東宝の映画だから、東宝シンデレラ>ホリプロスカウトキャラバン。
三池崇史監督は商売上手だと思う。
瞬間的に人の目を引く映像を作ることで「時間があれば観てみようか」と思わせる。関心を持った人の中から一定の割合が映画館に足を運んでくれれば、商業的には及第点だ。
昨年の「悪の教典」があったから、三池作品として大量殺戮自体に新味はない。そこで今度は描き方をずらしてみた。
それがダルマ、招き猫、こけしであり、赤いビー玉である。
「なんだ?これは」
期待値は「悪の教典」並みだとしても、見たことのない映像に対する好奇心の上積みが作用してしまう。
結果は本当に平凡なものであった。
ただダルマが、招き猫が、こけしが、生徒を殺す。以上でも以下でもなく、そこにコミカルな演出を加味するだけである。
だとしても、それで不満かと言われればそうでもない。それはもともと期待値がそれほど高くないから。これは本当に巧い。
ただラストのオチはいただけない。予告でさんざん使っていた出オチ的な映像を、本篇でもオチに使うなんて。
(50点)
三池崇史監督は商売上手だと思う。
瞬間的に人の目を引く映像を作ることで「時間があれば観てみようか」と思わせる。関心を持った人の中から一定の割合が映画館に足を運んでくれれば、商業的には及第点だ。
昨年の「悪の教典」があったから、三池作品として大量殺戮自体に新味はない。そこで今度は描き方をずらしてみた。
それがダルマ、招き猫、こけしであり、赤いビー玉である。
「なんだ?これは」
期待値は「悪の教典」並みだとしても、見たことのない映像に対する好奇心の上積みが作用してしまう。
結果は本当に平凡なものであった。
ただダルマが、招き猫が、こけしが、生徒を殺す。以上でも以下でもなく、そこにコミカルな演出を加味するだけである。
だとしても、それで不満かと言われればそうでもない。それはもともと期待値がそれほど高くないから。これは本当に巧い。
ただラストのオチはいただけない。予告でさんざん使っていた出オチ的な映像を、本篇でもオチに使うなんて。
(50点)
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