夢のあと

釣りには夢があります。夢を釣っていると言っても過言ではありません。よって、ここに掲載する総ては僕の夢のあとです。

一枚の羽根から

2015年02月23日 00時11分02秒 | 渓流釣り
環境省では、捕獲禁止期間が平成14年10月31日までとなっているメスヤマドリ、メスキジの捕獲禁止期間の延長を行う意向があって、現在パブコメを募集しています。

ところで一作日、犬の散歩中に一枚の羽根を拾いました。
キジの羽です。それもメスキジの。
 上記のように、昨年の10月末までメスキジは捕獲禁止になっていました。メスキジの胸羽根は職漁師たちがこの羽根をさかんに毛鉤に使ってきました。誘いを掛けた時の水中で動きがとてもいいからなどと言われていますが、実のところ、彼らがこの羽根を好んで使ったのは一番手に入れ易かったのがその理由のようです。てんからは最小限の経費(支出)で最大限の収穫を得ることを目的としていますから、今のてんから師のように羽を買って来たのではその分収入が出て行ってしまいます。よって、身の回りにあって使えるものはどんどん利用して経費(支出)を押さえていました。職漁師の全盛期である昭和初期、山奥でもっとも食されたと思われる鳥はニワトリとヤマドリやキジです。で、そのほとんどが肉だけを食べて後は捨てていたのだと思います。ですからこれらの鳥の羽を利用することは、ある意味廃品利用とも考えられます。スズメなどの鳥と違って大型ですから一羽食べたら相当量の羽根が取れるわけです。ちなみに糸もバス(馬の尻尾の毛を撚った物)を使ったのも、それが一番良かったわけではなく、それが一番手に入れやすかったというのが正しいようです。でも、最高の道具ではない道具を使っても、今の最高の道具を使った釣りが敵わないことに少し不満を持つ僕です。
 僕もこの純国産のメスキジの胸羽根を使ってみたことがあります。とても素直な羽根で巻き易く、確かに水中での動きが微妙に違っているようにも思えたのですが、それは僕の気持ちに“これは純国産のメスキジの胸羽根だ”と思っていたからと思われるほどの微妙なもので、その微妙さを魚が感知するかと言うとこれまた微妙な感じでした。しかし、この羽根を使ったのはかなり前のことですので、もう一度使ってみたいと思っていました。現在は捕獲禁止ではありませんから自由に手に入るのではないかと思われますが、先にも書いたようにその違いは高麗キジや養殖キジと比べて微妙ですから無理して手に入れることもないと考えていました。
 ところが、冒頭に書いたように犬の散歩をしていて偶然一枚の羽根を拾ったのです。それがメスキジの胸羽根だったものですからなんだか嬉しくて。ちなみに今は草刈りされてしまったのであまり見かけませんが、草があったときには一羽の雄キジに8羽の雌キジが一緒に・・・うらやましいハーレムを作っていて、僕がワンコと近づくと一斉に飛んで逃げて行ったりする光景が見られる場所です。羽根の一枚くらい落ちていても何の不思議もありません。これからは地面をキョロキョロしながらワンコの散歩をするようです。
 この一枚の羽根を使ってどんな毛鉤を巻こうか?毛鉤巻きは大の苦手にしている僕ですからどんな素晴らしい羽根を使ってもそれなりの毛鉤にしかならないと思います。でも、それでもこれからこういう羽根に出会う機会もないでしょうからこの羽根に夢を託してみたいと思っています。

イスラム国寄り?

2015年02月05日 20時50分05秒 | 社会
2015年2月4日 23:09 産経新聞
「危機感少なかった」野党・元官僚の“イスラム国寄り”発言続々

 衆院予算委員会は4日、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」が日本人2人を殺害したとみられる事件の対応をめぐり、政府と野党の応酬が続いた。民主党の細野豪志政調会長と辻元清美政調会長代理は、安倍晋三首相の中東訪問の時期や人道支援を表明した演説内容を問題視。首相は支援の意義を重ねて強調し、議論はかみ合わなかった。(内藤慎二、酒井充)
 「2人の命が危機的な状況にさらされていた。配慮した言葉を選ぶ必要があったのではないか」
 細野氏は予算委でこう述べ、イスラム国に対峙(たいじ)する周辺国への人道支援を表明した1月17日のエジプトでの首相演説が、イスラム国を刺激した可能性に言及。辻元氏も日本人が拘束されていた中での中東訪問を「危機感が少なかったのではないか」とただした。
 両氏とも支援自体には賛同し、今後のテロ対策の重要性も認めた。だが、質問の端々からは政府の「過失」を印象づけようとする意図が透ける。

・・・政府の「過失」を印象づけようとしている意図が透ける?・・・とんでもない。対象は政府ではなく二人を殺した安倍総理です。きっかけを作っておいて、しかも阿部さんはその気になれば助けられたのですよ。誰もお二人を殺害したイスラム国が正しいなんて微塵も思っていません。お二人を助けられる立場にいたのは安倍さんだけだったでしょ。つまり安倍さんの一連の対応でお二人が亡くなられたということに対する責任追及です。どこがイスラム国寄りなんでしょう?

 野党では、首相演説の英訳について「日本が本格的に戦争に加担することになったととらえることができる」(日本を元気にする会・松田公太代表)との意見もある。
 演説の「ISIL(イスラム国)と闘う周辺各国」の英訳は、「闘う」を「contend」と表現した。「fight」や「battle」よりも抑制的な表現とされる。外務省幹部は「慎重に検討した上で『contend』を選択した」と語り、首相も予算委で「われわれは慎重に言葉を推敲(すいこう)している。選んだ言葉が不適切だったとは考えていない」と強調した。

・・・お二人が拘束されている状況下ですから「contend」「fight」「battle」を含めた総ての言葉を選ぶことは当然です。ですから「ISIL」という言葉も検討しなければ不適切です。ちなみに『ISIL』と『ISIS』の違いは、結局のところ同じ組織を指すのですが、『ISIL』はアメリカ大統領・国連・一部の報道機関がこの組織を指すのに使っている呼称です。アメリカはイスラム国が国家を設立するという組織計画を認めない立場を取っているため、『国』を主張する彼らには屈辱的な呼び名です。またカイロでの首相スピーチ『イラク、シリアの難民・避難民支援、トルコ、レバノンへの支援をするのは、ISIL(イスラム国)がもたらす脅威を少しでも食い止めるためです。地道な人材開発、インフラ整備を含め、ISILと闘う周辺各国に、総額で2億ドル程度、支援をお約束します。』というくだり。これでは挑発でしょ。言葉を選んでいるとは誰も思えません。

 辻元氏は「日本は人道支援をしているから世界は分かっているだろう、ではない」とも指摘。2人の命を救えなかった政府に対し「大きな反省をしなければならない」と糾弾した。
 だが、日本の「非軍事支援」はイスラム国自身が明確に認めていた。1月20日にインターネットで公開された動画では、日本人の殺害を脅迫する映像の前に、日本の支援を「非軍事的支援で貢献」と英語、アラビア語の両方で訳した場面が登場していた。首相もこの点を取り上げ、「彼らは明確に非軍事的な支援と理解していた」と述べた。

・・・これは全くの嘘。彼らとのパイプさえ持たない安倍首相がなぜそんなことが判るのか?誰が考えたって解る事。この内藤慎二・酒井充という人はそれさえも解らない人なのか?産経新聞ってもっとまともな人が記事をかいているものと思っていました。
 イスラム学者の中田考氏も2015年1月22日、東京の外国特派員協会で会見し、「中東の安定が失われているのはイスラム国が出現する前からのこと。それなのに『イスラム国』を名指して、それで人道支援は通用しない。訪問国がイスラエル関係の国ばかり、アメリカとイスラエルの手先と見られる。難民支援として理解されないというのは中東を知る者としては常識」と言っています。
 YouTubeによって配信されたカイロでの首相スピーチは『イラク、シリアの難民・避難民支援、トルコ、レバノンへの支援をするのは、ISIL(イスラム国)がもたらす脅威を少しでも食い止めるためです。地道な人材開発、インフラ整備を含め、ISILと闘う周辺各国に、総額で2億ドル程度、支援をお約束します。』と発言(お二人がオレンジ色の服を着せられて膝立ちさせられている動画の冒頭にあった部分です)しています。要は「イスラム国の攻撃によってもたらせれた被害の復興のために支援します。そしてその原因はイスラム国ですから、この組織の発展を食い止めるための費用を支援します」と言っています。これで安倍さん自身が「彼らは明確に非軍事的な支援と理解していた」と述べたから「日本の総理大臣は、まだごまかしている」と2015年1月23日にイスレム国から発せられた後藤さんの声のメッセージで言われてしまったのです。記者がこの発言を安倍さんがしたことをまともに取り上げるのは勉強不足もはなはだしいです。そしてそんな人間の記事を載せる産経新聞という会社の信頼性は失墜したとしか言いようがありません。産経新聞の幹部の方々も記者の信頼性を落とし込めたこの記者を放ってはおけないですね。


 ヨルダン軍パイロットを生きたまま焼くなど残虐なイスラム国に対し、日本政府が人質事件でいくら配慮を尽くしても説得できた保証はない。首相は「非軍事支援であってもテロの対象とする。そこにISILの大きな問題がある」と苦悩の色を浮かべたが、辻元氏らが納得した様子はうかがえなかった。
 ・・・上記のスピーチからしてどう考えても非軍事支援ではないでしょう。そんなことが理解できない人間が総理大臣だなんて・・・この先が不安。こんな政府だから少子化が加速するのです。将来に夢がないですから。


産経新聞 2月4日(水)7時55分配信
■「口実を与えたか検証」「殺人の引き金」
 イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の日本人人質「殺害」事件をめぐり、安倍晋三首相の対応が「(事件を起こす)口実を与えた」といった指摘が野党から相次いでいる。「話ができる集団ではない」(菅義偉(すが・よしひで)官房長官)相手との交渉の余地がない中、「イスラム国が口実とした」とは表現せず、政府の責任追及の材料とする意図が透けてみえる。こうした批判は過去に政府の中枢を担った元官僚からも続出している。(酒井充)
・・・なんか滅茶苦茶な文で訳がわかりませんが、政府を責任追及して何になるのでしょう?意味がありません。それより国民を守るための総理大臣がお二人を見殺しにした事に対する責任についての言及です。酒井さん、もっと国語を勉強して、事に対しては真摯に見てくださいよ。まるで安倍さんを批判した人はみんな「イスラム国支持者」みたいな偏見で見るのはあなたの脳みそが狂っている証ですよ!

◆首相「気配り不必要」
「質問はISIL(イスラム国)に対し批判をしてはならないような印象を受ける。それはまさにテロリストに屈することになる」

・・・何馬鹿なことを言っているのでしょう?結論から言うとそれはテロリストに屈することにはなりません。一時だけ屈するように見せかけるだけです。『言葉』にしなくても確固たる信念を貫く『姿勢』が大事です。ISILと言う言葉を発しただけで挑発している事にもなるのですよ!国民が危険にさらされる状況を作っておいて、その上彼らを刺激すればより国民の危険性は高くなります。それが総理大臣という役職の人がやる事でしょうか?安倍さん、今のあなたのお立場をお考え下さい。

 首相は3日の参院予算委員会で、質問に立った共産党の小池晃政策委員長を、こう突き放した(上記赤字)。小池氏は首相が1月17日にエジプトで行った演説で、イスラム国対策として2億ドル(約236億円)の人道支援を表明したことを追及。「拘束された日本人に危険を与える可能性があったのではないか」と再三問い詰めた。
 首相は「過激主義と戦うイスラムの国々をしっかりと支援していくと表明することが極めて重要だ」と強調。「テロリストに過度な気配りをする必要は全くない」と声を張った。

・・・テロリストへの配慮ではなく、当時拘束されていたお二人への配慮が十分だったかどうか?という質問です。…総理大臣は国民の平和と安全を守るための人ですから、兎にも角にもまずはそれが第一です。『表明』も大切ですがそれは二の次です。その第一の存在意義について質問することがイスラム国側なのでしょうか?何か脳のネジが二三本抜けてませんか?そして『表明』も、状況を踏まえてイスラム国を刺激しないように注意を払うべき表明方法をしなければならなかったはずです。

 共産党も含め野党各党はイスラム国を非難しているが、小池氏のように「イスラム国側に立った視点」も目立つ。民主党の枝野幸男幹事長は1日、首相の支援表明について「口実を与えるようなことにつながっていないか検証したい」と記者団に語った。言葉を選びつつも、口実を与えた可能性があるのは首相だと言わんばかりだった。
・・・では誰が引き金を引いたのか?酒井さんは最初に彼らが出したYouTubeの原版の冒頭を確認しなさい!事実関係を知らな過ぎです。そうすればその引き金を引いたのは誰なのか?が解りやすく書かれていますから。しっかりと個人を指定していますから。それでも小池氏や枝野氏がイスラム国寄り?ふざけるんじゃない!

 イスラム国に対峙(たいじ)する中東諸国への2億ドルの人道支援の一部は、平成26年度補正予算案に盛り込まれている。政府が補正予算案を閣議決定したのは、人質事件が明らかになった1月20日より前の1月9日。この時や首相演説時に懸念を示す野党は見当たらなかった。
・・・中東諸国への2億ドルの人道支援は素晴らしいことです。否定する理由はありません。問題はそのときのスピーチです。最初に彼らが出したYouTubeの原版の冒頭を確認しなさい!論点をすりかえるんじゃない!


 ◆解放へ首相辞任提案

 イスラム国側に一定の理解を示すような言動は元官僚からも出ている。
 駐イラン大使の経験がある孫崎享氏はツイッターで「安倍発言で殺人の引き金」などと投稿。小泉純一郎政権などで5年近く安全保障・危機管理担当の官房副長官補を務めた柳沢協二氏はインターネット番組で、人質解放のための首相辞任を提案した。
 元経済産業省官僚の古賀茂明氏は1月23日のテレビ朝日番組で、「首相は有志連合の仲間に入れてほしいと思っている」「首相は本当は空爆や武器供与を願っている」と根拠不明の持論を展開。外交や危機管理の専門家とは言い難い古賀氏の主張は6分以上続いたが、司会者が逆の立場から発言することはなかった。

・・・あの時お二人を助けられたのは安倍さんだけでした。それをしなかったのは何故か?と考えた場合、そのように思う人も当然出て来るでしょう。外交や危機管理の専門家だからこその発言を、素人のあなた方がこうしていかにも「イスラム国支持者」のような書き方で表現していることに不快感を覚えます。そもそも『逆の立場から発言』ってできますか?このお二人が亡くなられた直後の状況下で。もし言えるのでしたらあなた方は畜生以下の生き物です。



そろそろ、産経新聞に滅茶苦茶な批判をされている方達は本気で怒った方が良いと思います。
内藤慎二、酒井充の両氏は安倍首相を批判した人を列挙して「イスラム国支持者」とも読み取れる記事を発信した特殊な思考回路を持ったお方です。特殊な思考回路ということではイスラム国の人たと一緒です。それを掲載した新聞も異常だと思います。

追補
安倍さんの軽はずみな言動により彼らは怒りました。彼らを名指しで批判したからです。そして人質を殺害して安倍さんに仕返しをしました。加えて彼らは、何もしなかった(というより情報不足にさせられたのでできなかったと言った方が的確)日本国民にも敵対心を持ち始めてしまいました。このような状況下でも安倍さんは世界に向けて、より強く『テロには屈しない』とか『イスラム国と戦う国家に追加支援をする』などと完全に挑発しています。彼らの過激思想ではこんなことをされてただ黙っているはずはありません。いつの日か必ず何かをやって来ます。自爆テロや襲撃などの犯罪をまったく悪いことと認識していない人たちです。
ここでどうして追補なんて書くかというと・・・安倍首相の中東歴訪はセールス外交の側面もあったことは先に書きました。多くの経済人を引き連れていました。僕が知っているのは伊藤忠、三井物産、三菱商事、NEC、富士フイルム、キッコーマン、などの合計46社。その企業名、幹部名が挙げられています。その方々や企業は特に注意願います。
 加えて一般市民も巻き込むのが彼らのやり方ですから、誰も「自分は係わっていないから大丈夫」なんて思わないで下さい。日本は安倍さんの言動によっていつ何時どこで起こるかわからないテロ行為の対象にされてしまったのですから。

 見方によっては内藤慎二、酒井充の両氏は安倍さん批判をした人をまるで「イスラム国支持者」のような言い方をし、国民を安心させてテロ攻撃をしやすくするイスラム国の手先か、もしくは政府からお金が回ったかのどちらかでしょう。ここを訪れる賢い方ならもうお分かりですね!

蛮勇

2015年02月05日 08時20分47秒 | 社会
産経新聞 2月4日(水)11時32分配信

 自民党の高村正彦副総裁は4日午前、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」に殺害されたとみられるジャーナリストの後藤健二さんについて「日本政府の3度の警告にも関わらず支配地域に入った。どんなに優しくて使命感が高かったとしても、真の勇気でなく『蛮勇』というべきものだった」と述べた。党本部で記者団に語った。

 高村氏は、後藤さんがシリア入国前に「自己責任」などと語っていたことに関し「個人で責任を取りえないようなことにもなる」と指摘。政府が退避勧告などを出している地域に取材目的でも入らないよう改めて求めた。同時に「後藤さんの後に続く優しく使命感が高く、勇気のある人たちに対するお願いだ」とも述べた。


日本国民を守る立場の人がこの発言。・・・・・呆れちゃいます。
『自民党』って自由で民主な党じゃないですか?
『不自由安倍さん党』と改名しませんか?

こんな発言をすのならお宅の総裁も蛮勇であったことにも言及してもらいたいです。


ところで高村正彦氏が言っている「日本政府の3度の警告」は本当なのでしょうか?
外務省は電話で2回、直接面会して1回の警告をしたと言っているそうですが・・・総て口頭ですね。
証拠がありません。果たして本当なのでしょうか?
お上がよく使う手口です。・・・亡くなられた後藤さんは何も語れないので、何の証言も釈明もできないし。。。
少なくとも、こういう発言は彼が生きている内に言うべき発言。亡くなったことを知った上でこんなことを言うのは卑怯。
副総裁失格。というより人間として欠陥品。
『人』であれば思ってても人の前では言えない。しかも公のマイクの前でなんか・・・鬼。



安倍さんは静かに

2015年02月03日 22時31分21秒 | 社会
産経新聞 2月3日(火)14時59分配信

安倍晋三首相が3日の参院予算委員会で、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」が日本人2人を殺害したとみられる事件をめぐり、共産党の小池晃政策委員長と“バトル”を繰り広げる一幕があった。

 「最近も殺戮(さつりく)を行い批判を浴びているイスラエルと軍事協力をし、そのイスラエルの首相と肩を並べ『テロと戦う』と述べることが、中東諸国の人々にどう受け止められるのかを考慮したのか」

 「拘束された日本人を危機にさらす危険性を考慮しなかったのか」

 質問に立った小池氏はこうまくし立て、1月の中東訪問中の首相の言動を批判した。

 これに対し首相は「今の小池さんの考え方は全く間違っている。私がイスラエルと関係を持ち、イスラエルにアラブの考え方を伝えることはアラブの国々が望んでいることだ」と反論。その上で、「エジプトでもヨルダンでもパレスチナでも私がイスラエル首相と会談して言うべきことを言い、中東和平に向けて進んで行くことを促したことに対して評価されている」と強調した。

 小池氏はこれに先駆けて首相がエジプトで行った演説についても「『非軍事の人道支援』という表現はない。2人の日本人に危険が及ぶかもしれないという認識があったのか。首相の言葉は重い」などと追及した。

 首相は「いたずらな刺激は避けなければいけないが、テロリストに過度な気配りをする必要はない。ご質問はISIL(イスラム国)に対して批判をしてはならないような印象を受ける」と反撃。イスラム国と対峙(たいじ)する国々への協力姿勢を打ち出した演説は現地で高評価を得たとも主張した。




約236億円もばら撒いたら何話したって高評価でしょ。

「いたずらな刺激は避けなければいけないが、テロリストに過度な気配りをする必要はない。」
・・・普通の状態ならそうですね。でも人質が取られている状況下では違うでしょ。何言ってるんだこの人は。

『ISIL(イスラム国)に対して批判をしてはならないような印象を受ける』ですって・・・この時点では当たり前でしょ。人質取られてるんだから。

まだ解っていない安倍さんってバカなのでしょうか?こういう発言がどんどん我々日本国民を危険にさらしていくことが解らないのでしょうか。
加えて自分の役職で一番やらなければならない事も解っていない。可愛そうな人ですね。
もう表で喋らないで欲しいです。我々日本国民の危険度を高めるだけです。

もっと、普通の考え方が出来る総理大臣っていないのでしょうか?

後藤さん、やすらかに。そしてごめんなさい。(イスラム国も日本も最低)

2015年02月01日 08時18分56秒 | 社会
まずは後藤さんのご冥福をお祈りいたします。
気骨のない男子が増えて来ている昨今、あなたに“男”を見ました。僕は後藤さんとは全く関係ない世界で生きていますが、生きている内に一度で良いからお話してみたかったと思っています。本当に残念な人を亡くしてし、残念でなりません。この総ての責任は国民が選挙で圧倒的に支持した人によるものです。
 湯川さん、後藤さん、恐ろしかったでしょう。特に後藤さんは発したくもないメッセージを言わされたりしていました。きっと『これをしなければ殺す』とでも言われていたのでしょう。もしくはそういうものを感じていたのでしょう。ですからこんなメッセージを読み上げることは辛かったことが理解できます。よく頑張ってくれました。そしてそんな状況下でもそれでも読み上げたという事は、彼は最後まで生きたいと思っていた、そして生きる事への望みを捨てなかったことの証です。あのような状況下で彼自身が出来ることはありません。ということは安倍さんに助けを求めていたことなのです。普通の脳を持っている人間ならこんな事は言わなくても判っているとは思いますが。それでも安倍さんは彼を捨てたのです。目的は(多分)自分がアメリカをはじめとする同盟国(有志各国)に認められたいがためだと思われます。
彼自身、まさか自国の総理大臣に殺されるとは思ってもいなかったでしょう。総理大臣は国民の平和と安全を守るための人ですから。
彼の無念な気持ちが手に取るように解ります。
そして、僕らもそのことに対して残念でなりません。
日本の国民はおとなしいです。それが故に安倍さんが好き勝手なことをしたことにより湯川さんと後藤さんの命が絶たれました。もっと騒げる国民になることが出来れば少しくらいは違った面があったかもしれません。ですから、ある意味安倍さんだけの責任ではありません。彼を選挙で押した人たち全員にあると思います。幸運にも僕は違いましたが、それでも騒ぎ方が足りなかったことは否定できません。たった一人だってもっと騒ぐべきでした。本当に申し訳なく思っています。ごめんなさい。


今回の件の総てが公にされた場合、安倍さんは国民を捨てた総理大臣として永久に名を刻むでしょう。そしてそれに協力した現在の自民党員たちも。





今朝、各メディアが『最悪の結果』と評価しています。
僕は『最悪の結果』ではなく『最悪の事態』と考えます。

 残虐性が高い方法で殺害し、それを世界に発信する彼らは我々の眼にはどう見ても異常に見えます。しかし、彼らは人の命を我々ほど重く受け取ってはいないのだと思います。我々が発展途上国の原住民が生肉を食べているのを見るとウッと思ってしまったりします。また、世界は日本が沢山の鯨を殺して食べていることを異常として認識しています。彼らが生肉を食べること、我々が鯨を食べること、そのどちらもその地では特別なことではありません。このようにその国々や地方性で様々な考えや習慣、もしくは決め事があったりします。そしてそれは他から見れば異常であってもその地では正常なこともあるのです。
 かといって殺人が肯定されることは決してありません。でも、人の命の重さがその地によって違うことは当然のようにあります。今回の事件は特殊な殺人事件かもしれませんが、普通の殺人事件として考えてみると分かりやすいです。殺人事件に於いては、それによって益を得た人が必ずいます。それは金銭的な物であったり精神的なものであったりしますが、とにかく何がしかの益を得た人がいるはずです。今回後藤さんが殺された事によって益を得た人は誰でしょう?金銭は動いていないと思います。イスラム国は人質の奪還にも失敗しました。だとしたら・・・明らかですね。ここでしっかり確認しておかなければならないのは、総理大臣は国民の平和と安全を守るための人です。その人がイスラム国に人質を取られていることを知りながらエジプトのカイロのスピーチです。彼は『イラク、シリアの難民・避難民支援、トルコ、レバノンへの支援をするのは、ISIL(イスラム国)がもたらす脅威を少しでも食い止めるためです。地道な人材開発、インフラ整備を含め、ISILと闘う周辺各国に、総額で2億ドル程度、支援をお約束します。』と述べたのです。そしてその動画が世界中に発信されたのです。このことが事の発端です。湯川さん・後藤さんが二人座らせられているYouTube動画のノン編集バージョンにはしっかりその動画が冒頭に掲載されていますのでこれは間違いないことです。現在、その動画は総て削除されて、その部分がカットされた動画しか我々は見ることは出来ません。安倍さんは自分の保身のためにこの動画をカットさせたのです。そう考えなければ他に削除する理由はありません。そして、『人道支援のために』に変えてしまったのです。2015年1月23日にイスレム国から発せられた後藤さんの声のメッセージを思い出してみると


カウントダウンが始まった
イスラム国の兵士は鋭い目でナイフを見ている

日本の総理大臣は、まだごまかしている
日本国民は何もしなかった

拘束された2人に対する慈悲がない

バグダディとその兵士たちは、言ったことはやる



まり『日本の総理大臣は、まだごまかしている』という部分が上記のこと(『『人道支援』とその目的をすり替えたこと)を言っているのです。とつまり安倍さんはお二人がオレンジ色の服を着せられて出ている動画を発信されると、すぐに支援理由を『イスラム国を封じ込めるため』から『人道支援』に変えたのです。つまり自分を正当化するために支援目的が違うと言い出したのです。勿論彼らはそんなことは嘘だと判っています。安倍さんの動画を見てしまっていますし、当然保存しているのですから今更総ての動画を削除してももう手遅れなのです。判っていないのは、編集した動画しかみてない日本人だけです。つまり。安倍さんはとりあえず日本国民を誤魔化す保身に向かったのです。で、編集した動画しか見せられない国民は“なぜ人道支援をしている我が国が悪いことがあるんだ!何も悪いことはしていないじゃないか!一方的にイスラム国のみが悪”と洗脳されたのです。ですから『日本国民は何もしなかった』といわれても当たり前です。。
 水面下で交渉しているとか言っていながらほとんどしていなかった。というか交渉窓口さえ見つけられなかったと。でも、ヨルダンはすぐに窓口を見つけて彼らに対して表明をした。このヨルダンが使った窓口も日本が使う気なら使えたのでしょうが、その形跡もないようです。つまり、交渉窓口を見つけようともしてなかった、もしくはないことにしてしまった方が好都合だったと思われても仕方がありません。交渉に全力を挙げていたのであればヨルダンの交渉窓口は通じるのですから使ったはずです。このような経緯から、もしかしたら安倍さんは二人に死んでもらって、アメリカなどのテロに屈しない同盟国(有志各国)への忠誠を表明する道具にしたかったのではないかとさえ思えてしまいます。勿論これは考えすぎかもしれませんが、本来であれば救えた二人の国民の命が絶たれる行為を何もしないでいたのですからそう思われても仕方がないことですし、それ以外に考えられる道理がありません。勿論アメリカとの関係はとても大切です。でも、命はもっと大切です。命は一旦絶たれたら二度と帰って来ません。他国との関係は後で修復することも可能なのです。ですからその両方を天秤にかけたらお二人を助けることが最優先だったはずです。これは今までに何度も言ってきたことですが、結果的に安倍さんは天秤にかけてお二人の命より同盟国(有志各国)への忠誠を見せる方を選びました。安倍さんのこのやり方はまさに『言語道断で許し難い暴挙』であり安倍さんこそが非道・卑劣きわまりないテロ行為をしているとしか言いようがありません。そして本日、後藤さんが殺害された動画が発信されると、早速同盟国(有志各国)よりオバマ米大統領・ケリー米国務長官をはじめ様々な方面から素晴らしい発表が相次いでいます。大勢を巻き込んでご苦労様なことです。

そして後藤さんが殺害される動画で彼らが訴えていること
 邪悪な有志連合を構成する愚かな同盟諸国のように、お前たちはまだ、我々がアラーの加護により、権威と力を持ったカリフ国家であることを理解していない。軍すべてがお前たちの血に飢えている。
 安倍(首相)よ、勝ち目のない戦争に参加するという無謀な決断によって、このナイフは健二だけを殺害するのではなく、お前の国民はどこにいたとしても、殺されることになる。日本にとっての悪夢を始めよう。


これから判るように、彼らの攻撃対象が安倍さんから日本になりました。最初は安倍さん個人だったのですが、国民が何もしないことに彼らの怒りが向いてしまったのです。ここで彼らの動画の冒頭が削除されているとかそういう理由は彼らには通じません。彼らは彼らの意向を示すべく動画を発信したのです。ところが、それを誰かが編集して安倍さんに不利な部分は削除しました。そしてそれを発信して、元の安倍さんに不利なことが出ている動画は片っ端から削除したのです。そうとは知らない日本国民はイスラム国だけが悪と思わされたのですから、政府に何もしなかったのです。これが彼らの怒りに触れているのです。彼らの情報網はしっかりしている気配を感じるところから、日本にはすでに彼らのスパイがいることが想定できます(多分日本人だと思います)。ここから何が言いたいのかというと、もうすでに国内に入っている彼らの分子が、これから日本国内でもいつどこで何をするか分からない状況下になってしまったということです。これも情報操作した安倍政権の未熟さから発生したことです。このように安倍政権がやったことを発端にして恐ろしい方向に進み出したってわけです。一番起こり得るのが彼らが得意とする自爆テロや襲撃です。今の平和ボケした日本だと大きな被害を被る事は明らかです。平和ボケ=セキュリティーが甘いってことですから、これからもきっと彼らが日本国内に入ることは簡単なことなのではないかと思います。実際彼らの戦闘員になっている日本人もいると報道されていますし、見分けが付け辛い中国人などのモンゴル人種であればあまり注目されずに日本に入って来られます。ですからこれからイスラム国か日本のどちらかが滅ぶか、彼らが安倍さんだけが過激派で日本という国は本来そういう国ではないことを理解するまでこの恐怖は続きます。空港やアミューズメントパーク、そして大きな駅など沢山の人が集まる場所は自爆テロの目標になります。また彼らにとっては原発なども襲撃するには面白い場所でしょう。そういう近くになるべく近付かないこと、というより、なるべく外に出ないことくらいしか我々には出来ません。安倍さんの一言が日本をこんなに危険な国にしてしまったのです。皆様も気をつけてください!と言っても気をつけようがないというのが現実でしょうが。


湯川さん亡き後、後藤さんだけでも生きて帰って来てほしかった。そして、実際のイスラム国がどんなものなのか?について世界に発信してほしかった。
様々な報道を見て判るように、イスラム国のことを知っている政府関係者はほぼ皆無と言ってもいいでしょう。相手が解らないのでは交渉や話し合いなんてとてもできたものではありません。ですから後藤さんには是非元気で帰国していただき、難しいかもしれませんが、両国(現在イスラム国は国ではありませんが)の橋渡し役になり(平和主義者の彼なら絶対にできると思う)、お互いがお互いを理解し、イスラム国も殺人などは辞め、日本も名指しで他国批判するような下劣で高飛車な行為はしないようにして、徐々に歩み寄ることができれば一番すばらしいことだと思います。そしてこれこそがテロに屈しないと言う事なのではないでしょうか?

あとはヨルダン軍パイロット、モアズ・カサスベさんが解放されるよう、ヨルダン政府には安倍さんと逆のことをしてもらうことを祈るばかりです。

追伸
 まだ、事の大きさが判っていないバカなオヤジ共(政府関係者)は『日本がテロに屈することは決してない』と連呼しています。今の時点でそういう相手を刺激するような言葉は使わないで頂きたい。お二人が殺害された今、彼らにしてみれば一段落しているのです。ここでそんなことを言われたら『こいつらまだ解っていないのか!』と日本本土の攻撃計画の時期を早めるに決まっています。そしてより強力な武器を使い沢山の犠牲者が出ます。そういうことを踏まえた上での発言をしないと“安倍さん”って呼ばれちゃいますよ。その他『テロリストたちを決して許さない』とか『(イスラム国に)罪を償わさせるために』とか『到底人間が行うとは思えない』とか『中東への食糧、医療などの人道支援を、更に拡充してまいります。』なんていうのも影でこっそりやって公表しないで下さい。こういう中だからこそ言ってはいけないことがあることに気が付いてください。
そして、我々国民にこれ以上の恐怖を感じさせないで下さい。恐怖政治はテロですから。