人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

ときめき

2022-06-26 17:10:46 | 80はミステリーゾーン
ときめき。

この言葉、遠いね。遠くなったね。


新聞で、貴方ときめいているかとお
尋ね。

どんな時にときめくか。

趣味、ドラマ、孫、配偶者、趣味での
出会い・・・

なんだ、ごく普通じゃん。

好きにグレードがあるとすると、

心臓が躍る、のどが渇きっぱなし。
夜、眠れない。

やっぱり無理。

感謝!感激。

このあたりが身にあってるかな。


いうてはるえ

2022-06-26 09:01:13 | 京ことば
いうてはるえ

この京言葉にあてはまる言い回しは、
関東にはないのですって。

いかはる、しはる、(はようかえっ
てこんと)おこらはる。

どんな言葉のあとに使え、決して相
手を傷つけないのが、「はる」言葉
の特長です。

もし古い京言葉が標準語になってい
たら、きつい喧嘩はなくなり、ひょ
っとして、過去の戦争もなかったりし
て。

  そうどすがな,
与党の &&はんと野党の##はんが
  きつう言い争いしたはります。

東京で一時働いていたとき、関東の人
には京都弁も大阪弁もいっしょで、区
別がつかなかった。まあ、これは逆も
言えることで。

京都、大阪、神戸は特色ある言葉があ
ると、思うけれど、奈良弁や滋賀弁あ
りますか。これらをひっくるめて、「関
西弁」というのでしょう。

元京大教授で故梅棹忠夫先生から、か
つて聞いたことがあるのです。

京都の人は、なんでもものごとを客観
的にものいう習性があると。

  うちのお父さん、しんどいいうて
  はりました。

かつて。京都の兵隊さんが戦場からよ
たよた帰ってきます。
「えらい戦争ですわ」

(古い京都弁がだんだん使われなくな
ります)

手術室でタンゴ

2022-06-25 18:38:50 | 80はミステリーゾーン
三浦一馬 リベルタンゴ / Kazuma Miura "Libertango"


12年前、胃がんで胃を全摘した。
その時の手術室で。

「手術の時、かけるCDがあれば流し
ますよ」 世の中変わったもんだ。
好きな音楽を聴きながら、胃を失う
か。

手術室から、提案を受けたらうれし
くなった。こわい手術もやや和らぐ
かも。前日、同室の大学の先生と曲
選びで楽しんだ。

病院へ持ち込んだCDはクラシックな
ら病気にやさしいモーツアルト。シャ
ンソン、アルゼンチンタンゴ、そして
ちあきなおみ。

ベートーベンはあかんと思う。妙に深
刻になったりして、ストラビンスキー
もっとあかん。傷口がえぐられる。だ
から、持って来なかった。

シャンソンは心落ち着くが、振られた
だの悲恋の歌が多い。アルゼンチンタ
ンゴの歌の内容は似たものだが、リズ
ムがいい。

結局、京都の楽団「アストロリコ」の
アルバムを手術室の看護師さんに渡し
た。

ちあきなおみも候補にあがったが、「い
つものように、幕(膜)が開き」では、
手術にはなまなましい。で、やめた。

アルゼンチンタンゴの[ALGUEN CAN
TO]は意識あるうちにかかればよし。
「別れの朝」でおなじみだが、スペイ
ン語で歌っているので、内容は分から
ない。

さて、手術当日ストレッチャーに乗せ
られて、手術室へ。
この日は手術日とかで、いくつもある
手術部屋はどこもにぎわっている。

てきぱきとした看護師さんの手により、
私は手術台に乗せられた。
まだ、外科医の先生たちはいない。

CDがかかった。バンドネオンの音色が
手術室に流れる。最初の曲はやさしい
ので、心がやすらぐ。

「麻酔をかけますね」

その声を聞いてからすぐ眠りに入った。
「別れの朝」はずっと先だから、もち
ろん聞くことができない。

「ご苦労様、無事終わりましたよ」

眠ったと思ったら、起こされた。あっと
いう間だった。その間手術に4時間かか
っていた。

CDによる音楽療法は好みの曲を聞かな
いうちにジ、エンド。

(今度、胃とともに手術した食道がんの
その後を追う胃カメラを飲みます)




京都小旅行

2022-06-20 18:20:43 | 80はミステリーゾーン
28日から数日、京都へ小旅行に行く。
医療検査と墓参りが目的だ。

医療の主な検査は、食道の胃カメラ検査
で、手術後12年が経っている。多分異
変はないと思うが、パーフェクトなら、
喜ばしいこと。

今度の旅行でうれしいのは友人たちに会
えること。

これまでの旅行はコロナ障害もあって恐
る恐るであった。年も年だしもう会って
おかないと後がない。

「知床旅情 」に鎮魂こめて

2022-06-12 21:44:51 | 音楽


知床の岬に はまなすの咲くころ

加藤登紀子さんが知床での海難
事故を受けて新聞で語っている。

もちろん加藤さんが歌って大ヒ
ットした「知床旅情」について。

「出会い、愛し合い、別れ・・・
この曲には人生のすべてが詰ま
っています」

事故直後には、つらくて歌えな
かった。でも今は鎮魂の歌とし
て歌っているという。

新聞には、他界した人を送る、
という見出しが付いている。

加藤さんが歌う「知床旅情」は
どこか明るさが出ているが、今
度の事故からはずしんと重みを
増した、ということか。


みすてりーの中身

2022-06-04 19:11:25 | 80はミステリーゾーン
トシが90に近づくと、体にミステリー
が次々出てくる。
今、出ている現象は高い平熱だ。

ある内科医院では37度以上の人は診
察お断りと張り紙を出している。
ここでは、私はアウトである。

すべてコロナのためだが、用心が過ぎ
ているのではないか。

この前は便秘だった。
1週間出なかった。このまま、出てこ
なかったらどうしようか、思って薬を
買った。

初めての経験だったが、薬は一発で効
いた。

病気のことばっかりかいな。

ほかには。

まだ、生きていることかな。