横並びで歩き出すテーマ曲。
「ありえねー」といえばチャウ・シンチー。それを超える映像がてんこ盛りだからか今回は「とんでもねー」ときた。
確かに大足やら宇宙空間に仏様やら、予告の段階で遊び放題の映像を確認したのだが、本篇のつくりは至って真っ当で、そもそも孫悟空は手の付けられない妖怪だったという話から、妖怪大戦争のような物語が展開されているのである。
孫悟空を含め全部で3体の妖怪が登場するが、妖怪の造形、ストーリー、アクション、どれをとっても三者三様で見応えがあり楽しめる。
が、基本的に未熟な妖怪ハンターの成長期みたいな話なので、いつになったら西遊記と繋がるのか?ひょっとして題名詐欺?と途中で思い始めたのだが、最後になって、実はまさしく全篇が西遊記のエピソードゼロになっていたことに気付く。
言われてみれば、確かにあれは豚だった。楽しんで観ながら最後にすとんと心地良く落ちてくるつくりは巧みだ。
これだけ娯楽要素満載の楽しい作品である割りには、地味な公開で期間も短く終わってしまうのは残念である。ちょっと残酷な描写があるからだろうか。
(80点)
「ありえねー」といえばチャウ・シンチー。それを超える映像がてんこ盛りだからか今回は「とんでもねー」ときた。
確かに大足やら宇宙空間に仏様やら、予告の段階で遊び放題の映像を確認したのだが、本篇のつくりは至って真っ当で、そもそも孫悟空は手の付けられない妖怪だったという話から、妖怪大戦争のような物語が展開されているのである。
孫悟空を含め全部で3体の妖怪が登場するが、妖怪の造形、ストーリー、アクション、どれをとっても三者三様で見応えがあり楽しめる。
が、基本的に未熟な妖怪ハンターの成長期みたいな話なので、いつになったら西遊記と繋がるのか?ひょっとして題名詐欺?と途中で思い始めたのだが、最後になって、実はまさしく全篇が西遊記のエピソードゼロになっていたことに気付く。
言われてみれば、確かにあれは豚だった。楽しんで観ながら最後にすとんと心地良く落ちてくるつくりは巧みだ。
これだけ娯楽要素満載の楽しい作品である割りには、地味な公開で期間も短く終わってしまうのは残念である。ちょっと残酷な描写があるからだろうか。
(80点)
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