あお!ひー

叫べ!いななけ!そして泣け!雑多なことを書いてみる。

夏への扉 マイクロポップの時代(水戸芸術館)

2007-02-13 20:05:20 | アート系
初めての水戸芸術館。

昔、演劇が好きだった頃、行きたかった場所。だから、外見の写真は何度も見てる。

昨日、載せたタワーもそんな訳で見た時にすごく感慨深いものがありました。

さて、今回の「夏への扉 マイクロポップの時代」に行ったのは奈良美智さんの絵を見たいというのが理由の90%。

あと、他に面白いものが見れたらいいなくらいな感じでした。

受付でチケットを購入し、クロークへ荷物を預けました。

ここは劇場もあるからでしょうか。ロッカーではなくクロークに預けるというのはなんとなく気分のいいものです。

今回15人の作家さんの作品が展示されていました。

やはり、一番心に残ったのは奈良さんの作品でした。

「The little star dweller」

AtoZでは「Q星の部屋」に展示されていた作品。

あの時は真っ暗な部屋に飾られてて、天井からぶら下がるキラキラのお星さまと一緒に見てたのです。

明るい部屋でみると今度ははっきりと絵のディティールまで確かめることが出来ます。

頬とか肌の色が豊かに描かれてるんですよね。

やはり、奈良さんの作品の中でもこの目を閉じた表情のは見てて、気が休まりますね。

さて、この作品ですがAtoZの時にはこんなふうにメインのビジュアルで使用されていました。


だから目にされたことのある方も多いのでは。

奈良さんの作品はこの他には2点。不気味なテイストが強い昔の作品と、ひたすらかわいい近作です。

さて、他で収穫があったのは野口里佳の写真。

太陽というタイトルの組写真。20枚くらいはあったのかな。

逆光で光がクロスしてるのがすごく好きです。あと、カットによってはどんよりとした太陽もあってこちらも雰囲気があります。

すごくストレートに対象と向き合ってる姿勢がよかったと思います。この部屋にはエネルギーが溢れてましたから。

トータルとしてなかなかすごい面々を集めたなと思いつつも、やはり15人ともあるともう頭の中がぐちゃぐちゃになりますね。

5人とか10人くらいまでならたぶん、きちんと入ってくるのですが。。。その点でちょっと疲れるなと思いました。

しかし、来てよかったです。水戸芸術館、また行こうと思います。


コメント (9)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする