39ギター

35年ぶりに弾き始めたクラシックギター
神経痛と戦いながら
どこまでバッハに迫れるか
蝶も花もアーチェリーもあるよ

フーガの技法が産まれたいきさつ

2012-11-27 22:44:03 | レコード盤

こんばんは
今日はどうも調子の悪い日らしい。
いつものように風呂上がりで腕の暖まっている時に弾いたのだが少し弾くとどう言う訳だか左の小指が痛い弦を押さえると第二関節あたりが軽く傷む、キーボードを打っていても小指を使うと傷む。
まあ、昨日たくさん弾いたので疲れたのだろう、練習の鬼も今日は休めと言うことだ。
・・・
と言うことで今日は早めにレコード鑑賞へ移行する。
今日のレコードは「フーガの技法」
カール・ミュンヒンガー指揮
シュトゥットガルト室内管弦楽団

Dsc01461

まあ、フーガの技法としては一番メジャーな演奏だろう。
同じ録音だと思うがCDも持っていて普段はCDの方をちょこちょこ聞いている。
何となくアナログ版の方が耳に易しく感じるのは気のせいだろうか・・・
フーガの技法は特に楽器の指定がされてないのでいろいろな楽器や編成で演奏されているらしい。
中古レコード店でもいくつか盤を見つけてあるが、他の盤を優先していたのでまだ店においてある。
おそらくボクしか買わないと思うのでなくなるのではないかと言った心配は無い。
このジャケットの模様はフーガと言うものをイラストでよく表している。
単純なモチーフの提示から始まり徐々に声部を広げて行き、複雑に展開されながら壮大にあるいは静かに終わる。
4段で構成された声部にモチーフの基本形や拡大・縮小あるいは反転した模様が見て取れる。
解説を読んでいるといろいろと分からないことが書いてあるが、こんなことが書いてあった。
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「何故バッハは<フーガの技法>を書いたか?」と疑問を抱くのは厚かましいことではない。むしろ適切でさえある。フーガ形式は他のどんな音楽構造よりも、作曲家の推理について行くためには聴衆にも作曲家との共同作業を期待する傾向がある。その意味でバッハの構成意図を大筋だけでも追おうとしないで<フーガの技法>を聴き通そうとするのは、単語を一つも理解しないで外国語のニュースを聞くよりも幾らかましであるに過ぎない。
~~~
ちょっと分かりにくい表現だが、まあおそらく
フーガの技法が産まれたいきさつを知って聞けばもっとフーガのことがよくわかるよ・・・
と言うことだろう。
まあ、あまり難しいことは言わずにバッハの雰囲気を存分に楽しみましょう。


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