ピアノと海と花との生活 Ⅱ

~創造する芸術~

オーケストラアンサンブル金沢第257 回定期公演

2009-03-24 | 音楽

 

                        

                      2009年3月6日(金)

              石川県立音楽堂 
 
         1・ハイドン/交響曲第100番ト長調「軍隊」Hob.Ⅰ-100
         2・ブルッフ/ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調,op.26
         3・《アンコール》パガニーニ/カプリース 第13番
         4・ビゼー/劇音楽「アルルの女」(抜粋)
         5・《アンコール》ビゼー/劇音楽「アルルの女」 ファランドールの終結部

        今日は全部大好きなプログラムで、井上さんの指揮!

          ハイドンは、この「軍隊」が1番すきなのだけれど、プレ・トークで井上さんも

          語っていらしたとおり、ピヒラーさんの録音の「軍隊」と、装飾音の処理の仕方など

          明らかにちがっていて、私は断然!井上さんの方が好き!

          すっきりとた、古楽奏法でのいい演奏。すごくよかったです。

          そして、チャイコフスキー・コンクール優勝の神尾さん登場。

          彼女のドキュメントなど、よくTVで見てましたが、この日も1番前の

          真ん中の席で、まさに目の前での演奏をきけた!

          井上さんが彼女はフェラーリといってたように、ものすごい迫力。激しい情熱的な

          炎のような演奏でした。1番前だったので、細かい弦も何度も切れているのも見え、

          強烈なブルッフ。

          アンコールの前には、井上さんが「弦が壊れそうなので、取り替えるそうです」

          と説明されて、観客はしばらく待ってる珍しい状況。

          確かに、そのあとのアンコールは、少し音も軽くなって、本人も弾きやすい感じ。

          ものすごい音を間近できいたという衝撃の演奏でした・・・

          休憩後のビゼーの「アルルの女」は、ペール・ギュントの時のように、組曲化された

          劇音楽を、物語の筋書き通りの順番に戻して演奏する井上さんのスタイル

          私もこれ大好きです。今回も最初から迫力あふれる演奏、すっかり物語の世界

          に引き込まれます。

          アンコールでは、井上さんのダンスがでた!会場と一体となって、

          5月のラ・フォル・ジュルネが今から楽しみになってきました。

          この日も、TV撮影があり、私の席は、カメラの前にあって、最初TV曲からのお詫びの

          文がお隣の人にもはってあり、すわれないのかとお隣の人からきかれて

          係りの人にききにいったりして、せっかくの井上さんのプレトークが、前できけ

          なかったことだけが残念・・・

 

          前回UPのニューイヤーコンサートの分と、2日続けて、TV放送ありますよ!

         3月28日(土) 16:00~ 北陸朝日放送(今回の)
         (地デジの方では,ハイビジョン5.1チャンネルサラウンドで放送!)
    

         3月29日(日) 21:00~22:00 NHK教育「オーケストラの森」(ニューイヤー)

 

        楽しみですね

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