2009年3月6日(金)
石川県立音楽堂
1・ハイドン/交響曲第100番ト長調「軍隊」Hob.Ⅰ-100 2・ブルッフ/ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調,op.26 3・《アンコール》パガニーニ/カプリース 第13番 4・ビゼー/劇音楽「アルルの女」(抜粋) 5・《アンコール》ビゼー/劇音楽「アルルの女」 ファランドールの終結部 |
今日は全部大好きなプログラムで、井上さんの指揮!
ハイドンは、この「軍隊」が1番すきなのだけれど、プレ・トークで井上さんも
語っていらしたとおり、ピヒラーさんの録音の「軍隊」と、装飾音の処理の仕方など
明らかにちがっていて、私は断然!井上さんの方が好き!
すっきりとた、古楽奏法でのいい演奏。すごくよかったです。
そして、チャイコフスキー・コンクール優勝の神尾さん登場。
彼女のドキュメントなど、よくTVで見てましたが、この日も1番前の
真ん中の席で、まさに目の前での演奏をきけた!
井上さんが彼女はフェラーリといってたように、ものすごい迫力。激しい情熱的な
炎のような演奏でした。1番前だったので、細かい弦も何度も切れているのも見え、
強烈なブルッフ。
アンコールの前には、井上さんが「弦が壊れそうなので、取り替えるそうです」
と説明されて、観客はしばらく待ってる珍しい状況。
確かに、そのあとのアンコールは、少し音も軽くなって、本人も弾きやすい感じ。
ものすごい音を間近できいたという衝撃の演奏でした・・・
休憩後のビゼーの「アルルの女」は、ペール・ギュントの時のように、組曲化された
劇音楽を、物語の筋書き通りの順番に戻して演奏する井上さんのスタイル
私もこれ大好きです。今回も最初から迫力あふれる演奏、すっかり物語の世界
に引き込まれます。
アンコールでは、井上さんのダンスがでた!会場と一体となって、
5月のラ・フォル・ジュルネが今から楽しみになってきました。
この日も、TV撮影があり、私の席は、カメラの前にあって、最初TV曲からのお詫びの
文がお隣の人にもはってあり、すわれないのかとお隣の人からきかれて
係りの人にききにいったりして、せっかくの井上さんのプレトークが、前できけ
なかったことだけが残念・・・
前回UPのニューイヤーコンサートの分と、2日続けて、TV放送ありますよ!
3月28日(土) 16:00~ 北陸朝日放送(今回の)
(地デジの方では,ハイビジョン5.1チャンネルサラウンドで放送!)
3月29日(日) 21:00~22:00 NHK教育「オーケストラの森」(ニューイヤー)
楽しみですね