スズランといえば真っ先に北海道を思い出す。
それは毎年この季節になると北海道から太宰府天満宮へ、某航空会社の手でスズランが花便りとし運ばれる。
飛梅の咲く頃には梅の花が北海道に送られている。そのニュースを毎年観ることになるので、きっと刷り込まれているに違いない。
スズランの自生地が阿蘇地方で発見されたのは昭和の時代で、それから保護をされ今では5万株に増えているという。
毎年来るわけではないが、スズランの花のも多くなったようだ。
ちょっと残念なのは、他の野草に阻まれて足元をよく見ていないと、どこにスズランの花があるかわからない。
スズランだけ残して他の野草を、刈り取ってしまうのは無理がある事はわかっているが。
もう少し主役の存在が分かるようにすると、スズラン見物に来た人も喜ぶと思う。
スズランは見頃だったが、平日だったせいかほかに誰も訪れてはいなかった。
スズランにしてみたら別に人様に見てもらおうなんて、これっぽちも思ってはいないのだろうが。