ピアノと海と花との生活 Ⅱ

~創造する芸術~

東芝グランドコンサート2008 金沢公演シュトゥットガルト放送交響楽団

2008-03-04 | 音楽

        

        2008年2月6日(水)

                石川県立音楽堂 
 
          演奏 シュトゥットガルト放送交響楽団
           指揮 ロジャー・ノリントン
            ピアノ 小菅優

1..ヴォーン=ウィリアムズ 劇音楽「すずめばち(むずかし屋)」序曲
2.ベートーヴェン ピアノ協奏曲第4番ト長調,op.58
3.《アンコール》ショパン ノクターン嬰ハ短調遺作
4.ブラームス交響曲第1番ハ短調op.68
5.《アンコール》ブリテン マチネ・ミュージカル
6.《アンコール》シューベルト 劇音楽「ロザムンデ」間奏曲第3番

                   娘と東芝グランドコンサートに行く。

           N響アワーでも人気だったノリントンさん。どんな演奏だろう?と

           わくわくしていったら・・・予想以上の驚き!でした。

           まずビックリしたのが、ベートーヴェン。

           ピアノのセッティグが中央、小菅優さんが、真後ろを向いて、客席に背中

           を向ける格好!バレンボエムやアシュケナージが好きな弾き振りみたいだなあ

           と思っていたら、ノリントンさんは、ピアノの向かって左側に、客席を見る形で

           指揮してる!第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンが完全に2つに分かれて、少し

           各席に背中を向ける感じ。こんなピアコン、見たことない!

           以前からききたかった小菅優さん。幼少からヨーロッパに住んで研鑽を重ねた

           方で、プログラムにあった’天使の翼の先端が頬に触れた瞬間を感じさせる

           ピアニッシモ’まさにそのとおり!

           すばらしい演奏でした!綺麗!

           オケのほうは、やはりノンヴィブラート奏法。

           休憩後のブラームスがまたビックリ!

           最初から、すごい速いテンポ!あとは自由自在にテンポも曲想も、ノリントンさんの

           独壇場って感じ。2楽章と3楽章のコントラストが見事!4楽章のティンパニーも

           際立ってた。こんなブラームスもあるんだ~

           でもおもしろい演奏。各楽器が、かなり変化に跳んでいて、でも透明な感じ。

           娘も大喜びの一夜でした

 

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