愛のつるし一回転飛行機

けん玉姉のけん玉普及活動日記。
2008年秋、転移性乳がん患者となる。
病気のこと、日々の生活なども。

標準以外は消される?癌治療法

2010年08月22日 | 日々の生活
 癌をやっつけるペプチドワクチン療法を北大が開発とか、記事に出てるのを見ました。

 以前に大体、これと同じようなのを広大がやっていて、効果もかなり出ていたと言う話を聞いてたので、姉に受けさせようとしたら、いつのまにか、教授もいなくなり、問い合わせても、どこにいったかもどこで受けられるのかもどうなったのか分かりませんになってて、どうにもなりませんでした。 
 何でこう言うことになるのか、どうにも不可解です。やっぱり、なんかの圧力があるとしか思えないんですが・・・
 今回のもどうなりますか・・・。

 それやこれやで、その頃に姉も抗がん剤治療をやるしかない状況になってたわけなんですが、ともかく、資料をかき集めて、治療法を検討したんです。それで得た結論は、やるんなら、姉の癌に合うハーセプチンしかないと。

 特に、標準治療で最初に使うことになってる毒ガスが原料のマスタードガス由来の抗がん剤だけは嫌だと言ったんですね。

 あとで、爆発する別の種類の癌を生み出す危険性を唱えてる学者が結構いて、しかも、こっちのタイプでは、その方が合うといわれるハーセプチンがあるということで、これで他のいい薬が出るまで引き伸ばすのが一番いいと考えました。だいたい、毒ガスの薬が姉のタイプの癌でいい結果になったと言うデータもなかったですし・・・

 しかし、応じてくれる医師がいない。やっと、S病院で、何とか順番を変えると言うことで納得してもらって、他の抗がん剤との取り合わせも認めると言うことで折り合うしかありませんでした。
 何とか、毒ガス由来の薬を使う前にまた、交渉して新しい、別の薬にいけるようにさせようと考えたわけです。

 今日の順位は?あなたのクリックでランキング上昇中。
1日1回お願いします~~ポチっと押してください。

広島情報は広島ブログでばっちり!!
コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 姉、お宝映像 | トップ | けん玉姉、五段昇格! »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
私の場合も (マリリン)
2010-08-23 07:04:59
姉さんの好きだった物とか掲載されていて姉さんがかわいいペンギンを見ながらはしゃがれた様子が偲ばれます。
姉さんもNパパさんも治療について詳しいですね。
抗がん剤の由来は毒ガスから来ている物もあるなんて。私は最初にアンソラサイクリング系の抗がん剤を投与し、血栓症になりましたへろへろ状態になりました。途中で止め、その後タキサン系とハーセプチン投与になりました。
以前に早期されにくい癌とかかれていたのですが、私の場合も毎年検診を受けていました。
今年しこりが見つかり、手術すると2.2センチの浸潤癌、多数あり何個か浸潤していました。
後で先生より、発見しにくい、触知しにくい癌であると聞かされました。
最初は「検診で見つかったから軽いね」とか「検診はしていたの」とか周りからは言われました。
手術後あまりに病理が悪くて・・・
でも病気になったのは癌のせいで、自分に非があったのではないと今は堂々としています。
返信する
マリリンさま (Nパパ)
2010-08-23 22:32:13
 思い出へのお言葉が嬉しいです。

 思い出が記憶の中にしかないと、不安になります。だんだん、曖昧になっていきそうで・・・
 だから、ちゃんと映像にしておくのが大事なんだと思います。記憶にある彼女をもっときちんとした形で彼女らしく残してやりたいです。彼女の望みどおり、このブログでの表現ももっと明るく彼女らしくやわらかくやれないものかと今も悩みつづけてます。

 でも堅い話になってもやはり癌の話もしなくてはなりません。

 そのアンソラサイクリング系の抗がん剤の中に入ってるのが毒ガスです。多くの場合は、別の何種類かを組み合わせて強化し増殖細胞をまとめて絨毯爆撃よろしくたたくんですが、正常細胞の被害が大きいので毒性も上がります。抗がん剤として最強とも言われていてそれで一時的に縮む場合もあります。しかし、その後、かえって、爆発的憎悪を招いたり、新たな癌を生み出したりすると疑われる場合も多いのです。合う人には合うのですが・・・たまにそう言う人がいるから合わない人も全員がどんなひどい目にあってもこらえて使うべきだと言ってるわけで、恐ろしい話です。ともかく、個人にあわせて調整すべきとなってるのが、医学界でも常識なのに・・・せめて量とかぐらいは状況次第でもっと患者の希望にあわせて決められるようにすべきでしょう。

 また、早期発見さえすればうまくいくとのマスコミのキャンペーンで、元々、何ともなかった人がほんとはほとんど悪化する可能性のないようなタイプのがん細胞をとられて自分は早くしたから助かってると思い込まされてしまう。そして、ホントはちゃんとやっても悪化してしまってる人にそう言う言葉をかけてしまう世界になってるのが変なのだと思います。
返信する
ホメオパシーたたきと新卒制度保持 (Nパパ)
2010-08-24 22:14:06
 また、ホメオパシーが無効だとか騒いでる日本学術会議とか言う団体の記事が出てました。科学的根拠がないからとか言うんですが、通常医療でも科学的根拠なく、何で効いて、目がさめるのか分からないのに使ってる麻酔だとか、あと、今の抗がん剤も行き当たりばったりにさがして、偶然、効果があるものが出たら使うと言う具合になってて、そこまで立派な科学的根拠があると言えるかどうか・・・。

 ちなみに、この団体は今日、ニュースになってた、新卒扱いを三年引き伸ばすとか提言したとこなんですね。そもそも、新卒だけを有利に扱う新卒制度そのものが問題なのにそこを手をつけないで引き伸ばしてまだ保とうとするようなこともしてるわけで、どうでも既得権益を守りたいとしか思えないです。改革するようなことも前に言ってた筈ですが、元に戻っちゃったみたいですねえ。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日々の生活」カテゴリの最新記事