BELLTREE号(GN125-2F)とGSX250Tで、どこまでも!

『カチャ』です。家族の白い眼もなんのその。
だってバイク楽しいんだも~ん!!

何度でも・・・プリズンホテルって最高!!

2017年01月19日 | 備忘録
前回記事で僕の好きな本 ダレン・シャン
について書きました。

少し調子に乗って・・・

浅田次郎 である・・・
い~や!! 
浅田次郎大先生である!

日本人作家の中で僕が誰よりも好きな作家
浅田次郎の実母が青梅 御岳山の
武蔵御嶽神社宮司の家系だそうです。
実は、我が家系も同じ武蔵御嶽神社宮司の
古い家系でして、この共通点からも浅田
に親しみを個人的に感じています。
(僕の家は分家なので神職では無いです)
まぁ、僕の事などはど~でもイイ・・・

浅田次郎・・・どの作品も秀逸です。
人情ものを書かせたら天下一品ではないかと
思っています。
その中でも・・僕が最も好きな作品・・・
プリズンホテル 

夏・秋・冬・春の4巻構成です。
春が書き下ろされたのが1997ですので、
20年前の本ですが、当然のように本屋
にも並んでいるし、ブックオフでも揃い
ます(笑)
電子書籍での販売もされていますね。
僕は本は紙で読みますが・・・

普通、日本人的感覚だと順番は春夏秋冬
ってなりますが、本作は夏から始まります。
意味が深いって思うし、うまいなって思う。
最後を 『 春 』 で終わらせる・・・
春は樹木の花のつぼみが膨らみ、冷たい地面
からは新しい芽がふきだす季節。
まさしく再生・・・
または日本では新学期や卒業、社会では
新入社員たちの入社・・・そんな旅立ち
だったり、希望に満ち溢れた季節・・・
そんな 『 春 』 が物語の最後。
うまいな・・シビレマス・・・

プリズンホテル・・・プリズンって牢獄の
意味・・・何を意味するタイトルか?・・

主人公 木戸は作家。その叔父は大ヤクザ
( ・・・っていうか時代遅れの侠客 )
主人公の作家はハッキリ言って人格破綻者
って感じ。読んでる内に、その心情も理解
出来るようになってくるし段々可愛くさえ
思えてくるんだけど・・・
その叔父のヤクザが経営するリゾートホテル
を舞台に、主人公の作家や従業員、宿泊客ら
の織りなす様々なドラマが始まります。

4巻ですので本を読む習慣の無い方には長く
感じるかもしれません。でも大丈夫(笑)
このプリズンホテルは楽~・・・に読めば
いいんです。難しい本じゃありません。

でもね、本作読めば わかります。

ものすごく笑えて、何となくムカついて、
何か共感できて・・・

そして 最後は・・・・
こんなに 感動出来るのか って
感動と喜び を、味わえます。


僕はもう何度この本を読んだかわからない。

VシネマやTVドラマ化も何度かされて
いますが、そちらは陳腐なだけ。

この本は 大好きな大事な本。
人として忘れてはならない
         人情がココに有る。

この本だけで浅田次郎のイメージを作る
と、間違いのもとです。
浅田作品は、他にも秀逸作品ぞろいで、
戦後日本を題材にした作品が多かったり、
歴史的題材があったり、中国を舞台とする
作品があったり・・・なんでもアリです。
中にはスゴク難しい感じの物も有ったり、
くだけた作品で浅田自身シャレのつもりで
書いたんじゃないかって感じの物があったり。
・・とらえどころの無い事も浅田の魅力だと
思います。

どの作品も共通項は暖かい人情・・・

もし、まだプリズンホテル読んだ事が無く興味
を持った方、本当にオススメします。

笑えて少しムカっと来て泣けて感動できます。
でも、その恩恵を受けられるのは最後まで
読んだ人だけ・・・その最後が希望の春!
笑えて少しムカっと来て泣けて感動できます。
最後の感動と喜びは 信じられないくらい心が
震えますよ~
 マジもマジ 大マジです!!

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (たま)
2017-01-21 17:44:15
私も電車通勤です。ローカル線の始発駅だから必ず座れるので読んでるか寝てるかですよ。
軽いのが好きなのでユーモア系やクスッと系ばかりですが、有川浩さんのベタベタ甘甘も好きなのは内緒です。
プリズンホテル、早速楽しんできます。
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たまさん こんばんは (カチャ)
2017-01-22 19:33:56
いや~・・・嬉しいなぁ・・・

きっと、楽しめると思います。でも、4巻最後まで
ガンバって読んで下さいませ。最後は電車の中
で読んでるとヤバです。

有川浩も何冊も読みましたねぇ。阪急電車とか
空の中とか図書館戦争シリーズとか・・・
今まで読んだ有川浩は甘々ベタベタ物じゃ無かった
から、今度挑戦してみます。
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