ダイアモンドバック計画より遷都が優先の状態になってしまって停滞している。
壁の軍備を梱包しながら、わが国の鉄砲ミュージアムより画像をうｐする。たいしたモノは出てこないので、生暖かく見守ってもらえると幸いである。
今日はＣＭＣのＭ３６の３インチモデル。ルパン三世のファースト（パイロット版）で次元が使うコルト エグゼクティブなる架空銃（？）はコレであると思う。
ホルスターはＨさんのパーツＢＯＸより失敬したモノ。メーカー等詳細不明。ベルトループに￥１８００のラベルが貼り付いている。発掘された時からカラカラのヒビヒビ。ミンクオイルを染み込ませるとある程度やわらかくなった。資料的な価値もないが、当時をしのばせる雰囲気が俺的に宝物になっている。
どちらにしましても架空gunと言うことで、良い味出してます！
人心の一新の為、新たなる宮城の造営は以前から計画されていたのですが、星の並びを読み解きますと、遷都なう、と出まして格安賃貸にめぐり合えました。
次元の銃は、絵はハンドエジェクターなのにナレーションでは「コルトエグゼクティブ」などと解説しているのです。そりゃーないぜ、とモンキーパンチ氏が言ったかどうだかわかりませんが、その後、コンバットマグナムというように固まっていったようです。
エジェクターロッドを固定するロッキングボルトの存在など、形状はＳ&Ｗ。だが名称はコルト。
正確には、SMITH&WESSON MODEL36-2 KOLT EGJECTIVE REV .38spl
なるほど新学説ですね！5インチ銃身ですか！しかもcoltじゃなくてKOLT、executiveじゃなくて EGJECTIVE、有り得ますね！また情報がありましたら教えてください！よろしくお願いいたします！
パイロットフィルムを見直すと、ホルスターから抜き出すのは３インチのハンドエジェクターのようですが、装填してスイングイン？する場面の銃は５インチでしかもＫフレームくらいありそうです。しかもチャンバーは５個。腕に沿わして回すシリンダーは右回り。珍銃です。
原作者のモンキー・パンチ氏は銃にはずいぶん疎いのだそうですね。
原作を見るとルガー風の正体不明の銃が出てきます。
このパイロットフィルムは当初アニメ化に乗り気でなかった原作者へのプレゼン用に制作されたのだそうで、ナレーションも適当で良かったのでしょう。
テレビ放映が決まったあとは大塚康夫氏が作画担当をして、銃の描写などかなりリアルになりましたよね。
おっしゃるとうり外観はＳＷのリボルバーをまるでピーメのように扱う次元。マカロニでも見られない荒唐無稽さにわくわくしますよね！無理やりな後付でも「あれはＫｏｌｔ」ということになっているのも面白いと思います。
ドア越しの敵を撃った時に大写しなる銃は当時のモデルガンチーフスペシャル3インチを参考に作画したのではないかと思うのです。
また、当時のモデルガンは今ほどリアルに設計されておらずもしかしたら次元アクションも可能だったかもしれません・・・そんな推理はいかがでしょうか？
仰るとおり、チーフスの３インチ。ハンドエジェクターなるモデルガンみたいですね。小判型のサムピースから旧モデルのようです。ＭＧＣでしょうか。
この当時のモデルガンでもＳ&Ｗタイプはシリンダー左回りで設計されていますので、該当するガンは海外の輸入品をお手本にしたのでしょうw
もしかすると、チーフ、Ｍ19、KOLTと３種類使い分けてたのかも。
KOLT・EGJECTIVE.38謎に満ちた中型５連発。
タマは小さくて３２ショート位に見えますが。
銃もそうですがアクションもノビノビしていて好きでした。
次元は胸から銃を出して尻のホルスターにしまっています。当時はそれで良かったのでしょうね。チャンバラでも鞘を捨ててておいて、最後には腰の鞘に収めたりしてましたもんね。そのくらい自由なほうが活劇っぽいと思うのですが、今の作り手はリアルさを追求することがサービスだと思い込んでいるのでしょう。
現在のリアルさが売りの作品で弾丸が切れた表現にガチャリガチャリ言わせているのは納得いかず興ざめします。
旧ルパンと言われる、この６８年企画のルパン三世は私も大好きです。後半でコメディ路線に入る頃は多少嫌気が差す部分もありますが、シリアスな展開とリアルな小道具描写など魅力がたっぷりです。
大人も楽しめるマンガ映画としてかなり質の高い仕上がりとなっているのではないかと思います。
とくに好きなのが「脱獄のチャンスは一度」。
最後の最後まで結末が隠され、急展開で脱獄に成功するそのストーリーの奇抜さ。要所要所に散りばめられた大人のギャグ。そして色気。
ルパンの肌が白いこと。ルパンは白人なんだと思い知る一面です。
僧侶に扮した次元とのやりとりは実に秀逸ですよね。そして音楽が良いのです。色っぽい女性スキャットと二階堂フジコの声が重なり合って思春期の少年を悩ますのです。さすがは山下毅雄。チャーリー・コーセイのP38～♪も大好きです。
劇中ではミリタリーポリス.22として登場しますが、ベースは国際ハイパト.357。Ｎフレームに細いテーパーバレルの５インチモデル。
半円でもラムプ型でもない、なだらかな三角形のフロントサイトはパイロットフィルムに登場する次元の「エグジェクチブ」そのものだと思います。
３０年前の高校生の頃、友人宅にあったベータのビデオを何度も見返して国際ハイパトで自作したのは遠い日の思い出。
数年前、ＴＭＧのジーパンカスタムが出品されていましたね。十数万円の高値が付いていました。
ＴＭＧが次元エグジェクチブスペシャル作ってくれていたら良かったのに。とも思いますが、謎の多い四次元ピストルは製作も難しいでしょうね。