Con Gas, Sin Hielo

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「鷹の爪GO 美しきエリエール消臭プラス」

2013年09月23日 14時19分24秒 | 映画(2013)
そうだ、島根、行こう。


毎度おなじみ鷹の爪団。今回はトイレットペーパーとの提携ということで、まさに毎度おなじみ。

そういえば、エリエールといえば例のカジノ社長がいた会社ではないか。

まああの事件は、商品や一般職員のモラルに負のイメージが付いたわけではないから、企業として堂々と表に出てきても抵抗はないのだろう。立ち直れるといいね。

映画のあらすじは、これまたいつものとおり協賛企業とはまったく関係なく、宇宙の星々の争いに地球が巻き込まれるという、なんともスケールの大きい話に対照的な細々としたギャグが絡む展開。

客席は小学生がかなり目立っていた。様々なパブリシティ戦略が功を奏した象徴であろうが、こうなると鷹の爪って、メジャーなのかインディーズなのかよく分からなくなってくる。

好き勝手やってる様子は変わらないから、両方のいいところどりができる居心地のいい位置取りと言えるのかもしれない。

相変わらずの中でも今回はフィリップが大活躍。ご都合満載ギャグアニメとして、便利キャラの威力をいかんなく発揮。

圧倒的な万能アプリ「どこでも島根」も重要な役割を果たす。でもまじめな話をすれば、手ごろになっちゃうとありがたみが薄まるのが地方である。

いまや国内の多くの場所が東京から日帰り圏内となっている中で、わざわざ行った感は実は売りですらある。

出雲大社が平成の大遷宮を迎えるなど、今年は島根が注目を集める年でもあった。景気回復と円安が重なっている中で、これからの季節、ますます熱くなることが期待される。

(70点)
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