夢のあと

釣りには夢があります。夢を釣っていると言っても過言ではありません。よって、ここに掲載する総ては僕の夢のあとです。

参院選2019

2019年07月18日 19時28分59秒 | 社会

今度の日曜日(7月21日)は参議院選挙の投票日です。 我家では公明党の方々からの電話攻勢。こんな時にしか電話して来ない人たちですので逆に人格が疑われる人たちです。自分の考えを持つことはとても大切なことです。しかし、それを他人にお願いして少しでも自分の思うようにしようとする行為は行き過ぎと思わないのでしょうかね?各人がそれぞれの考えを持っているのですから、それを尊重するのが正しい選挙だと思います。山口さん、これで『小さな声』が聞こえますか?

ってことで、下に僕が今回の選挙で考慮したい主なところを書いてみようと思います。皆様の参考になれば幸いです。

【消費税】  消費税法第1条第2項によると、消費税は年金、医療、及び介護の社会保障と少子化に要する経費に使われることになっている。  しかし、どうでしょう?前回消費税が8%になったときの前後で何か変わったことがあるでしょうか?少なくとも医療の現場では何も変化はありませんでした。それどころか(消費税とは無関係に)悪化しています。年金も何が変わったのでしょうか?少子化対策にどのくらい使われているのでしょうか?では、8%に上げられて得られた税金は何に使われたのでしょう?どこかに消えてしまっています。ちなみに5%になったときも同様でした。  こんな事を考えると、今回10%にする意味が解りません。消費税増税反対というより、消費税の存在に反対したいくらいです。

【年金】  自分はまだもらえる年齢ではないので解りませんが、これだけ高齢化と少子化が進めば、今までのようにはもらえなくなることくらいは解ります。ですから麻生さんもその現実を把握するために金融庁に試算を求め、例の“2000万円”の数字が出てきた。これに慌てた麻生さんは「誤解と不安」を与えるとしてこれを受け取らないと。・・・これは受け取る受け取らないの問題ではありません。受け取らないのは麻生さんの勝手で構いません。でも、現実2000万円の貯蓄が必要という試算なのですから、そういうことにならないためにどんな対策をするのか?が政府の役目。このことにはまったく触れていません。つまり、金融担当相の麻生さんはまったくの役立たずということに他ならない。  年金は以前にも消えたし、過去を遡るといい事はまったくない、まさに悪の巣窟です。この際、今あるお金を総て国民に払い戻して年金制度そのものをなくしてしまった方がよほどマシと思えて仕方がありません。

【憲法の変更】  日本国憲法は様々な問題を抱えているのは確かです。しかし、この9条に限ってはこれによって日本という国が守られて来たのです。丸腰の相手を撃とうとは思いませんし、もしそんなことをしたら世界が許さないでしょう。ところが、こちらが攻撃に出れば相手は必ず報復攻撃に出てくるのは当然です。ちなみに、以前エジプトの演説で安倍さんがイスラム国を批判(攻撃)した時、その報復攻撃として湯川さんと後藤さんが殺害されたことは記憶に古くないはずです。  よって、この9条に日本は守られていると行っても過言ではありません。自衛隊が違憲だとか合憲だとか、そんな低次元の話ではなく、この9条だけは何もいじらずに置いておいた方がいいです。当然ながら加憲も必要ないです。要はそのままということです。それにしても、人類の平和を目指す公明党がこのことを受け入れているってどうなの?と思ってしまいます。創価学会の人たちは何も考えてないのでしょうか?

【原発問題】  今だに沢山の問題を抱えたままの原発問題。ネットでググれば、いまだに出荷規制とかが目に飛び込んで来ます。福島県の人たちの甲状腺癌の発生率も他と比べて50倍近くもありながら、因果関係はないと。もっとも問題なのは脳の発育障害。甲状腺癌の発症よりも高確率で出現する放射線障害だそうです。ただ、チェルノブイリでも人体への影響は死亡者のみのカウントなので、脳障害はカウントされないのだとか。この辺の発表も一切なし。こんな隠ぺい体質の国が最も持っていてはいけないのが原子力発電所だと思います。  しかも、何か起こった時にはこれだけの被害が出ることを体験していながら海外に原発を売ろうとするその精神構造が“人として”失格です。  これから起こるであろう大地震。どのくらいの規模かは想像も付きません。また大きな隕石が落ちるかもしれません。北朝鮮がミサイルを撃ち込んでくるかもしれません。要は将来は何が起こるかわからないのです。そんな中でも原発を強行に稼動する意味が解りません。我々は二年間原発なしで生活しました。何か問題はあったでしょうか?・・・えっ?計画停電?あんな物は東電が作ったオドシです。少なくとも翌年は計画停電はなかったでしょ?原発事故後の一年で新たな発電所が作られたとは聞いておりません。ってか、1年で新たな発電所は作れません。要は原発がなくとも我々は普通に生活できるのです。  過去にこのBlogで何度も言っていますが、放射能は0が一番いいのです。何ミリシーベルトまでが許されるとかそういう問題ではなく、0が一番いいのです。  子供達の将来のために、早急に稼動を停止して一刻も早く処分してもらいたいと願っています。

【沖縄の基地移設】  政府は、あるとき急に『普天間は世界一危険な基地』とレッテルをはり、その対策を辺野古への移転と決め付けました。ここで何があったか?は選挙には関係ないのでここには書きませんが、軍事基地は放射能と一緒で0が一番いいのです。ですから移転ではなく基地の閉鎖とするのが一番なのです。しかし、やはりそこにはアメリカの存在があるので閉鎖は無理なことは理解できます。基本的に日本はアメリカに負けた国ですから。しかしながら、辺野古への移転が唯一の手段と決め付け、あたかもそれしか方法がないとばかりに豪語するのはいかがなものでしょう?少なくとも下品であることに間違いはありません。  現在の普天間は基地があるお陰で経済的に潤っているという一面があります。ですから、移転はその恩恵に与っている人たちにとっては死活問題です。それは日本国民というレベルで見れば一部の人たちでしょうが、だからと言って切り捨てにすることは政府のやる事ではありません。少なくともその恩恵を受けていた人たちは辺野古へ基地が移転すれば一緒に移転するでしょう。そうなればまた辺野古は世界一危険な基地になるのです。するとまた移転?いい思いをするのは基地移転に関わる業者とそれに関わる議員達だけで、一般の国民にはまったくいいことがありません。よって、基地を移転するのではなく、基地周辺の住民を移転させるべきなのです。勿論その場合でも引越しの費用がかかりますが、基地移転よりは小額で済むでしょうし(試算していないのであくまでもこれは想像です)、もし多少基地移転より費用が掛かっても恒久的な変更になるので後腐れもない方法だと思われます。要は、基地周辺の住民に引越しの費用を支払い、実際に引越しするかどうかは個人の判断に委ね、引越しをしない場合には総て自己責任という条件付です。・・・どうですか? 菅官房長官。  沖縄県民の民意をまったく考えない政府が丸見えの問題です。沖縄県民は国民の一部です。よって何かがあれば我々沖縄県外の国民もそのような目に合う事になります。

この他、モリカケ問題など色々とありますが、上記のようないくつかの事を考えただけでもやはり、現野党への投票はとても出来ません。では他の党は?と考えた場合は、やはり???なのです。  ということで、僕は現野党に票を入れることはありません。皆様にも解りやすいようにこの項目に限って表にまとめてみました(画像)。

 一つ加えたいのが2019年5月27日に行われたトランプ大統領との貿易交渉の結果はまだ発表されていない。しかしその後トランプ大統領は『おそらく8月に両国にとって素晴らしいことが発表されると思う。』と。貿易交渉の結果は国民にとってはいち早く知りたいものです。これからの経済を予測するにあたってとても重要なファクターだからです。それは安倍さんも重々承知しながらも国民に教えない。・・・なぜ?どうして?それは両国にとって素晴らしい事でも日本国民にとっては良くない事だと想像できます。ですからこの選挙の前に発表したくないのです。こんなところにも隠蔽体質が。このような事態に何も反応を示さない日本国民は安倍さんにとってはまさにただの税金製造機にしか見えないでしょう。これでいいのでしょうか?

 もっとも僕の考えに近いのは『れいわ新選組』なのですが(最低賃金、公務員を増、公共事業の推進に関してはいただけないが目を潰れる範疇)、僕の地域での立候補はありません。よって、比例代表では『れいわ新選組』に投票するつもりでいます。

 皆様も、今現在の事や自分の事ばかりだけでなく、子や孫、そしてもっともっと先の将来のことを考え、将来的に“いい日本”になるよう、あなたの一票を生かしてもらいたいと願って止みません。

 人に頼まれたからとか、知り合いがいるからとか、そんな理由での投票はせず、日本の将来をしっかりと見据え、自分で考えて、その結果が導かれるような一票をお願いしたいです。


ずっと心の中で生きている人

2019年07月07日 21時41分59秒 | 渓流釣り

 7月5日が来るとどうしても思い出してしまう友。細山長司。この日は彼の命日なのです。  何故か色々と僕のことを気にしてくれて。。。生前は色々とお世話になりました。  器用な人で、色々な物を作ってプレゼントしてくれました。そのうちの一つが画像の魚篭。とても彼のあの太い指で作ったとは思えないくらい繊細に作られています。『たなご釣って、この魚篭に入れて写真にとってネットに上げたら面白いかも。。。』と言いながら笑顔と共にくれました。  本当に素晴らしい人でした。彼が『渓流釣りのカリスマ』と言われる所以は、彼のこんな人柄から来ているのかもしれません。彼は業界の宝でもありましたが、僕にとっては40年もお付き合いをいただき、しかも後半になればなるほど絆が太くなった大切な友でした。本当に惜しい人を亡くしたものです。  この日は僕にとってはとても辛い日なのですが、一緒に行った渓流釣り、ヒラメ釣り、ワカサギ釣り。そして釣りではないですが色々なことを話したり、相談したりされたり。彼との様々な事が沢山思い出せ、今となってはそれなりに嬉しい日になりつつあります。  今になっても楽しい記憶を思い出させてくれる彼には、今でも頭が上がりません。本当にありがとうございました。