Con Gas, Sin Hielo

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「映画ハートキャッチプリキュア!花の都でファッションショー・・・ですか!?」

2010年11月01日 23時24分39秒 | 映画(2010)
おしゃれさんの種まき、土づくり。


11月恒例、劇場版プリキュアが今年もやって来た。

TVのレギュラー放送も見なくなり、もう卒業かと思っていたうちの子だが、劇場版は早々と前売券を購入。

とはいえ、映画館では「入るところを知り合いに見られたくない」と言うなど、なんとも微妙な感情を露呈。アンパンマンの卒業はもう少しあっさりしてたんだけどね。

もちろん本作のメインターゲットは女児である。しかもパンフレットの広告を見るかぎり、中心は幼稚園からせいぜい小学校低学年であろう。

だから基本的には、かわいいキャラクターが出てきて活躍すればそれでいいのであるが、毎度のことながらシリーズの設定は妙に凝っている。この辺りは制作側のプライドなのだろうか。

レギュラー放送を見ていない者にとってはにわかに理解しづらいものの、かろうじて今年のプリキュアの軸が花とファッションにあることだけは何となく分かった。

で、舞台が花の都+ファッションのメッカであるフランスとなるわけだ。

園児の時点でおしゃれに目覚めさせるというのは、商業的におそらく正しい。どうせなら、世界で一番を目指すくらい徹底してやってほしいものだとも思う。

そんな今回のプリキュアだが、おしゃれな登場人物や展開が増えているだけではない。これは全員を登場させるだけで手一杯の春の「オールスターズ」と比較すると明らかなのだが、作り込み具合が段違いだ。

物語など、おそらく幼児では理解するのが難しいと思われるくらい、それなりによく練られている。胸を打つようなものでもないのだが、取り立てて不可もないと評価できる作品になっている。

さて、話題に上った「オールスターズ」劇場版だが、またしてもラストで予告が流れた。しかし、そこで驚きの一言が。なんと来年3月をもって最終作?らしい。

同じ11月に劇場を賑わす「ソウ」シリーズも7年目で終わったことだし、プリキュアの放送も7年で大団円となるのか。

まずは来年早々のレギュラー放送の入れ替わりを待て!(と意気込むほどのことでもないが)

(60点)
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