おうどうもん(Oudoumon People of Hakata)

福岡周辺における祭りや四季の移ろいを・・・・・・

甘く香り立つスズラン (高原にひっそりと気高い香りを漂わせ) 《熊本県阿蘇市波野》

2017年06月05日 06時56分48秒 | 日記

 

スズランといえば真っ先に北海道を思い出す。

それは毎年この季節になると北海道から太宰府天満宮へ、某航空会社の手でスズランが花便りとし運ばれる。

飛梅の咲く頃には梅の花が北海道に送られている。そのニュースを毎年観ることになるので、きっと刷り込まれているに違いない。

 

スズランの自生地が阿蘇地方で発見されたのは昭和の時代で、それから保護をされ今では5万株に増えているという。

毎年来るわけではないが、スズランの花のも多くなったようだ。

ちょっと残念なのは、他の野草に阻まれて足元をよく見ていないと、どこにスズランの花があるかわからない。

スズランだけ残して他の野草を、刈り取ってしまうのは無理がある事はわかっているが。

もう少し主役の存在が分かるようにすると、スズラン見物に来た人も喜ぶと思う。

スズランは見頃だったが、平日だったせいかほかに誰も訪れてはいなかった。

スズランにしてみたら別に人様に見てもらおうなんて、これっぽちも思ってはいないのだろうが。