BELLTREE号(GN125-2F)とGSX250Tで、どこまでも!

『カチャ』です。家族の白い眼もなんのその。
だってバイク楽しいんだも~ん!!

GN250用社外17L特殊デカタンク塗装 NO,2

2016年11月04日 | 備忘録
さぁ行くぞ!GN250用社外17L
    特殊デカタンク塗装 NO,1の続き


中華タオバオで購入したGN250用特殊
デカタンク17L。このパチモンタンクを
キャンデイカラーで塗り直しています。
ここからは、サクサク進めます。
まだ取り切れていない塗装の残留物を
水砥ぎして落し切ります。240番ペーパー

綺麗に剥けた ツルンって

ここまで落とし切れば後が安心です。
中性洗剤でアワまみれにして完全に脱脂。
洗浄している間、頭の中で妄想プレイ
『 お客さん・・・どこから来たの~?・・
   あ~・・・中国の人~。 へ~・・・
        何やってる人~?・・・』

・・ゴホン・・妄想くらいさせてくれ・・・

素手で触らないようにビニール手袋を
はめて再度ベランダ干し。ドライヤーで
ブロウしました。大体水っ気を飛ばして、
約2時間後・・・完全に乾燥したのを、
ドライヤーでブローしながら確認。OK。
タンクの下地処理をしていきます。
ドライヤーブローで地金も温まり好都合。

まずは下地の準備処理 ミッチャクロンを
塗布していきました。ミッチャクロンって
染めQ(染色剤)のシリーズの一つで塗材
の食いつきが格段に上がる優れものです。

今回はプラサフはホワイトを選択しました。
このプラサフは思った以上にシャバシャバ
で、少し塗りにくかった。それとずいぶん
噴射塗材が細かく、噴射も広がるタイプ。
白って事もあるけど、中々白くならない。
ホワイトサフは上に乗せる塗材の発色が
良い方向が期待できるので今回採用。って、
云ってもこの上からキャンデイ塗装の下地
メタリックシルバー吹いて隠れちゃうけど。

裏側からシュ~・・・まぁ裏はほどほどに。

表は4~5回塗りました。 OKです。
Fフェンダーもプラサフ吹いて行きます。
メッキフェンダーですので普通は余り塗料
は乗らない。でもミッチャクロンが有れば
大丈夫V!サフ塗る前にシュー・・・

Fフェンダーもサフ塗りました。

サフは後で水砥ぎする。垂れても良いです。
ある程度の塗膜の厚みは作りたい。

タンクもFフェンダーも充分乾燥させます。
乾いたタンク・Fフェンダーをチェック
Fフェンダーのビス穴 穴塞ぎしたパテが
若干痩せた感じで、もう少しパテ盛るか?
仕方ない。やります。パテ盛って乾燥待ち。

タンクの方は水砥ぎ出来そうですが、面倒
なのでFフェンダーと一緒にやりたい。
Fフェンダーのやり直し工程に合わせます。

Fフェンダー穴埋めパテも充分乾燥した。
240番で砥いでいきます。

OKでしょう。プラサフ塗り直しします。

ついでなのでタンクにプラサフもう一層

タンク・Fフェンダーも乾きました。
プラサフ塗装面水砥ぎし肌を平滑化していき
ます。使うのは800番耐水ペーパー。


Fフェンダーもシャカシャカ・・・

800番平滑化は撫でる感じで砥ぎます。

結構うまく塗れているでしょ?水砥ぎした
だけでテッカテカ。一応水砥ぎ終えました。
砥いでいて気が付いた。目で見て分から無い
レベルの、小さなヘコミっていうか、ゆがみ
っていうか指で触り感じとってしまった。
気にいらない。直せる内に直します。

パテ盛りました。盛った範囲広く見えるが
実際に直したい部分はこのパテの1/10
位です。大き目にパテ塗り乾燥後に砥ぎ
再度部分的にサフ塗装。再度水砥ぎします。
**************************************
省略しますが上記再作業完了しています。
一旦台所中性洗剤でアワまみれにします。
     アワ?・・・
『 お客さん~どこから来た・・』
エ~イ!しつこい!もういいっちゅうの!
・・・失礼しました・・・

プラサフ完了。普通はこれで、本塗装が
出来る状態ですが今回の塗装では、まだまだ
キャンデイはやる事がある。下地メタリック
シルバー吹いてしまおう。

ここから集中力が必要です。慎重に大胆に。
キャンデイは下地が大事。綺麗に塗ろう。

・・・ヨシ・・・いいんじゃないか?

良く乾燥させましょう。
********************************
念を入れシルバーの上から捨てクリアを吹く
普通はやりません。でも手が掛けられるなら
是非やった方が良い。下地メタシルバーの
表面は金属粒子がバサバサと立った状態で、
細かい段差の面に平滑面作成するって事。
これから始まる少し複雑な工程の上でも、
マスキングテープ貼ったりセンター出し
したり何かとタンクに手出しする。
捨てクリアで後の扱いも楽になります。
プラサフ・シルバーの粒子が漂っている。床にも
若干堆積。掃除して綺麗な状態でスタート。

ヨシ!捨てクリアー吹きます。下地面作成の
強化的役割。タレは厳禁!!油断大敵!!

さぁ・・気を付けて・・・

クリアなので、わからないっすね(笑)

ふ~・・・いいでしょう・・・
充分に乾燥させます。
********************************
タンクもFフェンダーも捨てクリアー面が
乾燥したので1500番で水砥ぎして面を
出していきます。この段階で鏡面に仕上げて
おくと最終の上りがまるで違ってきます。

そして、また脱脂の為洗浄して、乾燥です。
・・・せ・洗浄?・・
『 やらせネぇ~よ~! 』

      ・・・・・・・・ イジワル ・・・・・・
***************************************
さ~・・やっとスタートラインに立ちました。
今までのはただの準備運動。これからが本番。
手が掛かっているって思う?イヤイヤ・・・
これからは、こんなもんじゃないっす!

もっと手が掛かります。これから本番だけど
ここからがキャンデイ塗装の難しく面倒臭い
ところ。しかも一つも手を抜けない。

ここまでは比較的サクサク進めてきましたが
ペースダウン。ここからは慎重に・大胆に!
気を引き締めていきます。

写真は蒲田の手芸の殿堂 『 ユザワヤ 』

手芸好きの奥様・お嬢様ご愛用の有名店です。
今、なぜココに『 ユザワヤ 』が出てくるか?
今後の塗装に関係する大きなヒントです。
男一人では入りずらい。カミさんに付き合って
もらいました。目当ての物が手に入りました。
あっ、パールとか金属粉とかじゃ無いですよ。
何でしょうねェ~?(笑)
もう少し後の工程で使用します。
***************************************
キャンデイシェンナーのベース色どうしよう。
通常スプレー缶のキャンデイ塗装のベースは
メタリックシルバーを吹くだけです。今回は
特殊技法でシェンナー(オレンジ)塗る。
Netでお勉強色相関表って物らしい。

色の補色関係です。反対色は避けた方が良い
感じ。色相関表の対角にある色(反対色)を
掛け合わせると黒または濁ったグレーになる。
キャンディー塗装は透明感が特徴。それでは
効果が薄れます。対角色は使わないというだけ
で対角よりズレた色同士は有り。ただしラップ
塗装等で下に作った模様をハッキリと際立たせたい
場合は反対色や黒を通常使います。

この文章も今後の工程上の大きなヒントです。

さぁ~て・・シェンナーどうしようかなぁ。

お楽しみに(笑)

NO,3に続きます




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2 コメント

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ゴイスー (かんち)
2016-11-05 16:49:13
しかし、凄いですね。(^^;

バイタリティーというか、執念というか…
クラフトマンの鏡ですね。

ここまで、手を掛けてもらえるGNは幸福者です。
(⌒∇⌒)ノ""
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かんちさん こんばんは (カチャ)
2016-11-05 19:29:00
変態さん遊びは楽しくて仕方ありません。

こういうの、やりだすと、とことん こだわっちゃうの(笑)
返信する

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