普通の麩まんじゅうを食べさせられました。すっかり騙された。
けど、十分美味しかったので文句は言いません。
ただ、一言いいですか?

抹茶あんこの麩まんじゅうの味も気になるじゃないですかぁ!

中村藤吉も半兵衛も非常にいい仕事してくれてました。
ま、一番いい仕事したのは、買い付けに行ってくれた友達ですけど。

というわけで、是非次回京都へ行く時には、藤吉で「生茶ゼリイ・宇治新茶」なるものを頂かなくては!!!



Birthday Dinnerの思い

2006-05-28 | 日々の出来事
今日は私の31歳の誕生日。
去年の結婚記念日の際訪れて、雰囲気がすごく気に入った『ラ・グランターブル ドゥ キタムラ』にてディナーを満喫してきました。







お口取りはマグロとキャビアのハートマーク。
美味しいハートで一石二鳥のお得気分。



カナダ産オマール海老を包み込んだコンソメジュレと百合根のムース プティサラダを飾って
年々歳を重ねる毎に、どんどん素直に生きれるようになった気がする。



ハンガリー産フォアグラのエスカロップ“旬の味覚”泉州岸和田産水茄子と共に香ばしい香りのピスタチオオイルちバルサミコ酢のソース
面倒臭がり屋の私だけど、面倒臭いこともやってみると楽しいことに気づき始めた。



千葉県銚子市沖一本釣り 脂ののった金目鯛のヴァール 金沢銘産加賀太胡瓜に“ほしのゆめ”のリゾットを添えて 滑らかに広がるブールブランソース
この年齢になると選択肢が狭まってるんじゃないか、という気がしている弱気な自分をぶち破れるように心がけようと思う。



フランスラカン産小鳩のロースト 可愛らしい初夏の野菜のフィセルをご一緒に 旨味の凝縮した赤ワインソース
後悔するほどのことをやれているのか?



フランスより空輸の完熟フロマージュ各種
面白そうな匂いに常に敏感でありたい。



熊本産スイカのシャーベット
ソツなく、そして大胆に!



グランターブル特製デザート各種

これだけ食べきって、おなかはぽっこり。
31歳も、まだまだセクシーさからは程遠いみたい。

愛しの上海灘

2006-05-23 | 日々の出来事


前回の香港旅行で、一目惚れして、帰りの荷物になるのも考えず衝動買いしてしまった上海灘のランプ。
これね、この緑のランプの他に白と赤もあったんです。
サイズも大・中・小。ちなみにこれは小です。
色もサイズも結構迷いましたが、やっぱり上海灘らしい緑にしました。
欲しい!という気持ちが先走って買ってしまったお蔭で、日本に帰ってきてからびっくり!
コンセントのプラグは香港仕様の三股だし、電球は付いてないし。
(普通、海外で電化製品買うときは一番にそういうとこ気にしますよね。
そんなことぶっとぶくらいお店でのテンションは高かった…

修理屋さんに持って行ってもプラグは直してくれないし、電球の接続部サイズは特殊で普通に売ってる電球では合わないし。
このランプはお蔵入りしちゃうんじゃないかとちょっとブルーになった時期もありました。

だがしかし!
なんとかなるもんです。
購入から数ヶ月かかってしまいましたが、ようやくこのかわいいランプがランプとしての機能を果たしてくれました。

このランプ、光ってないと単なる黄緑とピンクのエキセントリックな物体ですから。
光ってくれて本当に良かった。


香港にある上海灘の地下売り場はかなりお気に入りスポットです。
あの世界観、大好きだー。
特に小物がイチイチ凝ってて色合いが素敵。

日本でも銀座に路面店が出来ました。もちろん品揃えは香港店ほどではありませんが、上海灘が恋しくなったらとりあえずあそこに行こう。




寒天ダイエット

2006-05-22 | 日々の出来事
おなかのお肉が気になるお年頃。(は、とっくに過ぎてるけど)
ちょっと真面目にダイエットしなきゃなーと思っていた時、夫から「寒天ダイエットやれば?」なんて提案が。

NHK好きな彼のお気に入りの番組は「ためしてガッテン!」
私は見ていないのでよく分からないけど、どうやら寒天食べてダイエットができるらしい。
ノンカリロリーだからいくら食べても平気だし、ご飯前に食べれば満腹感も得られる。大腸に溜まってる老廃物を包み込んで運び出してくれる(つまりはうんちがいっぱい出る!)。と、いう感じで「食べて出す」ダイエット法。
あんみつやフルーツパフェの寒天大好きの私は、寒天食べて痩せれるなんて画期的!と週末、早速粉寒天を買ってきました。

さすがにあんこも一緒に買ってあんみつにしちゃうのは憚られたので、ジュースを混ぜて寒天ゼリーを作ることにしました。
フルーツの中でも甘さ控えめなグレープフルーツジュースを混ぜることに。

一応粉寒天のパッケージの裏面に書いてある分量を見つつ、「これじゃあ、グレープフルーツの味がしないな~」とドバドバジュースを足してる内に、結局かなり適当なグレープフルーツ寒天が完成。
冷蔵庫で冷して固まったその寒天はかなり美味しそう

そして寒天ゼリーを食べた瞬間、

こっちが固まった。

まっず~

一口食べて、スプーンを持つ手が止まった。
夫にも食べさせてみたがやっぱり感想は「不味い」

うーん、私のダイエットもこれまでか…

諦めつつも、冷蔵庫に美味しそうに冷えてる寒天ゼリーを見て、なんとか美味しく食べれないか考えてみた。
明らかに甘味がなく中途半端なその味を隠す為に、より甘味の強い濃い味のオレンジジュースをかけてみました。
オレンジジュースと一緒に寒天を食べてみるとあら不思議。

「美味しいじゃ~ん!」

というわけで、美味しく寒天ゼリーが食べれそうです。
(オレンジジュースのカロリーは考えてません!)

こうしてこれから私の寒天ダイエットが始まります。
毎晩ご飯の前に寒天食べて食べて食べて…ウェルカム満腹感!
よ~し、モリモリ食べるぞー

寒天効果、実のところ「ホントカナ?」とあんまり信用してないんだけど、効果があったら報告シマス。

マイ・アーキテクト ルイス・カーンを探して

2006-05-18 | シネマ


ナサニエル・カーン監督/ナサニエル・カーン出演

建築の巨匠ルイス・カーンの死後30年経った今、彼の愛人の息子が父親の設計した建築物や親交のあった人たちを訪ね歩き、父親についてのインタビューを行っていくというドキュメンタリー映画。

ものすごくいい映画でした。
私は建築物に詳しいわけでもなく、ルイス・カーンという建築家もこの映画を見て初めて知ったくらいだけど、それでも非常に楽しめた作品。
名古屋での上映はシネマテークでしたが、立ち見客が出るほどの満員御礼状態。
上映が翌日終了することもあってか、最後の駆け込み客でありえないほどの観客があの狭い箱に詰め込まれ、濃密な2時間を堪能。

まずはポスターにもなっているバングラデシュの国会議事堂。
水の中に浮かぶこの建物は、外観も壮麗ながら内装も光の取り入れ方や空間がすばらしく、一度訪れてみたい場所となりました。
何十年も前に、貧しい発展途上の国に、この洗練された建物を造ろうとしたルイス・カーン。
お金の為ではなく、クライアントの意向に従うわけでもなく、ただ自分の作品に没頭したんだろうな。
彼をよく知る建築家は、彼を芸術家と呼ぶ。

ソーク生物学研究所(カリフォルニア州)は、建物というよりは本当に芸術作品のようだ。
カリフォルニアの突き抜ける青い空も全て計算され尽くされたような空間美。

ペンシルバヴェニア州の楽団の為に作られた船。
その近未来的な船は、甲板がそのままステージになり、海の上から陸に向って演奏をするというユニークな船。
夕暮れ時に海に浮かぶその幻想的なステージは、音楽だけでなく非現実的な空間を楽しめる。

同じくペンシルヴェニア州にある、フィッシャー邸。
森の中に佇む一軒家は、木の持つ柔らかい質感とぬくもりが感じられるさわやかな作品。
大きな窓からはいっぱいの光が差し込み、森の緑に囲まれながら暮らす生活は、どれほど豊かで穏やかだろうと、想像せずにはいられない。
あんな家に住んでみたい。

この他にも、いくつもの素晴らしい建築物を現代に残したルイス・カーン。
インタビューでは、家族や同僚たちへの思いやりに欠ける人物だったという事実も明らかにされていたけれど、それでもやっぱりものすごい人だと思う。
そしてまた、彼を愛した女性たちもものすごい人たちだった。女の強さを見せられた気がする。
ルイス・カーンに出会わせてくれたこの映画に感謝。

この映画についてもっと詳しく知りたい方はこちらを。マイ・アーキテクトHP

リチャード・ニクソン暗殺を企てた男

2006-05-17 | シネマ


ニルス・ミュラー監督/ ショーン・ペン、ナオミ・ワッツ、ドン・チードル出演

地味だけど、面白かったです。
ショーン・ペンが素晴らしかった。
感受性の強さや神経質な感じや気の弱さなんかがすごく自然に表現されていたし、ラストの狂気に満ちた数分間は胸がぎゅーっとなりました。

日本で報道されている快楽殺人や幼児殺害の犯人たちの素性などを見て感じるのは、リチャード・ニクソン暗殺を企てた男のように思い込みが激しく、強迫観念が強い人たちのように見える。(報道のされ方にもよるんだろうけど)
自分のことには非常に敏感なのに、他人のことには鈍感っていうか。どこか鈍い部分があるっていうか。
こういうタイプが犯罪を起こしやすいのだろうか。
そういう意味ではこの作品は、実在した暗殺を企てた男をうまく捉えて描けている作品だなぁ、と感心。

あ、でもこの作品、クリミナルサスペンスを期待した人にはとーんだ期待はずれの作品でしょう。
かなり地味ですので。地味なりに良質な作品。

タナカヒロシのすべて

2006-05-16 | シネマ


田中誠 監督/ 鳥肌実、ユンソナ、加賀まりこ、市川実和子、小島聖 出演

タナカヒロシというよりは鳥肌実に釘づけです。鳥肌さんらしさを垣間見れる瞬間にニヤリ。

私が鳥肌実さんに(一方的に)出会ったのは5~6年前。当時働いていた会社で社内報を担当していた私は、新人さんインタビューで、かなりインパクトの強い中途採用の新人さんの口から初めて鳥肌実というキケンな人物について知らされました。
思いっきり彼に興味そそられた私は、同胞に誘われるまま代々木で開催された「万歳革命」で、鳥肌実の世界へと足を踏み入れてしまいました。

それ以来、私の家に赤紙が貼られることはありませんでしたが、「タナカヒロシのすべて」が公開になった時にはちょっと胸がドキドキしたものです。
赤紙が届かなかったので、劇場には行かなかったんですけども。

そしてこの度DVDにて「タナカヒロシのすべて」を鑑賞。わざわざ夫が寝静まった後に鑑賞するという熱の入れよう。
なんてったって、鳥肌実は深夜が似合う男なんです。(ていうより、子供の起きてる時間に出没しちゃマズイだろ!)
とは言うものの、タナカヒロシは期待したほどダークな人間でもなく、案外さわやかなストーリー展開。かつらメーカーに勤め、親にパラサイトするダメ男のお話。
たまに鳥肌さん的毒がにょろっと表に出ることもありましたが、それも一瞬。
お見合いをすっぽかし昼間の映画館でニヤニヤするタナカヒロシや、喪服がビシッときまっているタナカヒロシ(できれば白い手袋などをはめていてくれると尚更良ろし)や、市川実和子を軽く見下しながら俳句について滔々と語るタナカヒロシがステキです。

日常にちょっと刺激がないなと思われる皆さま、鳥肌さんの世界へと足を踏み入れてみてはいかが?


スローライフ

2006-05-14 | 日々の出来事
先日手作りピザを焼いたのですが、その時スーパーで売ってるバジルがあまりにも高くてびっくり。
ダバオでは、茫々と伸びたい放題のバジルが庭にあったので、使いたい放題だったのに。
そんなバジルがこんな貴重な植物だったことを知り、早速おうちで育てることにしました。

そして最近色んなお料理で大活躍のしその葉。
家庭菜園で簡単に育てることができると聞いたので、しその葉も一緒に植えてみました。

調子に乗って若い子(葉)を取り過ぎて、ハゲさせないようにしなくっちゃ。
焦らずじっくり育てよう。スローフード。スローライフ。



淋しがり屋だけどほっといてよ!

2006-05-13 | 日々の出来事


超キュートなお尻。
ぽてっとしたお尻をフリフリ飛び跳ねる姿は、あややのプリッツのCM以上のかわいさです。

こちら、本日のアイドルももちゃんです。



「ひとつ屋根の下」での小雪の「うさぎは淋しいと死んじゃう」発言から、うさぎは淋しがり屋の代名詞だと思ってました。
かまって欲しくて堪らない生き物なんだと。
ところが実は違うらしい。
犬と戯れるようにうさぎと戯れると、非常に嫌な顔をされる。
膝の上に乗せるくらいならご機嫌はいいんだけど、抱き抱えておなかを上に向けたりすると、ものすごい勢いでジタバタする。
その嫌がる姿がSの私からするとなんともかわいいのだけれど。

そんないじらしくかわいいモモちゃんと、今日はバーベキュー祭り。
もちろんモモちゃんを焼くわけではなくってよ。

本日のバーベキューの主役のお肉は、春日井市の「仙寿」というお店で調達しました。
店構えはどこにでもあるようなローカルなお肉屋さんですが、焼肉店が隣に併設されていました。
すごく美味しいお肉だったので、今度焼肉屋さんの方に行ってみようと思います。
これから暖かくなって本格的なバーベキュー時期なので、もし春日井市近くで焼かれる際は、是非お試し下さい。


とか言いつつ、写真はほたてのベキュー模様。
海の幸も最高!

あいにくの雨でしたが、お肉は変わらず美味しかったのでよし。
食後の運動が出来なかったのが、難点です。
またすかっ晴れの日にバーベキューやりたいな~