しつこい?まだ続くサンフランシスコ旅行記。
今回は私にとっては欠かせない「食」。
そしてこの旅行でかなり楽しみにしていたのが、『Chez Panisse』でのランチ。
到着翌日、友人が仕事を休んでくれて一緒に観光することに。と言っても、観光よりもランチがメイン。この日は友人の愛息子&娘は幼稚園なので、身軽ランチで気合が入っていた彼女。たまたまカリスマ・シェフ、アリス・ウォータースの話題になり、それなら『Chez Panisse』に行こうよってことで決定。
こちらは、世界中の美食家達が訪れるというレストラン。アリス・ウォータースは冷凍食材や遠隔地でとれた食材は一切使わず、ローカル食材を使うことを提唱し、とにかく素材にこだわるシェフらしい。とある料理家も「世界一好きなお店」と名言するほどのお店。そんな前情報を耳にいれたら、期待しない訳にはいきません。
ランチは2階のカフェしか営業していなかった為、やむなくカフェを予約。ていうか、そんな美食家の集まるお店に与芭を連れて行っていいものか?と不安を抱えつつ、そこはやっぱりミラクルボーイの与芭くん。行きの車ですっかり就寝。私達がデザートを食べ終えるまで、しっかり寝ていてくれました。空気読めてます。
与芭問題をあっさり解決し、がっつり食事を楽しみました。
興奮し過ぎて、メニューが読み込めない私。
結局諦め、フィクスランチをオーダー。
前菜のサラダ。
「え?」とびっくりするほどのシンプルさ。
ドレッシングが凝ってる訳でもなく、ほんとにお塩程度。これほど素材を感じられる1品だとは…
もちろん柔らかくしっかりと濃い味のグリーン達でしたが、本音を言えばもうちょっと凝ったもの食べたいよねぇ。
メインはこちらのペンネ。味はグラタン。
もちろんすごく美味しかったけど、驚きがあんまりなかった。
やっぱりフィクスメニューはこれくらいなのかな…
最後にラズベリーのアイスクリームがデザート。(写真なし)アイスクリームよりも、横に添えられたラズベリーそのものが非常においしゅうございました。
夫くんオーダーは前菜にトマトスープ。メインにお魚。(何のお魚だったかしら?)
ちょっと飲ませてもらったけど、このトマトスープはトマトそのものの味がすごく濃厚で美味しかった!
友人オーダーはメインにカラマリ(イカ)とソラマメのサラダ+デザート。
こちらもちょっと頂きましたが、塩加減が絶妙でめちゃくちゃ美味しかった!
次回またシェ・パニーズに行くことがあれば、きっとフィクスじゃないオーダーにします。
ちなみにサンフランシスコにはこのシェ・パニーズ以外にも、アリス氏の下で修行を積んだシェフ達が独立したレストランやカフェがいくつもあります。
そのひとつひとつに興味がありますが、今回訪問できたのはもう1軒、ソノマにあるベーカリー『Downtown Bakery&Creamery』。
ナパ旅行の際、帰りにソノマまでちょっと寄り道してもらいました。
何軒ものお店が並ぶ通りにひっそりと佇むベーカリー。
住所をちゃんと知らなければ、絶対に探せなかった小さなお店。
ランチにピザとクロワッサンを頂きましたが、満足なお味。
翌朝、ここのバゲットでフレンチトーストを作ってもらいましたが、すっごく美味しかった♪
サンフランシスコに行って嬉しかったのが、出会ったパンがどれも美味しかったこと。
こっちでは心から「美味し~」と思えるパンに出会うのは難しいのに、さすが美食都市だわ。
フィッシャーマンズワーフで朝食がてら入った有名店『BOUDIN』。
ここはサワーブレッドが超有名ですが、私は大好きなクロワッサンを。
ふっくらサクサクの美味しいクロワッサンが頂けて幸せ。
ちなみに西海岸が本拠地らしい『Peet's coffee&Tea』のコーヒーも何気に美味しかった。スタバより好きな味。東海岸にもあればいいのに…
写真はないけど、ツインピークスに行った後、ランチした飲茶のお店『Ton kiang』。ダウンタウンから少し離れたリッチモンドにあるので、観光客にはなかなか行きづらいお店ですが、地元客でかなり賑わってました。もちろん友人のオススメのお店だけあって、美味しかった!
今回の旅行では何度か外食しましたが、ついに「魔の2歳児」に突入した与芭が手強く、ストレスが溜まったのも確か。友人宅で一緒にお料理作りながら、みんなで食べた食事の方が楽しかったな。
今の時期、食事中座っていることを強要することは、与芭には負担なんだろうな。
親も子供も無理して外食を楽しむより、この時期は我慢すべきなのかなぁーと最近つくづく思います。
美味しいものを食べても、楽しくなければ本末転倒。
なーんてことを、多くの2歳児のママ達が考えてることなんだろうな。
私も遂に、その道に来ちゃったよぉー。