当初、7/9スタート予定だったChim↑Pom展 「FujiYAMA, GEISHA, JAPAnEse!!」。
ところが富士山山頂への山開きが遅れたという理由で7/26からとなっていたのです。
それでも会期はそのまま8/9までとなっているため当初よりもかなり短い展示期間。
先日までの山本現代での展示が終わったばかりだというのに、やはりChim↑Pomはフットワークがいいですね。
さて、タイトルにあるように今回は日本がテーマ。といっても海外の人の目に映る日本のイメージを彼らなりに表現したもの。
無人島プロダクションの藤城さんに了解をもらい撮らせていただいたのが冒頭の写真。
ちょっとぎりぎりに収めたので見づらいかもしれません。
この左の窓、来るときから気になってたのです。
外から無人島のあたりを見上げたときに、丸い窓があるなあと。
やられました！！！
これぞ、Chim↑Pom。
何が見えるかは会場に行ってからのお楽しみ。
くだんないことで頑張るなあとか、ここまでやるかあとか。とにかく見て笑えます。
続いて、写真の中央に斜めに写ってるのがデコトラのドア。
着物のエリイちゃんが日本一と書かれた富士山を抱いてるもの。
よく見ると寿司が舞ってます。これは実際にデコトラの絵を描いてるひとに発注して描いてもらったそうです。
あと、今回は寿司ねたが多いです。
お寿司のミイラは哀しくも趣きのある風情。ライティングと台がばっちりと決まっています。
他にも某ネズミの国の写真がとんでもないです。
さらっと撮られたように見えますが、よく撮れたなあと。これは見てるとじわじわきますね～。
北斎モチーフのが一点あるのですが、これもよく出来ています。
北斎のサインを和紙に描いてるのですがこすれたか何かで文字の外がいい具合に。最初、このグレイがほこりをくっつけたかと思ってました。
これは一見、Chim↑Pomの作品と分からないし、普通に床の間に飾ってもいい感じ。
Chim↑Pomはやはりものの捉え方が面白いし、けっこうすごいはずのことなのにぽかーんと抜けた感じを併せもつところがいいんですよね。
さあ、この調子だとまだまだハイペースで新しい作品を制作してくれそうですね。期待しちゃいます。
8/9まで。
あっ、そうそう。冒頭に書いた富士山山頂のこと。
その成果は会場で流れるハイテンションなナレーションの映像で確認してみてくだいね。
すごい、このためだけに！
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