六年前の2014年に行ったこと事のあるインドには
強烈な印象が今も鮮明に残っています！
世界遺産「タージマハル」
インドでは雨は滅多に降らないと聞いていましたが、
この時ばかりは異常気象でどしゃぶりの雨が一晩中、
降り続きました。その雨の中、朝一番に訪ねた処が
世界遺産「タージマハル」でした！
雨霧に包まれた「タージマハル」を観た瞬間・・・
その美しさに魅了された事を覚えています！
左右対称に９５m四方の正方形からなる建物は全て
真っ白な大理石で造られていました。そして四隅に
立つ塔は４３mの高さにそびえ立っていました！
素晴らしい景観のこの建物は「白亜の巨大な墓」
だそうで白い大理石などの建築資材は1０００頭
もの象を使って運んだと記されていました！
中国の世界遺産「九寨溝」の続きです！
原始の森の中で鏡のように澄んだ湖沼群が続き
神秘な色彩美を見せてくれる九寨溝
九寨溝は標高が3500mほどもある高地なので
4000mを越す山々が間近に見られます
この高地に身体を慣らし高山病を防ぐ意味で九寨溝に
行くには2～3日かけてゆっくり登っていきました
澄んだ湖だけでなくこうした激しい流れの
迫力ある大きな滝も間近に観ることが出来ます
数年前、大きな地震で被害が出たとの報道を聞いて
六年前の素晴らしい景観は大丈夫かと気遣っています
エメラルトグリーンの神秘な湖沼の景観が
今も鮮明に記憶に甦ってきます！
先日、テレビ番組で中国の四川省の世界遺産である
「九寨溝」(きゅうさいこう)の特集が放映されていました
「九寨溝」には六年前(2014年)の秋に友人らと渡航して
その素晴らしい景観に感動し、日本にはないスケールの
大きさにも驚きを感じた旅の思い出が蘇りました！
当時、日本と中国の関係は今ほど良くはなく中国人の対日感情は
反日の厳しい報道がされていました そうした折にここ九寨溝の
世界遺産観光地にはもの凄い数の中国人が入場ゲート前に集まっ
ていました ゲートが開くと同時に我先にとばかりに力づくでの
押し合い、ののしり合いが中国人同士で始まり我々、外国の観光
客は身の危険を感じつつも中国人気質を目の当たりにした気まず
い体験をして来ました
そんなゴタゴタの気まずい思いを吹き飛ばすかのように
九寨溝の景観が目に飛び込んで来ました！
エメラルドグリーンの湖沼は1970年代に森林伐採の
労働者たちによって発見されたそうです
標高3000～3500ｍもの高地にいくつもの湖があって水に
溶けた石灰の浄化作用で透明度が増し湖底に沈んだ倒木が
クッキリと見える姿に見入る世界遺産巡りでした！
昨年、「薫風」という品種の植え替えと針金整枝を
した二鉢でいずれも寒い冬を懸命に耐えて
芽吹きの春をじっ～と待っています
「薫風」 (くんぷう)
模様木の樹形に仕立てて楕円の浅鉢に植えた一鉢
文人の樹形に仕立ている一鉢で樹芯の天部分の
姿が決まらず一年先送りにした一鉢です
冬の間の作業はそんなに多くはありませんが
一鉢一鉢づつこの先の樹形とか鉢合わせとかを
考えつつ観て回るのが楽しみ方の一つです！
明けましておめでとうございます
「月桂冠」 (げっけいかん)
昨年の開花の後、角鉢に植え替えた月桂冠と
いう品種の二鉢です
今年、整枝するのを楽しみにしています
