Con Gas, Sin Hielo

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「アメイジングスパイダーマン2」

2014年05月05日 17時23分08秒 | 映画(2014)
USJアトラクションの拡大版。


今年の正月はUSJで年越しをしました。あのアトラクションのスパイダーマンは旧シリーズをベースに作られたもの。

やっぱり「スパイダーマン」というと、T.マグワイアの印象が強いこともあって、実は「アメイジング」の前作は観ていない。

A.ガーフィールドのスパイダーマンは、T.マグワイアと比べると「陽」に感じた。

前作は違ったのかもしれないが、内省的に閉じこもることがあまりなく、悩みごとは恋人グウェンのことばかりである。苦悩するヒーローが続出する中でこれは珍しい。

でも、それはそれで悪くない。ぜい肉と言うと言い過ぎかもしれないが、物語を単純化することでメインのアクションに存分に注力することができる。

そんな今回の敵は、J.フォックス演じるエレクトロ。怪物と化す過程は、ヒーローものによくある悲しい巡り合わせであるが、それはそれとして、NYを舞台とした電流デスマッチが派手に繰り広げられる。

過充電がどうのといろいろ言って闘うが、この手の映画に綿密な辻褄合わせは求めないので、まさにアトラクションのようにバチバチと立ち回ってくれればそれでいい。

そういう意味では、電気のおかげでアクションシーンが暗くて見づらいということはなかったし、適度に無敵ぶりも発揮していたし良かったのではないだろうか。

ただ、宣伝でうたっていた複数の敵というのは少し盛り過ぎで、ライノなんてまったくの脇役だし、グリーンゴブリンも本番はこれからという感じが満載だった。

特に残るもののない娯楽映画なので、気分転換として割り切って観るのがいちばんかな。

エンドロールのおまけ映像は驚いた。本篇と関係ないでしょ。

(65点)
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