Con Gas, Sin Hielo

細々と続ける最果てのブログへようこそ。

「ジェニファーズボディ」

2010年08月05日 15時14分24秒 | 映画(2010)
ピントがズレたまま最後まで。


なんだか捉えどころのない映画だった。

場面場面を切り取ると切れ味も良く見られるのだけど、つなげてみると・・・よく分からない。

そもそもジェニファーとニーディの親友関係がよく分からない。凸凹はいいとして、時々「?」と思わせるような描写があって、で結局それは最後まで解消しない。

ジェニファーがバンドに付いて行った顚末も、その後ジェニファー自らが話したとおりだとはとても思えない不可解さがあったし(ジェニファー身の危険を感じるの遅過ぎ)。

悪魔に取り付かれたジェニファーの活躍が改めて振り返ると大したことないのも不満なところ。ビュッフェ状態のダンスパーティーをスルーとは。結局ライブハウスの火災の被害に遠く及ばないのは肩透かしだった。

その火災も、あれだけのものになるということはひょっとしたら悪魔が手を伸ばした所業で、イエスの化身であるニーディと宿命の対決なんて筋書きがあるのか思えば、それはまったくの考え過ぎで、悪魔の影すらまったく出てこない。

そんなわけで2人の対決も絵的にあまり盛り上がることなく終わってしまう。

結局これはホラーとして観るものではないということなのだろう。では青春映画かと言われればそうでもないし。

それにしても、M.フォックスはともかく、A.セイフライドも肉体派だったことに気付いた。

まあ飽きないで観られて、最後はそれなりにすっきりできるので、文句言うほどでもないレベルかと思う。

(50点)
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